ドイツ生活 565日目 2024/10/02 チャコに会いたい
今日は水曜日!
明日は木曜日で祝日だ。
昼休みに先輩と先輩の友達と3人で散歩に行った。
昨日に引き続きチャコを探した。
昨日なんとなく感じた、もしかしたらチャコはもうこの公園から違う場所に行ってしまったのかもしれないという予想が残念なことに当たっている気がしてきた。
チャコはいつも私たちが散歩する湖の周辺で入り口の近くにいるのだが、そこを注意深く探しても見つからなかった。
暑い日はこの大きな木の下の日陰でくつろいでお昼寝したりしていたのだが、そこにもいない。
チャコが好んで飲んでいた謎の白い液体が置いてある売店の後ろにもいない。
クワクワ言いながら走っているチャコと並んで走った道
仕事中に先輩と「なんでチャコはいなくなっちゃったんだろう」と言ってネットで色々調べたら、「ユーラシア大陸中部を繁殖地とし、北アフリカ・南アジア・中国・朝鮮半島で越冬。」と出てきた。
ずっとその場にいるんじゃなくて、やっぱり季節が変わったら過ごしやすい場所で過ごすために移動するんだとわかった。
ザールブリュッケンのこの公園に6月に来たチャコ。
そもそもこの公園が管理していた鳥ではなかったし、どこかの誰かが飼っていたのかもしれないし、どこから来たのかすらわかっていなかったんだ。
だからずっとここにいてくれるとは思っていなかったけど、それでもこんなに早くどこかに行ってしまうとは思っていなかった。
金曜日に会えたのが最後だったのか。
もう悲しくて悲しくて仕方ない。
お昼ご飯は昨日作ったエビのトマトクリームパスタの残りをフライパンで温めて食べた。
長年連れ添ったペットでもなく、ただ公園で見かけた野生の鳥なのに、ありえないくらい泣いてしまった。なんでだろう?
悲しい
一眼レフでチャコの綺麗な写真を撮りたいと思っていたのに、「また今度でいいか」と先延ばしにしていて撮れなかったのをすごく後悔している。
スマホの写真や動画はあるから振り返って見ることはできるけど、もうチャコには会えないのかな。
チャコはどこか暖かいところを見つけられたのだろうか。
北アフリカ、南アジアなどって書いてあるけど、どんなところにいるのだろう。
チャコはこの公園でもずっと1人だったけど、複数いる他の鳥にも負けずに突っかかったりしてたし、水遊びしたり草を爆食いしたり白い液体を飲んだりお昼寝したり走ったりして楽しんでいた。
チャコは強くて勇敢だから、きっとどこに行っても楽しくルンルンで穏やかに生きていけるんだと思う。
私も頑張ろう。
チャコが春になってもしまたこの公園に帰ってきたら、その時には私も成長していられるように頑張ろう。
チャコに会いたいよ〜
チャコ元気でね!
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