ちょいとまち 振り返る「1㎡」 with メイソン=ハウス
みなさん、おコンニチハ。
ミシェルメルモのドラム担当、光物三昧です。
4月の新曲「ちょいとまち」はもうお聴きいただけましたでしょうか。
打ち込みを使ったノリノリな一曲になっています。リリックビデオも静止画ではなくちょっと動きますので、是非観てみて下さいませ。
また、新曲のリリースに合わせて、ミシェルメルモの1stミニアルバム(既出)「1㎡」の店頭販売も開始しました。
タワーレコード新宿店にて限定販売になっていますので、新宿付近に出かけた際には、是非お立ち寄りください。
ということで、今回のブログは「ちょいとまち」とアルバム「1㎡」収録曲について、メルモのすべての楽曲の作曲者であるメイソン=ハウスに語ってもらいました。
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(以下、メイソン=ハウス:メ、光物三昧:光)
(光)
まずは、新曲「ちょいとまち」について。配信してみて、手応えはどう?
(メ)
リリース直後から、いつもより多くの方に届いてる実感があってとても嬉しいです。SpotifyやApple Musicの公式プレイリストにもいくつか入れていただけたので、偶然聴いてミシェルメルモに興味を持ってもらえたらいいなと思います。
再始動後からコンスタントに単曲で配信リリースしていますが「ちょいとまち」は特にシングル表題曲のイメージで作ったので、これから時間をかけて幅広く届くといいなと思っています。
(光)
今回はこれまでのメルモがあまりやってこなかった、打ち込みを主体にした電子的な要素が前面に出た楽曲になっているね。
(メ)
特別意識したわけではないです。曲のアイデアを思いついた時にドラムは打ち込みと生のハイブリッドにしたいなと思って、それが形になりました。A・Bメロのキック・スネアは打ち込み、Bメロのハイハットは打ち込みと生の組み合わせ、サビは生ドラムがメインです。
(光)
打ち込みとの共存は僕もほとんど経験なかったから新鮮だったなぁ。今後もこういったサウンドは取り入れていく予定?
(メ)
光物三昧、Nord Drum買いましたよね。せっかくなので今後はそれありきの曲も作ってみたいです。サウンドの選択肢が広がるのですごく楽しみです。
(光)
そう、買っちゃったよ。今までドラムはアナログ主義だったけど、ちょいとまちの製作過程でエレクトリックな世界もいいなって思って。使いこなせればライブでも武器になるしね。
続いて、(懐かしの?)1㎡について。各収録曲を今振り返るとどう思う?
(メ)
「演技」
ミシェルメルモの代表曲の1つになっているかと思います。詞もメロディーも歌もバンドサウンドもばっちりハマった感があって、この曲にはこれ以外にないような気がしています。
「asage」
制作順としては「TOWN」に続いてオリジナル2曲目なのですが、実質的にはこれがミシェルメルモ始動のきっかけになった曲だったのかなと思います。このバンドでどんなポップスをやったらいいのかという道筋を示してくれた大事な曲です。
「可能性」
Drums光物三昧から詞をもらって作った初めての曲です。詞の文量が多くて、結果的に5分半超えてしまいました(笑)この曲以来、詞先のスタイルが定着してますね!
「TOWN」
記念すべき最初のオリジナル曲です。初めてライブで披露したときのボーカルAi Awamuraさんが作詞してくださいました。
この曲をAimeeが気に入ってくれてバンド加入のきっかけの1つになったので、ありがたい曲であり、どこか往年のスタンダードナンバーのような魅力がある曲だなあと思っています。
「おとなしいパレード」
当バンドならではの王道4つ打ちソングです!
もちろんノリノリではあるんですが、サックスとトロンボーンのホーンセクション、ギター無しのリズム隊という編成も相まって、どこかフワっとしています。
トランペットやギターが入るとバキッとすると思うんですが、そうじゃない曖昧さが魅力だといえます。
(光)
「可能性」は初めての作詞でついたくさん書いちゃったんだよねぇ…でも自分の詞に曲がついたのが嬉しくて、以降定期的に書くようになりました。「asage」は初めてMVを作った曲という意味でも大事な曲だよね。
(光)
1㎡はもうなんだかんだ4年半くらい前なんだね。当時のメルモと今のメルモにはどんな違いがあると思う?
(メ)
改めて「1㎡」を聴きなおしたのですが、2016年当時の若さと期待感が音になっている気がしました。
バンドは1つの生命体のように思っているので、その時々のメンバーそれぞれの人生が反映されて思いも寄らない方向に進化するのが楽しみです。今はたぶん全体的に”張り切ってる期”です。
結成してから今に至るまでメンバーは変わっていますが、個人的には昔と今を区別するようなことはあまりせず、大きな流れで捉えるようにしています。
だから「1㎡」は約4年半前の作品ですが今回の店舗販売はとても嬉しいですし、これからもメンバー個々の変化が自然に楽曲に投影されていくと思うので、その変化を聴いて楽しんでもらえたら幸せです。
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1㎡は配信でも全曲お聴き頂けますが、「モノ」として皆様にお届けできる数少ない成果物で、やはり思い入れは強い作品です。
なかなか皆様とライブなどでの生の接点が持てていない中で、皆様のお手元に私たちの作品があるということはとても嬉しく、心強いことです。
アルバムをご購入下さった皆様への感謝と共に、今回のブログを締めたいと思います。
ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
2021/4/22
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