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347/1096   みな「反対」の要素を持っている

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で347日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下から「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

347日目、今日はドイツに数日間の滞在をするため朝から支度して家を出た。せっかくだから、旅行中はライブ日記を書いてみよう!

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ロミオとジュリエットで有名なイタリアのヴェローナという街を抜け、オーストリア国境までまだしばらくの地点でこれを書いている。まだ山に入る前の、イタリア国内。高速道路そばの、大きな葡萄畑だ。

しばらく走って、北にはミュンヘン、左手にはスイス。まるで空から大きな蓋をされたような真っ白な厚い曇り空、ただただこの雨が長丁場となることを知らせるために力なく落ちて無気力な音を立て続ける雨粒。ひどい渋滞にイライラする夫、煙る山……

そして北上するにつれて気温が下がっていく。この状況はわたしに、夏が別れを告げて荷物をまとめて出て行って「鍵はいつもの下駄箱の中」と置き手紙を残して去ってしまった、みたいな気持ちにさせてくれる。そして寒さの嫌いなわたしには、いつものことと言って笑い飛ばす余裕などどこにもないのだ……(古ネタすみません

わたしはヴェネツィア以北に行くたびにどこかで気持ちが沈む。とくにオーストリアやドイツは、イタリアに比べ圧倒的に寒い。そして天候が悪い。雨がいつまでもいつまでも降る。

どうやらこのまま、日本の日付が変わってからもドライブが続くようだ。なので、毎日投稿は車の中からの更新になる。せっかくどこかに寄って写真を撮ってお見せできたらと思っていたのに!

おや?なんかおかしいと思ったら、フロントガラスに打ち付けられる雨粒に、氷のつぶつぶが混じっているではないか!9月序盤からみぞれが降るだなんて、嘘でしょうって〜!!

昨夜、ヴェネツィアの我が家では冷房を入れていたんだぞ!信じられない……
わたしはオーストリアにもドイツにもスイスにも住めないぞ……ぜぜぜ絶対に無理だ!!

上の文を書いてから数分。オーストリアとの国境目前、雨は夜更け過ぎなくても、雪へと変わった……まだ9月も序盤だというのに、雪……写真ではあまり伝わらないけれど、すでに積もり始めている…

渋滞で車はなかなか先に進まないし、1日の計画は崩れてしまった。この状況ではとてもではないが楽しきものになる気がしないため、今日はもう日記はやめやめ!

土の上にどんどん雪が降り積もって、ものの数分で白くなってしまった。。そうそう、土といえば、昨日わたしはこんなことを思った。

土の匂いを嗅いだとき、みなさんはどんな感じがするだろうか。いい匂いだと言う人も、懐かしい匂いだと言う人も、生命力を感じると言う人も、好きだという人も嫌いだという人も、いろいろいるだろうと思う。

土というのは枯葉や動物や昆虫の死骸などが腐って、微生物の働きにより分解されて堆積したものだ。
わたしはそのことを思っていて、それは死の匂いであり、生の匂いだと思ったのだ。どちらでもあるのだ。死の匂いと生の匂いは、同じものなのだ!

生と死はひと続きのものだとわかってはいたけれど、なにか紐の端と端がつながって、輪になったような感じがした。

(書く間にもさらに積もってきた……!)

これと同じように、反対の要素というのはつながっていると思うのだ。別れは出会いを、誕生は死を、破壊は再生を、光は闇を持っている。

ぐうたらな人は几帳面さを、
勤勉な人は怠惰なところを、

頑固な人はいい加減さを、
怖い人は脆さを、

持っているものだと思う。
だから、反対側を咲かせているのだと。

このことを知っていると、人や出来事を見るときの感覚が変わって、わたしたちに余裕をもたらしてくれる。
とても口調のキツイ人は怯えを、とても柔和に見える人は厳しさや芯を、ひょうきんな人はとてもシリアスなところを、持っていたりするものだ。わたしはこのことを思うのが好きだ。

人の反対を思うことで、その人のことを決めつけずに済んで、そこに囚われなくてよくなるときがある。

怒りっぽい人に出くわしたときにも、この人はこの怒りっぽさを、なにか反対のところを守るために身につけたのかもしれないな、と思ったりすると、その人の怒りに巻き込まれずに済む。

leberkäseというドイツのミートローフが挟んであるサンドイッチを食べながら、オーストリアのインスブルックを抜けて、ドイツとの国境に向かう。

(サンドイッチ、あまりにも空腹だったため写真を撮るのも忘れてしまったけど、leberkäseとは、こんな食べ物。これを辛子とともにパンに挟んだサンドイッチが、どの高速道路のサービスエリアにもある。これがとても美味しい!ドイツでいちばん好きな食べ物はこれかも……)

なんでも反対を持っているのだとしたら、寒い国にも暖かさがある。
かまくらの中に、温もりがあるように。。

悪天候の寒いドイツに、今回も晴れ晴れとした温もりを見つけに行きたいと思う!

それではまた、明日!!

**【東京・トークライブのお知らせ!!】

11月に、なんとあの「いばや通信」の
坂爪圭吾さんとトークライブを行います!!**

テーマは「ファンタジーの魔法の使いかた」。

現代の「禅を極めた一休さん」のような
皆さんご存知の「奇跡の存在」坂爪さんと、

この世界に生きる不思議や面白み、過去にも未来にも囚われないで今を生きることについて、それから誰もが使える「ファンタジーの魔法」の使い方について、105分間を語り尽くします!!

いや〜坂爪さんをご存知のお方ならば、どんな常識外の発言が飛び出すのか、未知で想定外で、ソワソワな場になることだけは想定内かと思います。(こ、怖い…!!笑)

わたしはひたすら、秘行だけを携えて、そんな場をただ半眼で見つめながらも、みなさまと一緒に超絶ソワソワしたいとおもいます。(怖い…!笑)

とは言えこのわたくしめ、日頃はとても真面目でまともな話ばかりですが(嘘つけ!)、この日は仲良しの圭吾さんと不思議な話を炸裂させたいと思っています!!!

どうかみなさん遊びに来てね。

真面目な、変な、常識外れな、不思議な、変人なご質問も遠慮なくしてくださいね〜❣️

この珍イベントの場で、みなさまにお会いできるのを楽しみにしてます!!

https://tanjyu.stores.jp/items/5d70d6dd00631f23c2c83c97


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イタリアに居住。30歳から意識の学びと研究を続け、2012年に秘行瞑想を考案。奇妙な人生を綴った「義理歩兵自伝」を執筆後、ワークショップや講演を行う。秘行コースを運営するほか、オンラインサロン『女塾』塾長を務める。HIKAKINさんと猫と音楽が好き!!
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