#2 仕事を辞めてから思うこと

ご覧いただきありがとうございます。

今年から絶賛ニート中のmichiです。
去年までは結構頑張って働いていました。
24時間365日、仕事のことを考えていました。
2時に終わって帰って寝て、また4時に起きて出勤していた日もありました。
ブラックだったかと思いますが、お金はそれなりに貰っていたので悠々自適な今の生活があります。
とはいえ、同業の仲間には残業代なしに私より沢山働いている方もいたので業界的には漆黒のブラックと断言できます。

やめて冷静になった今思うのは、仕事は思いのほか自分が居なくても回るということ。
組織ってそういうものなんですね。
残った人には迷惑かけてしまったと思いますが、なんとかなってるのを見て安心すると同時に、自分の存在は大したものでもないことを実感して寂しさも覚えました。

あと、生活があっての仕事だなとも思います。
仕事を生活にする人が多いように見えていましたが、私はプライベートをないがしろにしてまで仕事は頑張れませんでした。
きちんとご飯を食べたいし、きちんと眠りたい。休日は出かける体力も欲しい。休日まで仕事のことを考えたくない。
これは前の職場の人から見ると甘えと言われてしまうかもしれません。大人なんだからそんなもの自分で調整しろと。
しかしながら、それができないくらいには追い詰められてしまっていました。

なんで辞めたのかと言われると、いろんな要素がありすぎて一言では言えません。
逃げた、と言われるとそうかもしれません。
でも前だけ見て走っていても、どこかで止まって後ろを振り返らないとまっすぐ前に進んでいるのかどうか分からなくなると思うんです。
私は見事ななめに走ってました。今歩いて軌道修正中です。ひとにはこれが逃げたように見えるかもしれませんが、私には逃げではなく軌道修正の作業なのです。私の人生において必要な過程です。

辞めてからしばらくは、一生のんびりしていたいということを考えていたのですが、最近は少し心境の変化がありました。
日々頑張った中にご褒美があるからこそ、そのご褒美が一層素敵なものになるのだなという実感です。
つい最近もひとりで旅行に行ったのですが、のんびりの中に違和感を感じていました。
休んでていいのだろうかという感覚というよりは、のんびりを120%満喫できていない自分に気付いたのです。

甘〜いフレンチトーストにベーコンを乗せて食べるスタイルが好きなのですが、それと同様に甘いだけじゃダメなんですよね。ちょっと塩っけのあるものが欲しいのです。
今の私にはどうにもアクセントが足りていません。

生活を守りながら、自分の時間を守りながらも、アクセントをどうやって取り戻すかを来年からは考えようと思っています。
後半が抽象的すぎて笑っちゃいますね、駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

意外とどうにでもなる、というのが仕事を辞めて1番思うことです。
どうにでもなるって気付いた後に、そんな中でも自分がどうしたいかをゆっくり再構成できるといいですよね。

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