ハーフの娘の話

娘 27歳
父 オーストラリア(厳密にはニュージーランド) 母 日本
いわゆる、ハーフ
(現代の表記ではこれは差別用語なのか?)

日本で生まれて3歳からオーストラリアで育った英語が軸

だけど彼女のことを日本人らしいな〜と感じた
私が彼女をどんどんもっと好きになるエピソード


Episode#1
思春期の時、学校で嫌なことがあったらしく
何か落ち込んでるけど、話したくないみたい
少しでも元気付けたくて、お夕飯に
日本食を作った。
すると彼女が一言。
『Miso soup is like a warm hug…』
気持ちが伝わった、料理は愛情って思った瞬間

Episode#2
一緒にブッシュウォークに行った時。
いくつか岩を乗り越えないといけなくて
一生懸命登っていると
『mum!』と呼ぶので、何事かと思ってみると
『More いーわー(岩) =もぉいーわー = もぉええわぁ』
関西漫才の〆がやん!と、大笑い

Episode#3
私のリュックサックに彼女と私の分の
水のペットボトルを入れていたら、水が溢れていた
すると『I’m sorry if it was me』とすぐに言ってきた
こちらの生活に慣れている私は、超驚き。
私じゃないよ、っていうのが普通だし
もし自分だったとしても理由つけて謝らない子もいる。
なのにそれをすぐに(しかも彼女のせいじゃないかもしれないのに)
もし私だったらごめんね、と言えるその感覚。
生まれが日本で母が日本なだけだけど
めちゃ日本人やん……

何もしてないけど、真っ直ぐ素敵な
日本人遺伝子がある女性に育ってくれ
いつも感動する

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