私大英語実戦テスト第4回

今回も映像授業での設問解説では詳しく触れることができなかったけど大切なポイントを上げておきました。ぜひ、レベルアップに役立ててください。

段落メモ

① 言葉の性質機能をほとんど考えていない
② どの社会にも言葉あり
③ 言葉は重要
  なぜなら知識を伝え文明を発達させる
④ 書き言葉よりも話し言葉の方が大切+量も膨大


本文中の語彙・読解のポイント

① 
give little thought to ~ 「~についてはほとんど考えない」
ℓ2  its =  speech's 


Wherever S' V',  
「S'がV’するのはどこでも」
or 「たとえS'がV'しても」= no matter where S' V'

a means of ~ 「~の手段」
「手段」の意味では単数扱いでも、複数扱いでもmeans


unquestionably, 「間違いなく」


ℓ20  It is true that S' V'.  However, ・・・.
     「たしかにS'はV'だが、・・・」


 ここが大切!
 
It is true that S' V', but ・・・.
 「たしかにS'はV'だが、・・・」
 ※S'V'は「一般論」であることが多い。
  つまり、「一般論」≠ 「筆者の主張」
 主張は逆接のbut, howeverなどのあとの・・・の部分!

output  「生産量」
printing「印刷物」
transmit「~を伝える」
may very well = probably
indication 「指標」


設問に関するポイント
問1
(1)  ℓ1,2  We ~ give little thought to its{=speech's} nature and function. 
  「私たちは言葉の性質や機能についてほとんど考えていない。」
  ⊖マイナスイメージ
        ℓ4  therefore, 「したがって」順接につながるつなぎ言葉なので、
   その後も⊖マイナスイメージ
  選択肢 (ア)experience    (イ) undertake    (エ) notice は
  マイナスイメージなし。
  (ウ) overlook =  fail to see 「~を見過ごす」で⊖マイナスイメージ

ココが大切!
 つなぎ言葉「discourse markers」の中で、
特に、「順接」「逆接・対比」に注目することで、
前後の⊕プラスイメージ、⊖マイナスイメージの
論旨の展開を捉えよう!
注目すべきdiscourse markers 
 ①逆接 
「しかし」but S’ V’ / however, / yet S’ V’ / though,
 ②対比
「一方」while S’ V’ / whereas S’ V’ / where S’ V’ / on the other hand
「対照的に」 by contrast / by comparison
「それどころか」 on the contrary / rather
「逆に」 conversely

問3に関して、
Wherever human beings live together, they develop a means of talking to each other

wherever S' V'は
①場所を表す普通の副詞節を導き
 「S'がV’するところはどこでも」
    ex. You may go wherever you want. 
②譲歩の副詞節を導き
 「たとえどこでS'がV'しても」
     ex. I will be with you, wherever you go

ここでは、①の「人間がともに住んでいるところはどこでも」の方が、「互いに話をする手段を作り出している」地球上の様々地域における現状に自然につながる。
②の「たとえ人間がどこでともに暮らそうとも」は文法的に不可なわけではないが、「海の中でも」?!と極端な例を考えると不適なことがわかる。



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