FESTIVAL de FRUE 2023
【FESTIVAL de FRUE 2023】
Hermeto Pascoal & Grupoがブラジルからやってきて久しぶりに出演するっていうから、「これは絶対行かなきゃ!」って思って、まだ外が暗い早朝に家出発して、山梨の上野原から静岡の掛川に車で向かって、FRUEで21:00くらいまで遊んで(しかも最後まで結構踊ってたし…😅)、そしてまた同じルート運転して家に帰るっていう弾丸スケジュールで、11/4(土)だけ参加してきました😆
着いてすぐ、grass stageのほうでライブをしていたSalamandaは、丸くてキラキラしている気持ちい音色で、朝の太陽の光、それに照らされる木々の緑、肌にあたる朝の心地良い空気と風、青空と雲を彩っていて、Salamandaのお二人も、リラックスした雰囲気でとても楽しそうだったなぁ🙂芝生に寝っ転がって聞いたり、たまにフロアに踊りに行ったり、一杯、一杯丁寧に淹れていたCRAFTSMANさんというお店の美味しいコーヒーを飲みながらまったりしたりしながら過ごしてたら、5ive&Powderさんのプレイが始まりました。
PowderさんがDJするときの、音色、リズム、ベースライン、グルーブがとても好みだし、素晴らしい曲だけどDJでかけるにはとっても難しい曲(今回だとRicardo Villarobosの「True To Myself」など)を毎回すごくスムーズにミックスされていたり、フロアのグルーブコントロールもとても上手。彼女のDJはいつもすごいぁ〜と感心するし、とても好きです。初めてDJを聞いた5iveさんとPowderさんの約5時間のBack to Backは、時間が経つごとに、2人の息が合ってくる感じと、それに呼応するかのように盛り上がりをみせるフロアの雰囲気が良かったなぁ🙂
5ive&Powderさんがプレイしているとき、右スピーカー前で踊りまくっていたら、4年くらい前のruralでヨガクラスをしたときに参加してくれていた方が声をかけてくれたり、、たまに新宿のヨガクラス教えに行くときにばったり道で会う友達に会ったり、その友達のご家族(パートナーの方やお子さん)にも久しぶりに会えたり、、他の場面でも、ヨガと音楽を通じて仲良くなった友達とそのパートナーの方とも久しぶりに会えたり、10代のときの僕を知っている盛岡にいたときからの友達に10年ぶりくらいにばったり会ったりと、人との再会が多くて、とても嬉しかったな〜✨😃こうやってばったり会う感覚、大好き。
Sam Wilkesは、音を奏でることの喜びやstring octetのメンバーと一緒にセッションできることを心から楽しんでることが、身体の動きや表情や演奏される音から伝わってくる素晴らしいライブで、ライブが終わった直後、周りを見渡したら、笑顔になっているお客さんの方多いのが印象的でした。個人的には、大好きすぎて自分でリエディットしたりもしてた「Descending」という曲のストリングスバージョンが聴けたのも嬉しかったなぁ✨😌
Gejuのフロアを熟知した安定のグルーブとベースラインと緩やかなBPMは、夜のgrass stageを妖艶に彩ってて、いつまでも踊っていられそうだった。
そして、Hermeto Pascoal & Grupo。
一人一人の演奏のとてつもない上手さ(技術)、パッション、そして自由さ。
各々がそれぞれ強烈な個性はありながらも、全体として調和していて、もの凄い高速な演奏になって空間全体のエネルギーが集中して増大してまとまったかと思えば、それをバラして、緩めたり、ソロを入れたり緩急自在。あのバンド自体が一つの生命体のようにも感じたし、会場の空間全体にも、同じような作用が働いて、繰り返していくうちに気づいたらお客さんを含めた会場全体が一つの生命体みたいになって、とんでもないエネルギーが空間に満ちているように感じました。
目を閉じて踊ってると、白と黄色が混ざったような空間の中に、メンバーそれぞれの演奏の音が流線がみえて、それが絡み合って身体に伝わってきて、僕の身体も頭、首、左右の肩、左右の腕、腰、左右の足などなど、それぞれの身体のパーツが、各々バラバラにめっちゃ喜びながら踊っている感覚になってて、凄すぎて終始笑ってました。この感覚は、2017年にFRUEで体験した、Hermeto Pascoal&Grupoや、The Master Musicians of Jajouka以来かも👀
彼らの演奏が終わった後、言葉が見つからなくて、「とんでもない演奏だったぁ!凄すぎでしょ!!」って何回も言ってました😆
僕の勝手な主観ではありますが、ライブ中椅子に座って、弟子の演奏を眺めているPascoalさんの姿が「弟子に、自分が受け継いでもらいたい大事なことは全部継承した」っていう風に感じました。Pascoalさん、ライブ中にワインもがぶがぶ飲まなくなったし、以前見たときよりも体が小さくなっているように見え、座って休んだりしながら演奏していて、身体に鞭受ってブラジルからまた日本に来てくれたことに感謝しかないです。そのときで確か80歳って言ってたから、86歳くらいなのかな🤔また日本来てくれたら何がなんでも行くって思ってたから、行けて本当に良かった😌
今回も素晴らしい体験をさせてくれたFRUEにも大感謝。
ありがとうございました✨
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