イグアナの娘。



昨日Amazonプライムビデオでイグアナの娘が見れることに気付き、
夜中に一気見しました。

昔、幼い頃お母さんと一緒にこのドラマを見ていた記憶があって、
すごく懐かしい。

自分ももしかしたらお母さんにイグアナに見られてないかな?なんて心配してました。


このドラマ、本当に名作だと思う。

醜形恐怖症、愛着障害・・そんなテーマのドラマ。

本当は愛したいのに愛せない。
自分の恐れを娘に投影してしまう。

そして娘は、母からの言葉の呪いにかかり、
自分は醜く、価値のない人間だと思ってしまう。

娘のリカ、

お母さんからの愛情をもらえず、
妹だけ可愛がられ、
クラスメイトには嫌がらせされ、
親友とは・・・・

よくグレなかったな笑
わたしだったらぐれてるよ。

リカは、自分は醜いと思い込んでいても、
その恐れを抱えて感じて、
生きることを辞めない決意をしていたから
前を向いて歩けたんだと思う。

そして、どんなに辛い人生の中にも、
好きな人と過ごして幸せな時間や
自分に優しくしてくれる人
そんな人たちもいることに気づいてた。

ラストは、
冥王星的癒しな展開で終わりましたね。

冥王星には呪いを解く力があるのかもしれない。

自分に覆い被さるようにある問題って
解決しようとしたり、
無理やり消し去ろうとすると、

その問題ってより膨れ上がってまた別の問題になることが
多い気がします。


その問題をすぐにどうにかしようとするのではなく、

ただ自分に覆い被さるのを何もしないのではなく、

その問題を内包して、恐れも抱えながら、
一瞬一瞬を感じて生きていくって大事だなぁとこのドラマから感じました。


わたしも誰にも言いたくない秘密や恐れを
両脇に抱えて生きています。
昔はどうしようもない問題に押しつぶされるだけの自分だったけど、
今は抱えて走れるくらいにはなってきたかな。

笑って抱えて走れたら尚良いですね。



人間の心って広くて深くて、
神秘的で、

人からわかったように言われると嫌だったりしますよね。
土足でズカズカ歩いてこないでって笑。わたしだったらそう言いたくなる。


人の心に触れる時は、
未知で神秘的なものに触れているのだという畏敬の念を忘れないようにしたい。

そして、自分の心というものは誰よりも自分自身が一番近くで
感じて知っている。


だから自分の感じることを一番に大切にしたいものです。



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