書くべきことを忘れていた(コピュラ、fairy bush)
以前に書いた note の記事を最近おもいだした。次の2つ。
この2つにある人が「スキ」をしてくださったことにより、思い出したのだ。
その後、上の2つの話題について書いていない。
が、下の方、「妖精の木」については、ついに実際に見た。——と思っている。そのことについては、少しだけふれた。
そこでは明記しなかったが、わたしの中ではこれはその木であったと思っている。
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上の方は、いま、ごく簡単に書くなら、アイルランド語に「持つ」や「好き」などの基本動詞がないことと関連するが、それぞれ、be 動詞的なものを使って表現する。
「好き」の場合はコピュラ is を用いることが多いだろう。これの場合は、is と前置詞的代名詞とを使う。たとえば、is maith liom tae「わたしは紅茶が好き」のように。
直訳すれば「紅茶はわたしにとって好い」という意味になる。この「わたしにとって」liom が前置詞的代名詞と文法的に呼ばれるが、実は、これはある文法の大家(日本人)によると、代名詞に近いという。つまり、「わたしが紅茶が好きだ」の意味に近いのである。
ここから導かれるのは、is + le の構文には、この意味が底にあることだ。それを憶えておくと、いろんなアイルランド語のコピュラ文がよく分ることがある。
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