見出し画像

小栗旬さんの姓名易断5️⃣

51才からの10年毎の運勢を観て行きます

51才から60才は天山遯ですキーワード

退避、隠通、退くなり、退職。

卦辞
君子は速やかに退くことによってその道を全うできる。

小さな事なら今までどおりにやってうまくいく。

象伝
天に対して下から山が迫っているさまが遯である。

君子はこの象に則って、憎むことなく、しかも厳として小人を遠ざけるのである。

早く引き上げるべきで長く止まらないことが肝要であるということである。

一見消極的な考え方のように思われるが、満つれば欠け、欠ければ満つる陰陽消長変化をコントロールしょうとする積極的な態度と考えます。

のがれるべき時機、変化の道を知ることができないのは危険です。

人事を尽くして天命を待つことである。

占いの目安

われに利なく引退のときで危険あり。

手を引いたほうが安全。

運勢苦しいときで内部から崩れることが多い。

希望は達成されず、間違いを起こしやすい。

当面の問題は手を引いたほうがよい。

意見の通らないときなので、見栄や外聞にとらわれず、退いたほうが勝ちである。

すでに衰運の兆しが見えている。

辞職や転職することがある隠遁のときとしては吉。

消極的ではっきりしないときである。

仕事

うまくゆかない。

訴訟など手を引いたほうがよい。

ふところもさびしいときで当方は不利で自分の意見が通らない。

見切りをつけて退いたほうがいい。

先細りである。

勝負は負け。

愛情・結婚

生活と結びつかず、不安定である。

互いの心は別々にすりぬけている。

諦めの境地にある。

凍えそうな灰色の関係で、無駄の出費が多い。

暫く別れていたほうがよい。

家庭事情に問題があることが多い。

結婚していても別離になりやすい。

運勢
世界でいちばん高い山といえばエベレスト山ですが、エベレストといえども天には届きません。

天山遷の卦にあたる年は、何を試みてもあまりうまくいかないのです。

ある程度までは順調に進むかもしれません。

しかし、そこから先は、押しても引いても前には進めないわけです。その意味で、この卦は、衰退の気運を内にはらんでいます。

進みようがないわけですから、退くしかありません

信頼していた人が、逃げていってしまうのです。

いままで順調に進んでいた事業だったのに、もっとも大きな取引先が突然倒産したりするのもこの年です。

妻が浮気をしたり子どもが非行に走ったり、娘さんが駆け落ちしたりするかもしれません。


しかし、だからといってジタバタする必要はありません。

山のように泰然自若としていればけっして悪い結果にはなりません。

山の氣が天の氣をしのぐことはできないのです。

山の氣を生かすようにふるまうのがいちばん得策だといえましょう。

去る者は追わず、という言葉もあるように、こうした卦のときに離れていく人は、引き留めても、 将来運気を奪っていきます。

それならむしろ、たとえこの十年間は、運気を吸い取られるような気がしても、じっと我慢していたほうがいいのです。

とても難しい時期ですが、我慢をすることによって天の氣と山の氣は協調し合い、小栗さんの山の頂上だけには陽光がさんさんとふり注ぐでしょう。

61才から70才は雷山小過です。

キーワード

少し過ぎる、消極、過失、過度。

卦辞
願いごとはかなう。

ただし正しい道を守り続けた場合にのみ利を得られる。

小事にはよいが大事にはよくない。

鳥が鳴き声を残して空を飛ぶ。

高みに昇れば行き場所を失い、地に舞い下りれば憩う場所を得られる。

こうした謙虚な心がけであれば、大吉。

象伝
山上に雷鳴が大げさに轟くさまが小過である。

君子はこの象に則って行ないは恭しさが過ぎるよう、服喪は悲しみが過ぎるよう、金銭は倹約に過ぎるようにと心がけるのである。

飛鳥の象は飛び去ってしまう悲しみ、心細さ、手にとることのできないるどかしさを含んでいる。

門前に兵有る家は、門前に兵がいて出れば危ない。

すすむことができないもどかしさである。

いずれにしても有限でありながら無限を望み、時間的なものでありながら永遠性を望み、心にまかせぬ憂愁と孤独のさまである。

大事件や大きな災いはないが過失や気苦労は絶えない。
心が離れていく卦である。

占いの目安

小事はよいが大事はむずかしい。

過失あり、くいちがいがある。

小さいことはよいが、 大事をすることは無理なときである。

掛け声は大きいが、 実賞が伴わない、 少し時期を失っており、万事、意に任せないことが多い。

控え目にしないために災いを招く。

人間関係がすんなりといかないで互いに意志が通じないときである。

金が思ったより入らず支出がかさむ。

親しかったものが遠になったりして寂しい思いがする。

過失が多いときである。

仕事

小事はよいが大事は調わない。

気苦労が多く経費もかかる。

分裂して破談になりやすい。

小さなミスが目立つ。

先方のほうから出てくることはない。

勝負は負け。

愛情・恋愛

互いに並行線でうちとけることができない。

自己中心的で冷たい戦争がく。

相手を疑い傷つける。

恋が実っていても、もうすぐ消えそうである。

相手には隠れた異性がいることがある。

生活上の問題もからんで別離の兆しがある。

気苦労が多い。

一度別れたら戻ってこない。

心が通じないもどかしさがある


 運勢
今は耐えるときです。

「動かざること山のごとし」の言葉が教訓となるでしょう。

この卦は、山の上を雷が閃光を発しながら轟音を発している光景の象徴ですが、雷の氣が襲いかかっていると解釈してよいのです。

山のように泰然自若として、動かずにいるのが賢明であることは自明の理といえます

過食、過度、といった言葉もあるように、過という字は、行きすぎを意味します。

何かにつけ行きすぎのきらいがあるのです。

たとえば、恋人に無理な自己主張をしすぎたり、仕事面で自分の能力をわきまえずにふるまったり、また、自分の実力以上の学校を第一目標にしてしまっているにちがいありません。

小過とはすこしすぎたという意味ですから、自分の目標を1ランク下げて考えてみるといいでしょう。

また、口の災いも、こうした行きすぎが原因でこの年によく起こります。

言葉を吐くまえに、まずそれを口に出してよいかどうかを、よく検討してから語るべきでしょう。

また、高慢な態度がひびいて、他人から信用を失いがちです。
謙虚な気持ちを忘れないことが肝心といえます
卦の形を見てもわかるように、反発し合うことで人間関係の対立が生じやすいのです。

心をきめた相手が近よってきても、依枯地になって反発することがよくあります。

とくに異性面では、失敗が生じやすい卦といえます。

読んでいただいてありがとうございました。 サポートして頂いた方には、個別に手相、紫微斗数占い、易占いに関する相談を受け、サポートさせて頂きます。