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1074/1096【質問まとめ】機嫌の悪い人がそばにいるときは、どうすればいい?

吾輩は怠け者である。しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、己の夢を叶えようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で1074日。
※本題の前に、まずは怠け者が『毎日投稿』に挑戦するにあたっての日々の心境をレポートしています。点線以下が本日の話題です

1074日目。本日は晴天。秘行上級コースの開催日なり。忙しいなり。そしてわれ、寝不足なり。娘はワクチン後で発熱中。家のあちこちに不具合が出て不便極まりなし。総括して、われ絶好調なり。

いやあ~まさに地球人らしいこの環境、この問題、この状況たちよ。もうこれは、萌えの対象である。地球環境・地球人生活萌え…エモいな面白いな。
そんなわれは、ド地球人なり。

地球に人間になりに来た、というこの自分のセンスにしびれます。みんなすごいなあ。地球にくると本当に地球人がたくさんいて、宇宙の中で活動していてすごいと思います。自分がその一員なのが嬉し誇らしい毎日です。

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機嫌の悪い人がそばにいたらどうしたらいいのか。このようなご質問をいくつもいただくのですが、わたしの好きな回答はいつも同じです。機嫌の悪い人がそばにいたら、できるかぎり全力で自分の気分が良くなったり落ち着いたりするほうに切り替えるのですね。

このときに、機嫌の悪い人のことを考えながら、機嫌の悪い人に構いながら、その機嫌の悪い人のことを許したり好きになったり、こちらでなだめて機嫌を良くしてあげたりすることで自分も気分が良くなろう、とする人がいますが、大人が相手だとこれはうまくいきません。文字通り相手の機嫌の悪さは相手の領域のことなので、丸投げのお任せです。その代わり、こちらの機嫌はこちらの領域のことなので、自分で丸々引き受けるのです。

いわば、相手の不機嫌はスルーです。無視です。嘘でしょってくらい他人事。大丈夫かと怖くなるくらいシカトです。相手を信頼して、相手の不機嫌を全力でシカトするのですよ。これを知らない人がいるのです。不機嫌にはきっぱりと線引きをしていいのです。

これって、慣れないうちはとても大変だと感じると思うのですが、とにかくチャレンジです。不機嫌な人がそばにいて、その人から影響を受けそうになったら、あるいは受けてしまったら、自分さんの注意をそらしてあげるのです。もうね、そこに全力を注ぐのです。全身全霊です。

どのくらい全力かって、それはもう、たとえばもしもあなたに自分の感情を読み取ることのできるセンサーが付いていて、そのセンサーで不機嫌から逃げてご機嫌な方にメーターが動いたら、なんと一億円を贈呈します!!と言われてチャレンジしているときと同じくらい、です。

不機嫌なんかに構ってる場合じゃないっ!!もう今はそれどころじゃないんだから。とにかく好きなもん観るぞ、嗅ぐぞ、食べるぞ、踊るぞ友だちと話すぞ、なんなら今から爆唱だァ!気分爆上げしていくぜェ~~!!!!と、このくらいやるわけです。あるいは感動映画とか気分を鎮める音楽とかに頼って愛と癒やしと休息に身を委ねて好きなだけ緩んでふんわりする。これがまさに、自分を全力で愛するということです。

不機嫌から注意をそらそう、気分を落ち着けよう、なんなら今から機嫌良くなろう。と思ったとき、さて、あなたはその場でどうしたいと感じますか。まずとにかく、真っ先にその不機嫌な人から離れたいと感じる人が多いと思います。その人のそばにいて不機嫌波動を浴びるのも気分は良くないし、それに視覚的にもやはり影響が大きいからですね。そう認識したら、スーッと離れるのです。

そしてそこから、自分のために怒涛のご機嫌取りをしてみましょう。

好きな音楽を聴く。
好きなアイドルを観る。
漫画を読む。
音楽を聴いてそれに合わせて踊る。
誰かに連絡して楽しく話す。
ゲームアプリを開く。
漫才を観る。
自然の雄大な景色を見る。

このような、なにか夢中になれたり、気分が思いっきり別のところにいくものにすぐに触れるのがいいです。それから、本能や身体的快楽を使ってみてください。たとえば飯テロ画像を観る、美味しいものを食べる、エロ動画を観る、気持ちの良いストレッチやマッサージをする、眠る、など。

そしてただ思ってみるのもいい。今このとき、中国のどこかで畑を耕す人がいる。スペインのバルで喧嘩をしている人がいる。カリブ海に浮き輪で浮いている人がいる。地球が回っている。静かにこの世を去ろうとしている人がいる。今まさに命がけで出産中の人がいる。そしてちょうど今このとき、自分の目の前の人が、不機嫌になっている。

深呼吸ができるとか、ニタニタできるとか、雄大で落ち着いた気分になる方向が良いのです。即効性があるのは、不謹慎と不埒なこと。親や彼氏や夫がイライラして怒っている最中にも、自分は別部屋でアイドルの股間を穴が空くほど見つめて浸るのです。このあと食べるものをクックパッドをよだれをためながら眺めて探し、いちばん食べたい料理画像の味を半眼で想像するのです。あるいはファビュラスなアロマの香りの中でマーベラスでヘヴンリーな気持ちでいるのです。ねえ美香さん。

そばにいる人が不機嫌になったら、すぐに食やエロや身体的快感やその他の楽しみを利用して、異次元に行く。ご機嫌のブラックホールに吸い込まれてさようなら~

で、これをやってみようとするとわかるのですが、

「機嫌が悪くなった人のことやその人との関係が気になって、別世界に飛んで楽しんでいてはいけないような気」がしませんか。

機嫌が悪くなった人にかまってしまう。放っておいてはいけないと考える。無視してはいけない気がする。自分が楽しくしてしまったら不機嫌な人に不機嫌でいることの許可を与えることになる気がする。これが、あなたがいつも自分の目の前に不機嫌な人が現れる経験をする原因のひとつです。

不機嫌な人を構ってしまうと、その人は不機嫌になると構ってもらえる、ということを覚えてしまいます。試しに不機嫌な人を毎度のように構ってなだめてあげてみてください。質問をくださった方はみな一様にこれをしているのですが、事あるごとに相手の不機嫌を発動させてしまっていますよね。これは自分とその人の成長を妨げてしまいます。

だから、不機嫌を構わないのは愛でもあるのです。

不機嫌な人にとってみれば、不機嫌が通用しない。相手は相手の世界にいて楽しくしてしまう。自分の世界に引きずり込めない。怒ってもダメ。相手はますます自分から離れてしまう。そして悠々と楽しくしている。すると、最後には話してみるしかないのだとわかります。このプロセスを、ときには相手を失ったりしながら経験していくほうがずっといいのです。

「不機嫌な人を放っておいて、その人から離れたり、場合によっては関係を解消してまで自分のご機嫌取りだけをするのは悪いことなのではないか」と考える人もいますが、それはおこがましいぜよ。自分のご機嫌も取れないうちに、我慢を駆使して人のご機嫌を取ってあげようだなんて、どだい無理なことなのです。だから同じ状況が続いてしまうのです。まずは自分の安心をなにより大事にしましょう。

相手のご機嫌さえ取ることができれば、この夫婦関係が続く。家庭が続く。だから子どものためにもなんとか相手を変えられないか…と考えて我慢に我慢を重ねている人もいますが、まずお母さんが我慢を重ねている家庭って、幸せなのでしょうか。

子どもさんも、お母さんの背中に「自分が辛くても相手の機嫌を取って我慢して生きる」姿を見てそれを学んでしまいますよね。それは子どもさんにとって嬉しいことなのでしょうか。

それにどちらにせよ、他者のことは変えられないのです。相手の不機嫌のお世話をしているからこそ、長年おなじことが続いてしまうのです。

誰かが不機嫌になったら、即座に自分の落ち着きとご機嫌を死守することを始めてみてね。身体と、知恵と、愛とを使って、認識の変化を起こすことをしていきましょう。これをしても何も良いことがないと考える人っていますが、内側が変わることでその人にリフレクションする現象が変わる。これに、例外はないのです。

全集中のご機嫌取りで、外部がどうなっていようともいつもプレシャスな気分でいることよ。ねえ美香さん。はい、お姉さま!というわけで今日は、不機嫌な人がそばにいたらどうすればいいのかといういくつかのご質問について、共通してお伝えしたい回答のシェアでありました。

それではまた、明日ね。


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