Winning Post 9 2022 プレイログ05(1989年~1990年)

1989年 流星、空を切り裂いて

1月2週、イナリワン転厩のイベントが発生。折角なので受けることに。
ただ、国内ではダート、芝ともちょっと……ということで、ヨーロッパ遠征に回すことに。一応疲労から回避するベンドの代わりに川崎記念には出すことにする。
オグリキャップもアメリカ遠征に送り、史実の平成三強は海外遠征をすることになった。

フェアリーS、カレリアが圧勝。牝馬三冠へ向け手ごたえ良し。

ミーティアはベータルースンアップを軽やかに振り切っての香港スチュワーズC、圧勝。この後も特に大過なく、二度目の香港トリプルクラウンを達成することになる。

AJCCのフレイは残念ながら4着。うーん。
中山記念→新潟大賞典→鳴尾記念→函館記念→札幌記念、と回すことにする。函館→札幌は特にフレイにとっては生命線。

2月1週。イナリワン、川崎記念。
ベンドがいなけりゃ、とばかりの差し足で完勝。

ポラリスはエルフィンSを7馬身差の圧勝。こちらはこちらでマイル路線に向けて意気軒高。
サッカーボーイは馬鹿げた斤量もなんのその、弾丸シュートの切れ味はそのままに東京新聞杯を完勝する。

2月最終週、オグリキャップ、海外初戦のマクダイアーミダS。日本の三冠馬の挑戦と言うこともあってか一番人気。
レースは素晴らしい差し足を見せたオグリキャップが完勝。GⅡとは言え勝利は大きい。

ダイヤモンドSに出走したスーパークリークはオースミスパー、レイクブラックを追い切れず3着。3400は厳しかったか。

3月。この年から本気での海外遠征に挑むベンドはマクトゥームチャレンジR3に出走。馬群の中を割って突き抜けたベンドがそのまま勝利。ベンドとしては嬉しい海外GⅠ初勝利となった。オリンはほんと海外で勝てなかったからなあ……。

中山記念は新鋭フレッシュボイスの追走を振り切ってフレイが勝利。
阪急杯に出走したキッドはホクトヘリオスに差し切られ、無念の2着。てかホクトヘリオスえらい強いんですが……。
色々悩むが、高松宮記念を目指す。若干適性外だが、或いは。

オグリの海外2戦目、フランクE.キルローマイルS。4角を回ったときにはもう勝負あり。オグリキャップ、地方から現れて海外GⅠ制覇。レジェンドでは?

チューリップ賞、カレリアはシャダイカグラと延々競るも、差し切れず2着。桜花賞で雪辱を期す。
弥生賞、シェイドは猛然と追込をみせるもクラブ馬、アルトクレスを差し切れずに2着。こちらも皐月賞でガチンコである。

続いてイナリワンのエクスビュリ賞。明らかにモノが違う末脚で一気に前に立つと勝利。海外GⅢデビューを勝利で飾った。
オグリキャップはパンアメリカンSも余裕の勝利。海外遠征は3連勝で凱旋となった。オグリキャップは今後も海外遠征を繰り返し、BCターフを目指す。

一方スーパークリークは阪神大賞典で8馬身差の勝利。春の天皇賞に名乗りを挙げる。

そしてドバイWC。ブライアンズタイムなど有力馬がひしめく中、ベンドが最終直線で10頭ぶち抜いての勝利。ついにドバイWC初制覇となった。

オリン以来の悲願、ついに達成

高松宮記念にキッドが出走。1番人気はサブタレイニアンガヴェル。
粘ったものの結局は人気順の着順となった。


4月。ダービー卿CTもサッカーボーイは完勝。
大阪杯はミーティア、スタルーラ、フレイが出走しこの3頭が人気順では123。
まあ概ね予測からずれることはなく、テンマグラスが3着に滑り込んだぐらいで概ね人気順の結果となった。
ただどの道GⅠで戦うのは厳しいフレイ(とりあえず札幌記念まで予定は確定)はともかく、スタルーラはどこで使うかがほんと悩ましい……距離適性が2000-2100ってのが最大の問題なんだが。
さんざん悩み、ミドルトンS→ヨークS→インターナショナルSと、イギリスの2100mのレースで使っていくことに。この選択がどうでるか。

アールオブセフトンS、イナリワンの海外2戦目。1番人気に応え、大外からの素晴らしい末脚を披露しての快勝。

ニュージーランドTに出走したポラリスは逃げながら突き放す素晴らしいレース、NHKマイルCに駒を進める。
そしていよいよ桜花賞。カレリアは1番人気に推されるが、2番人気シャダイカグラ、3番人気ニシノアラブも決して侮れない。
カレリアも粘り腰を見せたものの、結局はシャダイカグラが勝利。残念ながらカレリアは戴冠ならなかった。

続いて迎えた皐月賞、一番人気はアルトクレス、2番人気はテンマスパート、3番人気はゼファーシェイド、4番人気はオリーブトリック。人気順では辛うじてウィナーズサークル(6番人気)とオースミシャダイ(17番人気)が史実の掲示板組。
だがくしくもレースは最後の叩き合いでそのウィナーズサークルが抜け出し、皐月賞馬となった。なおシェイドは3着である。残念。

読売マイラーズCに出走したサッカーボーイはまたしても圧勝。今度こその安田記念に挑む。

5月。種付けのシーズンだが、相変わらずあんまり深く考えずに評価の高そうなのを。ここまでは系統確立とかは今回は特に考えずにやることにしていた。来年あたりからちょっと様相が変わる。
一応芦毛の繫殖牝馬には芦毛を優先して付けることに。

天皇賞春に出走したスーパークリークは素晴らしい追い上げで勝利する。スーパークリークはこれがGⅠ初勝利。菊花賞をオグリに持って行かれたからなあ。スーパークリークはこの後ステイヤーズミリオンに回すことに。
ジョッキークラブS(GⅡ)もイナリワンは勝利。海外遠征を三連覇で飾って凱旋した。

NHKマイルC、ポラリスはバリエンテーとの叩き合いを制し、GⅠ勝利を挙げる。こちらもGⅠ初制覇。少し考えたが、1200を走れる、ということもあってサマースプリントからスプリンターズSを目指すことに。

京王杯スプリングカップ、キッドは見事一着。ただ疲労的に安田記念に出れる状態ではないので、おとなしく予定通りサマーマイル路線を目指す。
また、クラブ馬のアルトジャマがヴィクトリアマイルを勝利する。

再びアメリカ遠征のオグリキャップ、まずはディキシーS(GⅡ)を快勝、上々の滑り出し。
一方でイギリスへ行ったスタルーラもミドルトンS(GⅡ)に出走。こちらもインベタが功を奏したか、見事な勝利。

そしてオークス。1番人気はシャダイカグラ、カレリアは2番人気。
レースは第四コーナーで飛び出したカレリアを追撃できる者がおらず、そのまま8馬身差の圧勝。
シャダイカグラ、多分距離適性の問題かな……。

日本ダービー。シェイドは3番人気。1番人気は皐月賞馬ウィナーズサークル。2番人気はアルトクレスとなった。
アルトクレスが最終直線で沈み、上がってきたウィナーズサークルが見事二冠達成。シェイドは残念ながら二着となった。

6月に入り、海外牧場の話が持ち上がる。待ってました。
スーパークリークはヘンリーⅡ世S(GⅢ)に出走、盤石な強さを見せて勝利。ステイヤーズミリオンに名乗りを上げる。

安田記念。サッカーボーイは大外枠ながら一番人気に推されるも、ホクトヘリオスが不気味。
結局最終直線でホクトヘリオスに差し返され、5着に終わった。サクラチヨノオー、ヤエノムテキにも敗れたのは少し悲しい。改めてヨーロッパ遠征に出すことに。

オグリキャップもアメリカンS(GⅢ)勝利、本番へ向け調整万全。
スーパークリーク、ゴールドカップに出走するも凡走。4000mはさすがに無理だったようだ。

宝塚記念。一番人気は当然のようにミーティア。以下アルトデカスロン(クラブ馬)、サクラチヨノオー、カシマウイング、スルーオダイナと続く。
レースは……まあ、ミーティアがぶっちぎって勝ちました。2分10秒7、大差のレコード勝ち。グランプリ5連覇、宝塚記念3連覇のオマケ付き。エグいわ。

武邦彦師よりもう一回KGⅥ&QESにミーティアを出走させないか打診が来たが、断ることに。もう年内のローテも決まってるので……。

CBC賞に出走したポラリスだが、パッシングショットに差されアタマ差の2着。残念。
ここでイベントが発生し、ポラリスの左回り苦手が解消。これは嬉しい。

さあユナイテッドネーションズS(GⅠ)。
一気に上がってきたオグリが後続を振り切り、見事に勝利。海外GⅠ2連勝となった。
一方イナリワンは叩きのレースであるダート交流戦、マーキュリーCを勝利。まあここで負けるような馬ではないが。
ヨークS。スタルーラはじりじりと伸びてくると、最後ぎりぎり差し切って勝利。

8月。アメリカで物件が見つかったため、15億払って押さえる。
そしてサッカーボーイのヨーロッパ遠征。サマーマイルSは大外一気の弾丸シュートが炸裂。見事勝利。
グッドウッドCのスーパークリークは最後の直線で素晴らしい伸びを見せて大勝。やっぱ4000が長すぎただけのようだ。

続いてベンドがホイットニーS(GⅠ)に出走。自慢の末脚が炸裂し、見事勝利。ちなみにライバルにシーキングザゴールドがいたらしい。気づかんかった。
さてサッカーボーイは大舞台、ジャックルマロワ賞に出走。4角から一気に抜け出すと、後続を全く寄せ付けずの完勝。嬉しいGⅠ2勝目が世界の大舞台となった。

ロンズデールカップはスーパークリーク、勢いよく飛び出すとそのまま勝利。ステイヤーズミリオンは取れなかったものの、十分な成績をあげてくれた。
一方インターナショナルSにスタルーラが出走、こちらは3番人気。結局は1,2番人気をとらえらず、人気通りの3着となった。

9月。アメリカの牧場が整う。早速ミルレーサーを購入。また、ヨーロッパでも牧場開設の準備をする。

ムーランドロンシャン賞にサッカーボーイが出走。ジルザルを振り切って勝利。海外で見事華々しい勝利を挙げた。
またこの週、ゼファーアスペンがデビュー。危なげなく勝利。次走はサフラン賞、問題なさそうなら阪神JFを目指す。

カナダ国際Sにオグリが出走。食い下がる他馬をものともせず勝利を挙げた。
イナリワンがフォワ賞に。エグい末脚を見せるも、わずかに届かず。だが、次走「凱旋門賞」へ向けてはいいたたき台となったか。

カレリアはローズSに出走するも、調整をミスり調子×。それでも二着に入ったのは立派だが……次走、秋華賞までには立て直したい。

神戸新聞杯にシェイドが出走。ラスト200mで勢いよく飛び出しそのまま勝利。いざ菊花賞。

ジョンヘンリーターフに出走したオグリはまたも圧勝。海外でもGray Monsterとか呼ばれてそうだ。
ベンドはウッドウォードSに出走。こちらも素晴らしい末脚のキレで勝利。

サフラン賞に出走したアスペンは圧勝。格の違いを見せる。ステップを刻まず、次走は阪神JFを目指す。

そしてスプリンターズS。フレイ、キッド、ポラリスの順。
「無冠の貴公子」ゼファーキッド、「最速の証明」ゼファーポラリスなど、中々に煽ってくれる。ゼファーフレイも含めて珍しく三頭出しなのは、マジで誰が勝つか分からないからである……。
結果はフレイが強さをみせ、二番手にポラリス、三番手にキッド、ということになった。

いよいよ凱旋門賞、スーパークリークは2番人気、イナリワンは5番人気。
3頭の逃げ馬の後方に控えイン差しを狙うスーパークリークと、後方ぽつんのイナリワン。
スーパークリークが中々上がってこれず、このまま勝てないか……と思っていたら、大外から一気にやってきたイナリワンがそのまま抜き去り、勝利。
「凱旋門賞馬・イナリワン」誕生の瞬間である。

現実では未だ達成できていない日本競馬界の悲願を、この世界では地方から現れた馬が達成してしまった。オグリキャップと並んで凄い騒ぎになってることだろう。

次走はJBCクラシック、年末には香港ヴァーズを目指す。スーパークリークは一旦ゆっくり休ませた上で年末のステイヤーズSを目標に。

秋華賞。一番人気に推されたカレリアはシャダイカグラとのマッチレースを制し、見事勝利。二冠達成となった。
続いて菊花賞。シェイドが最後の直線で飛び出し、見事勝利。最後の一冠を手にした。

煽りよる。

ただシェイドは早熟だから勝てただけで、スピードD+は海外には出しづらいのよね……。一応有馬に出走させて、後は後でまた考えよう。

続いての天皇賞秋。主戦河内がオグリのためにアメリカ行っちゃったので、ミーティアの鞍上が乗り代わりとなった。こんな大一番を任された蛯沢誠治の心境やいかに。
「勝って当然、負けたらアホ」って相当イヤだと思うんだ……。

BCターフ。世界最高峰の舞台でも芦毛の怪物は圧倒的強さを見せ、勝利。続いてのBCクラシックではベンドがイージーゴアと大激戦。しかし僅かに届かず2着となった。

イナリワンはJBCクラシックに出走。凱旋門賞馬は格の違いを見せつけ圧勝する。

天皇賞秋。ミーティア、スタルーラ、フレイで123人気だが、結局ミーティアが一頭だけモノが違うことを見せつける勝ち方となった。蛯沢も一安心。

11月2週、ゼファーアリエッタのデビュー。全く危なげなく大差で勝利。次走は朝日杯FSに。

翌週、マイルCS。最強マイラーホクトヘリオスにこちらの4頭が挑む。
とりあえず出走状況と人気は次を参照。

関連性のある馬で半分を占めている。
というかホクトヘリオスがほんと強い。

レースはポラリスとフレイの争いを、後ろからサッカーボーイが一蹴。結局1-4位をウチの馬で独占することとなった。

そして翌週。世界最強決定戦の舞台となったジャパンカップにミーティアが出走する。ホーリックスの名前を見てそういや89年だっけ、と思い出した。
レースは最終直線で抜け出したミーティアがそのまま駆け抜け、勝利。見事世界最強の称号を手にした。
ワールドレコード2分22秒2という「事件」はこの世界では発生しなかったようだ。

貫禄

12月。ステイヤーズステークスはスーパークリークがスルーオダイナを抑え勝利。(R3分45秒0)

そして香港ウィーク。今年は全レースに馬を出すことに。

まずは香港スプリント、ゼファーキッド。
シルバーフリングが1着、キッドは9着。残念。
続いて香港ヴァーズ、こちらはイナリワン。馬群を割って抜けてイナリワンがそのまま勝利。
香港マイル、オグリキャップ。鬼の末脚が炸裂するも、ポーリッシュプレセデントが逃げ切って勝利。オグリは惜しくも2着。
そしてラスト、香港カップ。ゼファースタルーラとアルトエンベリーが出走。スタルーラは激走を見せるもハルシオンジュノーにとどかずの2着。
うーん、オグリには勝ってほしかったかもしれない。でもみんなよく頑張った。

トレジャーのデビュー戦、不調にもかかわらずの圧勝。地力が違うようだ。
この週最後は阪神JF、アスペンが出走。最終直線でじわじわ進出し、そのまま勝ちきった。

朝日杯FS、ホワイトストーン、アイネスフウジン、ダイタクヘリオス、全てまとめて撫で切ってアリエッタが勝利。

年末の東京大賞典は、ベンドが圧勝。連勝を伸ばす。
阪神Cはポラリスが勝利。翌年へ期待を繋ぐ。

そして有馬記念。一応の4頭出しになったものの。結局ミーティアが圧勝。ミーティアは秋古馬3冠達成となった。

年末。「下降気味」のイナリワンとサッカーボーイ、そしてミーティアとシェイド、スタルーラを引退。ミーティアはまだやれるが、いい加減種牡馬になった方がいいだろう。シェイドももうちょっといけそうなのだが、種牡馬の数を揃えるために引退させることに。スタルーラは……さすがに2000専用機は辛いんである。さっさと引退させて繁殖入りさせることに。

ミーティアは「至高のチャンピオンホース」に、サッカーボーイは「弾丸シュート」に、イナリワンは「ロンシャンの奇跡」、スタルーラは「千両役者」とそれぞれ称号が与えられた。

香港トリプルクラウン2回、グランプリ6連覇、秋古馬3冠、BCターフ勝利……
およそありとあらゆる栄誉を手にしたレジェンド。
クラシック三冠に行かなかったことは色々と語られていそうだ。
史実と違い、クラシック路線に行くことなくマイル路線で強さを示した。
ジャックルマロワ賞、ムーランドロンシャン賞の二冠はマイルの覇者としての資質十分。
とにかく適性距離の狭さに泣かされた。
それでも牝馬二冠に加えエリザベス女王杯など、いくつもの栄冠を獲得した名牝である。

1990年 芦毛の伝説と、ターボエンジン

さて、いよいよスターホースが目白押しとなってくる90年代。難易度をハードに上げていざ。

オグリキャップはこの年、前年のミーティアと似たローテに送り込むことに。つまり年の前半は香港トリプルクラウン、後半では秋古馬3冠を狙わせることにした。結果としては全く問題になることなく、これを完遂。
ここに「芦毛の怪物」の伝説は完成することになる。
その過程で香港トリプルクラウンのレースで2度ホーリックスと激突したのも面白い。この世界ではオグリキャップの芦毛のライバルはタマモクロスではなくホーリックスになるのだろう。

ゼファーイヴニングの新馬戦、3番人気ながら勝利。
ただこの後1勝戦で中々勝てず苦戦することに。

ゼファーフレイもセンテナリースプリントCに出走するも、こっちはシルキーダッパーに差し切られ2着。
その後クイーンズシルヴァージュビリーCに出走し見事勝利。嬉しい海外GⅠ初勝利である。
全般に海外遠征が中心だったが、割と勝ったり負けたりであった。

京成杯、トレジャーはホワイトストーンの2着。うーん、ここでホワイトストーンに勝てないようならクラシック路線は厳しいかも。

ゼファーベンドも8歳となり現役最後の年、まずは川崎記念を大差勝ち。頂点は依然揺るぎなく。

エルフィンS、アスペンが出走。大外から押し上げて見事に勝利。
クイーンC、こちらもアリエッタが見事なごぼう抜きを見せて勝利。3歳マイル覇者へ障害なし。
京都記念。こちらはカレリアは上がってこられず掲示板がやっと。2200は適正上限だが、厳しいか?

3月に入ってのドバイシティーオブゴールド。スーパークリークはOld Vicの後塵を拝し2着。ただこれはね……オールドビックが強かった。
一方のマクトゥームチャレンジR3、こちらではベンドが全く危なげなく勝利。

阪急杯に出走したポラリスは圧勝。こちらは高松宮記念に危なげなく進む。

チューリップ賞、アスペンは混戦を制し桜花賞の権利を手にする。
一方弥生賞はホワイトストーンが圧勝。2着がアイネスフウジン。トレジャーは残念ながら4着。これは厳しいか。一応皐月賞に登録。除外をくらったら改めて考えよう。主戦だけ先行に強い徳吉一己に変更。

この辺で海外牧場に資金を突っ込みまくった影響で残り所持金が20億ほどになったので、少し手控える。

ドバイゴールドC。3200ならばとばかりスーパークリーク、圧勝。まずはステイヤーズミリオンへの参加権を手に入れる。

続いてドバイWCゼファーベンドも必死に追った、が……「サンデーサイレンス」に逃げ切られ、2着に終わった。うん、相手が悪すぎた!

高松宮記念、ポラリスが1番人気、以下ダイワゲーリック、パッシングショット。
レースは4角から一気に飛び出したポラリスが後続を寄せ付けず快勝。高松宮記念を制したことで中央GⅠ完全制覇となった。
ちなみに二着はバンブーメモリー。

4月。ゼファーイゼット90に一等星が発生。素晴らしい!
いつものように幼駒を仕分け。芦毛はダイナマーケトリー90だけだが、結構良さそうだ。

キッドがアイルランド遠征。グラッドネスS(GⅢ)は8着。ただ、武騎手としては斤量が響いたとの見方。ふむ。

ニュージーランドT、アリエッタは1番人気に推されるも逃げるダイタクヘリオスを捉えられずの二着。クラシック路線で名前が挙がったメジロライアン、メジロパーマーといい、いよいよ多士済々の様相を呈してきた。

阪神牝馬S、カレリアは圧勝。ヴィクトリアマイルへ向けて仕上がり十分。

そして桜花賞、アスペンが一番人気、以下テンマクイーン、エルカシミヤ、ユキノサンライズ、エリモマウンテンの順。
本来の勝者アグネスフローラは14番人気だが。
アスペンも末脚は良かったものの、結局伏兵エリモクリスタルに差され2着となった。残念。

つなぎに出走したメーカーズマークマイルS、オグリはゴールデンフェサントに敗れ、残念ながら2着。万全なら勝てたとは思うが。ちなみにこれがこの年のオグリキャップ唯一の敗戦となった。

皐月賞、前評判はメジロライアンvsホワイトストーン。史実の勝ち馬ハクタイセイは7番人気、トレジャーは8番人気。
レースはインをついたトレジャーがメジロライアンを抑えきり、勝利! 「なんとびっくりゼファートレジャー」のアナウンスが流れる。まあ8番人気やしな。
実際2着メジロライアン、3着ホワイトストーンは人気順であった。やはりこの辺は強い。当然次走はダービーに。

5月、なんとアンボイナがもう入厩。7月デビューを目指す。早いね。
DLC効果でユキノビジンを手に入れる。まあなくてもいいんだが……一応。

天皇賞春、スーパークリーク、スルーオダイナ、カシマウイングという見慣れた面々。
結局この着順となった。スーパークリークは天皇賞春2連覇。

NHKマイルC、一番人気ゼファーアリエッタに対するはホワイトストーン、っておい。皐月賞からこっちかよ!
レースは一瞬仕掛け合いになるもアリエッタがぶっちぎって勝利。次走は安田記念に。

ヴィクトリアマイル、カレリアとポラリスが出走。ポラリスが1番人気に推される。
レースは最終直線でカレリアとポラリスが並んで上がっていき、そのままゴール。ポラリスが僅かに先着し、ポラリスの勝利となった。
カレリアはこのままアメリカ転戦。
ポラリスは国内マイル路線へ。

オークス、アスペンは一番人気。終盤までいい感じで進めるも、最後にエリモクリスタルに差し切られ2着。ここは完全に距離の壁が出た形である。

グリーンランズS(GⅡ)に出走したキッドはじりじりした直線での叩き合いの末、見事勝利。初の海外重賞制覇をしてみせる。

さて、ダービー。「みんなの夢を乗せて」メジロライアンvs「フロックでない証明」ゼファートレジャー。
1番人気はメジロライアン。以下トレジャー、ホワイトストーン。名優メジロマックイーンは未だ16番人気。
アイネスフウジンも14番人気で、かなり史実と様相の異なるレースになりそうである。
レースは猛然と逃げるアイネスフウジンを他が追走する形。トレジャーはさっぱり伸びず、一方で伸びてきたメジロライアンが勝つか……と思われたその時、内からするすると上がってきたホワイトストーン。そのままホワイトストーンが差し切り、見事ダービー馬となった。ほんとウイポのホワイトストーン強いのな……。
トレジャーは6着。辛うじてマックイーンには先着した。

ともかくトレジャーはここでクラシック戦線をドロップ。いや、菊花賞はムリ。ひとまずサマー2000路線へと向かう。

安田記念、ポラリスとアリエッタが出走、もっとも最大の難敵はホクトヘリオス。……史実見るとそこまで強い印象はないんだが……。
結局相変わらずホクトヘリオスに走られ、ポラリス、アリエッタがなんとか2,3着。
いやほんと強いな……。

アリエッタはスプリント路線に、ポラリスはマイル路線に送る。最終的にはスプリンターズSで合流するが。

イヴニングは奥尻特別で勝利。5戦目でようやくの2勝目である。

一方スーパークリーク。ゴールドCは心肺機能強化の恩恵もあり最後は一人旅。見事ステイヤーズミリオン最初の一戦を勝利した。
ダイヤモンドジュビリーSのキッドは、シルキーダッパーの2着。これはあれだね、シルキーダッパーが強いね……。

帝王賞、ベンドが圧勝。帝王賞5連覇である。

そして宝塚記念。1番人気オグリキャップに対し、スルーオダイナ、ヤエノムテキ、カシマウイングが挑む構図。絶好調のダイタクヘリオスも一発が怖い相手ではあるが。
……いやまあ、そんなん全く関係なくオグリがぶっちぎって終わりましたがね。つえーわやっぱり。

7月。デビューしたゼファーアンボイナが9馬身差の圧勝。ほぼノリでアメリカに乗り込むことに。
アリエッタはCBC賞に勝利。GⅢクラスなら相手にならないか。

グッドウッドC、経済コースを抜けていったスーパークリークは圧勝、ステイヤーズミリオン達成に王手をかける。
アイビスサマーダッシュ、アリエッタが出走。1000直でちゃんとみんな外に寄っていくのが細かい。
レースは混戦を抜け出たアリエッタがそのまま逃げ切り勝利。

アンボイナがいきなりアディロンダックS……アメリカの2歳牝馬のレースに出走。しかしいきなり勝ってしまう。鞍上が名手柴田政人なのもあるが、地力もかなりのものを持ってそうだ。

続いてベンドのホイットニーS。残念ながらイージーゴアの後塵を拝し2着。もうひと伸びがあればなあ。サンデーサイレンスといい、ガチの頂点に微妙に届かないのが悔しい。

イエローリボンハンデに出走したカレリアは見事勝利。これが3戦目で嬉しい海外初勝利である。
フィーニクススプリントSにはキッドが出走。こちらも見事勝利した。

ジャックルマロワ賞。フレイも悪くなかったが勝ったプリオロがとにかくよかった。残念ながら2着。

いよいよロンズデールC、ステイヤーズミリオンへ向けて死角なし。……と思いきや、物凄い末脚を見せたトリッキージェネレーションに差し切られ、残念ながら2着。やはり難しい。

ソードダンサーSに出走したオグリは相変わらずの末脚で快勝。
一方、キッドはスプリントCに出走。難敵シルキーダッパーを抑え、見事勝利する。これがキッドは嬉しい初GⅠ。それが海外でのものとなった。

9月。ゼファーサマーとツインターボが入厩。
ダイナマーケトリー89が脱柵。うむ。

スピナウェイS、アンボイナの海外3戦目にしてGⅠ初挑戦はこれまた圧勝。
ムーランドロンシャン賞のフレイはディスタントリレイティブに敗れての2着。粘ってロイヤルアカデミーには先着したのだが。

2歳新馬戦はヴァインが圧勝。ただ問題はこいつ適性がダート・長距離なんだよなあ……。
ひとまずヤマボウシ賞からJBC2歳優駿→全日本2歳優駿の順に送り込む。

トレジャーはセントライト記念に出走するも、メジロライアン、ホワイトストーンに勝てず4着。これはダメか。
一方でローズSに出走したアスペンもダイイチルビーに差し切られる。史実馬が本気出してきた。

フリゼットS、アンボイナは僅差の2着。さすがにそこまで甘くはなかったか。
ベンドはウッドウォードSに出走、ゴール直前で抜け出し見事に勝利。
カンバランドロッジS、スーパークリークはGⅢならこんなものとばかりに圧勝。その後ロイヤルオーク賞も勝利する。

イヴニングは秋風Sを勝利、1勝戦を勝った後はとんとん拍子でのオープン上がりになった。

スプリンターズS、ポラリスとアリエッタのマッチレースはポラリスが制し、4歳馬の貫禄を見せる。

そして秋華賞、三冠を狙うエリモクリスタルと、阻止せんとするアスペンの戦い。
大体予想できていたが、アスペンの圧勝劇。……いや、そもそも桜花賞もオークスも適性距離外だったのがね……。

アンボイナはBCJFに出走し、安定の勝利。アメリカ2歳ダートを勝てたのは素晴らしい。
また、BCカップにはベンドが出走……したが、サンデーサイレンスには全く勝てず。ベンドがどうじゃなくサンデーサイレンスがヤバいんよ。

JBC2歳優駿はヴァインが圧勝。2歳ダートチャンピオンへ一直線。
実際全日本2歳優駿は圧勝する。
アンボイナが早々にアメリカ路線に行ったので、ヴァインは国内で使うか。
ちなみにヴァインはダートで無双したオリンの娘である。わお。

11月2週。とうとうツインターボのデビュー。大逃げで見事勝利……したはいいのだが。やっぱり単純にゲーム的に「大逃げ」は厳しそうである。
大逃げは今回きりだろうか。
ちなみにツインターボ、頑張ってごりごりに強化した結果スピードがC+(GⅠで勝ち負けできるライン)まで上がっていた。本来E+だったことを考えるとエラい進歩である。

ヴィクトリア女王杯、アスペンとカレリアの決戦。しかしこれはアスペンが圧勝。カレリアは二着となった。
福島記念ではトレジャーが1番人気で勝利。GⅢなら勝てるか……。

翌週にはゼファーサマーがデビュー、こちらも危なげなく勝利。次走は一応阪神JFに。
マイルCS、ポラリスとアリエッタが出走。逃げるダイタクヘリオスを最終直線でとらえ、最後には僅かに前にでたアリエッタが勝利した。

アンボイナはスターレットS2着。残念だが、次走に望みをかける。

チャンピオンズC、サンデーサイレンス以外は敵じゃない、とばかりにベンドが鎧袖一触。

中日新聞杯、トレジャーはバレロッソの2着。皐月賞馬なのになあ。

一方阪神JF、サマーは三番人気。1番人気はスイートコロニス、2番人気はスカーレットブーケ。
スイートコロニスをサマーが猛追するも僅かに届かず、2着。とは言え、適性外の1600でこの出来ならば牝馬三冠路線で戦えそうだ。

年末、とうとう15年目が終わる。いやー、結構長いような短いような。ひとまず有馬記念、オグリのラストランである。
まあ史実と違って奇跡の復活ではなく、香港トリプルクラウンを決めて秋古馬三冠で締めるというアタオカなことやっとるわけだが……。

まずは東京大賞典、現役最後の大一番も圧勝で飾り、ゼファーベンドは7年(8歳)の現役生活に幕を下ろした。
さて、去る者いれば来るものあり、なホープフルS。ツインターボは4番人気。
上位は人気順にアドマイヤドゥ、テンマグライス、イイデセゾン。それ以外にはイブキマイカグラの名前が見える。
さすがに大逃げはしんどいので、他に逃げもいないことで溜め逃げを選択。
4角を回れば岡部のゴーサイン。イイデセゾンのラッシュをぎりぎりかわし切り、なんと「GⅠ馬、ツインターボ」が誕生した。やったぜ。

成し遂げたぜ。

そしてラスト、有馬記念。
当然のように一番人気はオグリキャップ、以下メジロライアンとホワイトストーンといういつもの面子。
それ以外にもメジロアルダン、ダイタクヘリオス、オースミシャダイ、スルーオダイナ、バンブーメモリーと多士済々。
が、しかし。

全く! 全然! オグリキャップの相手をするには! 足りないんだよねえ!

いやー……圧倒的なスピードで他を寄せ付けず、オグリキャップ秋古馬三冠達成。つよい。
あ、2着はホワイトストーンでした。ほんと強いな。

年末。年度代表馬は当然の如くオグリキャップ。
オグリキャップに加え8歳なので強制引退のベンドと、フレイも引退させる。
ベンドは「世界一タフな名馬」、オグリキャップは「近代スピード競馬の申し子」の称号を得た。

JpnⅠ込みとはいえGⅠ34勝はあたまおかしい。
意外と負けてるのだがドバイWC制覇は偉業だろう。
8歳まで現役を続けた成果がここに。
最初サブパラホントに死んでたのにスピードと瞬発力だけでここまでやってきた感が凄い。
長く、地道な現役生活。
派手さはなかったが、色んなレースに顔を出した馬だった。
主な勝鞍を見よ。
芦毛の怪物は、見事流星の後を駆け抜けた。

今後の方針

さて、これまでのような書き方はここで一区切りとしたい。
というのも、ツインターボでなまじホープフルSを勝ててしまったことで、ちょっと欲が出てきたのだ。
そもそも一回今回のプレイに区切りをつけてから改めて「ツインターボの系統確立を目指す」ことをやりたかったのだが、ここまで来ると改めてではなく、今から狙っていいのでは? という感じになったからだ。

というわけで、次回の6回目からはツインターボ、および一部の有力馬にフォーカスしながら、副題を「ツインターボ大種牡馬への道」として進めていきたい。
よろしくお付き合いお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?