【HSPさん必見】一人暮らしで音に悩まされない物件の選び方
「気にしすぎだよ」
「敏感だね」
と言われた経験はありませんか?
もしあるならあなたはHSPかもしれません。
ネットでHSPについて検索すると、「HSP 気にしすぎ」「HSP 病気」というワードが出てきたことに驚きました。
HSPについて馴染みがない人にとっては、病気や発達障害と想像してしまうことも、もしかしたらあるかもしれません。
今回のテーマは、HSPさんが多く直面する「音」の問題についてです。
一人暮らし歴10年の私が体験したことをもとに、HSPさんが気をつけたほうがいい物件の選び方をお伝えしていきます。
この記事は、これから一人暮らしや引っ越しをする予定がある方はもちろん、HSPについて理解を深めたいという方にも読んでいただきたい内容となっていますので、ぜひ最後まで読んで下さい。
HSPとは
HSP(Hightly Sensitive Person)とはアメリカの心理学者であるエレイン・N・アーロン博士が提唱した心理学的概念で、非常に感受性が高く敏感な気質を持った人のことです。
生まれつき繊細で、全人口の15〜20%、約5人に1人の割合で存在していると言われています。
HSPかどうか診断することもできます。
不快な音は避けて生活したい!
HSPの特徴として、外部からの刺激を過剰に受けやすいことが挙げられます。
その1つとして、騒音や生活音が当てはまります。大きい音だけでなく、他の人が気にしないような音でさえも、イライラしてしまう時があります。
例えば、
クラクション
ドアの開閉音
子供の泣き声
運動会のピストル
救急車やパトカーのサイレン
怒鳴り声
など、不快だと感じる音は人それぞれであり数えきれないほどあります。
このような音が四六時中聞こえてくると、HSPさんはキャパオーバーになり、ストレスが溜まって、不安やうつの症状が強くなることもあります。
だからこそ、HSPさんにとって音に対する対策は徹底的にとっておく必要があるのです。
やめておいたほうがいい物件の特徴
木造
木造の物件は遮音性が低いとされており、騒音の問題が起こりやすいです。隣の部屋からの話し声や笑い声、扉の開閉音、トイレの流す音、洗濯機を回す音など、ありとあらゆる生活音が聞こえてきます。
他人に気を使うHSPさんであれば、自分の立てる音にも敏感になるでしょう。
木造の場合だと家賃が安くてつい選びがちですが、騒音対策に木造の物件を避けることは必須です。築年数が古い
1981年に耐震性の基準値が変わったことで、建物の強度が高くなりました。強度が高ければ厚みを持たせることができたり、使う資材が変わるため防音性にも影響を持たせたりすることができます。つまり、築年数の古い物件の方が防音性が低いということが考えられます。上下左右に部屋が囲まれている
ただ1方向ではなく4方向から音が聞こえてくる環境はどうでしょうか。HSPさんであれば気が休まることはないことでしょう。その物件に住んでいる全員が同じ生活ルーティンであればいいですが、夜に働きに出かける人もいるでしょうし、バラバラです。もしかしたら睡眠の妨げになるような音も聞こえてくるかもしれません。学校やスーパーが隣接している
学校に通学中の学生の話し声やスーパーに来た車のエンジン音など、人の出入りが多い場所だとそれだけの音が発生します。
私の場合だと、学校で夏休みや運動会の季節になると、グラウンドから大きな音が聞こえてきたり、部活帰りの学生がアパートの前で遊んでいたりして、非常に迷惑だった経験があります。電車が近くを通っている
早朝から深夜まで走っている電車の音は、睡眠の妨げになります。HSPさんは睡眠を大切にしている方が多いので、睡眠時に静かな空間を確保できるを確認しておきましょう。大学が近くにある物件
大学が近くにある物件は自然と大学生が住むことが多いです。遊び盛りの大学生は深夜に友達を呼んで、朝まで騒いでいるということもザラです。
実際に私が住んでいたアパートでも、学生が夜遅くに友達と一緒に部屋を出入りしており、階段の上り下りする音が響いていました。
物件を選ぶときのポイント
やめておいた方がいい物件の特徴を挙げた上で、私がおすすめする物件の特徴は以下の3つです。
鉄筋コンクリートを選ぶ
最上階角部屋
車や電車通りを避けた閑静な住宅街
特に最上階角部屋は私が強くおすすめしたい物件の特徴です。
理由としては、過去に新築で鉄筋コンクリートの1階に住んでいましたが、上からの足音や両隣からの歌い声やいびきが聞こえていた経験があるからです。
私のような経験から、新築で鉄筋コンクリートだからといって、必ずしも音に悩まされず生活ができる保証はないということは、心に留めていただければと思います。
まとめ
私の経験をもとに、HSPさん向けに音に悩まされない物件の選び方をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。
HSPさんが苦手だと感じる音は人それぞれであるため、物件を選ぶ際は内見をすることをおすすめします。
実際に足を運んで物件の周りの雰囲気や人通りを確かめたり、壁や床を軽く叩いてみて音の響きを確かめてみたりしてみて下さい。
できれば内見は日中と夜の2回行うと尚良いです。
実際に一人暮らしを始めるとなると不安なこともあるかと思いますが、HSPさんにとって「音」との付き合い方は重要なポイントです。
この記事を参考に、あなたに合った物件に出会えることを願っています。
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