(続き)会計思考を学ぶセミナーに参加してきた

会社のうつわをでかくするバックオフィス業務の学校「社会的企業のための会計思考」の参加レポートの続き。DAY3,DAY4。

当日の気持ち

今日で私のレベルは何になるんだろう((o(´∀`)o))ワクワク

「前回の演習をもう一度やってみましょう」

えー、また!?顔が曇ったのを見逃さない講師。良く見てる(笑)
戸惑いながらもできた!自信につながる。

講義の続き。減価償却費の考え方

一時期コインランドリーが増えたのも、節税対策らしい。即時償却が可能なので節税効果が大きいと。(現在は法整備され、見直しされている。)ヘリコプターやクルーズも同様。ほー。だから金持ちはクルーズを買うのか!?

「資金繰り表をつくってみよう!」

初めて見る資金繰り表。パン屋さんになったつもりで数字を当てはめてみる。初期投資が重くのしかかり、黒字化まで何年かかるのか思いやられる。1年で回収しようと思うと、毎月パン何個売らないといけないんだ!?出店したものの客足が伸びないとか、本当に死活問題なんだな。そういえば、近所にもすぐ閉店したお店があったな…と思いを馳せる。

サブ講師の方に普通何年で回収するのかお尋ねしたところ、大体10年とか。1年で返せる人はそもそも借り入れしないとのこと。ほー。そういうこと何も知らない自分に気付く。薄利多売で店舗経営されている皆様の苦労を垣間見る。コロッケ屋をやっている妹夫婦を思い出す。応援したいお店の商品は積極的に買おうと再度心に誓う。

「経営改善のためにどうしたらいいか考えよう!」

4人1組でワーク。パン屋さんという設定はそのままで、課題としては、近隣に競合店が増えているとか、スタッフの接客が悪く口コミ評価が低いとか、諸々。

さて、この資金繰り表から何をどう読み取ればいいんだ!?と思っていたら、経営者の方(以下、Aさん)が「2店舗目を出店しているのに売上が上がっていないことが一番の問題だと思う」と。あー、ほんとだ!

そこから「元々の期待値はどうだったのか」「解決すべき課題の優先順位をどう考えるか」等、バックオフィス支援のプロ(以下、Bさん)がメモを作成しながら、サクサクと議題を提示。やだ、かっこいい❤

そして広報におけるオールラウンダー(以下、Cさん)がこれはこういうこと?と認識をすり合わせしてくれる。…みんな有能すぎんか?

私は課題解決のための方策を思いつくままに発言。ノープレッシャーで伸び伸び発言させてもらいました。お互いの意見を面白がる雰囲気のおかげで、「もうセルフレジで良くない?」「委託販売で競合他社と協働しても面白いかも」「什器はサブスクでいいよね」「インフルエンサーの力を借りよう」等、自分だけでは思いつかなかった発想がたくさん。

最終的には「1店舗目はパンマニアが集うお店作りにリニューアル」と方針が決まり、資金繰り表に数字を当てはめる。従業員にどういう動き方を期待するか、何にお金をかけるか等、メリハリのあるアクションプランになった気がする!そして、熱くパンについて語りだすA氏。もう本当にパン屋をやりだしそう。

グループ毎の発表

アプローチの仕方が全く違った。面白い発見。別グループの発表は、本当にコンサルが提案しそうな内容、とお墨付きをもらっていた。すごーい!
うちのグループは取組内容が面白いと言っていただきました。楽しかった!

考える順番

1.固定費削減
2.限界利益率の改善
3.売上増加
がセオリーらしい。へー。限界利益って何が限界なんやったけ、と思いつつ、後で調べる。限界利益とは:売上高-変動費

セミナーを参加して伝えたいこと

・人間、何歳からでも学べる。
・スキルアップを目指して誰かと一緒に勉強するのは楽しい。
・協働することで自分になかった視点が得られる。

で、レベルはいくつになった?

聞くの忘れた。でも、資金繰り表を見ながらアクションプランを考えられれば十分!と聞いているのでそこそこのレベルなはず!

田中慎さんが講師をつとめるセミナーは、楽しく学べるのでお勧め。
次はこんなセミナーを開催されるそうです。是非参加してみてくださいねー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?