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上棟一日目

2023年12月10日
大工7名、重機操作1名、施工管理者2名、動画カメラマン1名

刻まれた大量の部材(杉材)
一階柱(重ホゾ差し)
114角の柱が1365㎜(一間半の半分)間隔で立つ
135角隅柱の仕口(大入れ蟻落し)
舟肘木部の柱(長ホゾ差し割り楔締め)
舟肘木(ダボ+長ホゾ差し割り楔締め)
舟肘木については→https://note.com/michi_tora3/n/n17f240c22b0d
一階梁(仕口:渡り腮、継手:追っ掛け大栓継ぎ)
梁継手(追っ掛け大栓継ぎ)
隅柱(小根ホゾ差し込み栓打ち)
一階梁が1365㎜間隔で掛る(渡り腮)
甲乙梁
2階梁材
2階梁(重ホゾ差し)
天秤梁(重ホゾ差し)
一日目作業終了

大工さんが墨付け、刻んだ大量の部材。一本一本が各々の持ち場にぴしゃっと納まり、組み上げられていった。
図面に面と向き合い、汲み取り、技と知恵で応えてくれた大工の仕事に圧巻。頭が下がる。
設計は、図面の線一本に責任を持たなければならないと身が引き締まる。

材木屋さんが揃えてくれた杉の赤身材。建ち並ぶ姿に、誰もが「綺麗だ」と言わずにはいられない。そして、現場は森林の中にいるような木の香りに包まれる。

美しい骨組みが景色となった。

上棟二日目につづく
https://note.com/michi_tora3/n/n798ea173e21d

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