ドイツ生活 522日目2024/08/19 やっとザールブリュッケンに帰れた
今日は月曜日!
昨日深夜ホテルのベッドで寝転がりながらお母さんに少し電話した。
バスのせいでベルギーからまだ帰れていないことなどを話した。
そして会社のチームにもメールを送った。
「今週末ブリュッセルにいて、日曜の夜に帰ってくるはずがバスのキャンセルのせいで月曜の昼になりました。半日遅れます。」と伝えた。
朝7時のバスに寝坊するのが怖くて全然眠れず、アラームをかけたものの1時間ごとに目を覚ましてしまった。
けどなんとかちゃんと起きてホテルをチェックインしてバス停へ。
バス停に行くと、昨日の夜見かけた人たちが結構いる。
一体みんなどこで一晩過ごしたのだろうか。
ホテルやホステルを取った人、友達の家に泊まったと言っている人がいた。
みんなで「絶対ホテル代返金させようね。帰ったら絶対メール送ろうね」と言い合ってバスに乗り込んだ。
昨日乗る予定だったバスは北イタリア行きだったが、今日のバスはルーマニアのブカレスト行きだ。
全く違うバスに乗らされることになったのだ。
ルクセンブルクの手前でかなり渋滞がありそこで数十分ロスしたが、なんとかザールブリュッケンに向かっている。
そして予定より40分遅れてついにザールブリュッケンに到着した。
本当に疲れたが、そのまま歩いて家に帰って自転車を地下室から引っ張り出してそのまま荷物もおかずに会社へ向かった。
先輩たちには「大変だから有給を取れば良かったのに〜」と言われたが、なんとなく旅行終わりに働く気満々だったのにFlixbusのせいで有給を取るのが嫌だったので普通に仕事した。
今日午前中4時間働くことができなかった分、今週毎日残業してそれを取り戻すことで了解してもらった。良かった。
そして家に帰ってきてカレーを作って食べた。
ヨーロッパにいると、日本では考えられないようなことがたくさん起こる。
特に公共交通機関の遅れやキャンセルは本当に多い。
だから今回学んだことは、今回のように気軽な旅行(バスの移動後に超大事な予定がない)ならOKだが、日本への帰国や本当に大事なイベントの時に深夜バスを使うのはやめた方がいいということだ。深夜バスが今回のように突然キャンセルになると、その他の交通手段がないからだ。
今回のように遅延した結果ホテルに泊まって仕事に半日遅れるだけなら大した問題ではないが、
例えば早朝のフライトのために深夜にバスで移動する!みたいな予定を立てていた上でバスがキャンセルになったらフライトを逃してしまうことになる。
ドイツ鉄道はキャンセルが多いということは知っていたが、Flixbusもキャンセルが多いとは今回まで知らなかった。高速道路を走るのでどうしても渋滞や事故で遅延があるのは分かっていたが、バスそのものがいきなりキャンセルになるなんて想定していなかったのでかなり驚いた。
Flixbusはドイツ鉄道のいい代替案になると思っていたのだが、ネットなどでいろいろコメントを見てみると信頼度はドイツ鉄道とほとんど変わらないようだった。困ったな、ヨーロッパ。
お金がある人は結局車を買おう、という考えに至るのも自然なことだ。
ホテル代が全額帰ってくるかわからないので、ホテル代98ユーロとチケット代20ユーロ、そして月曜の午前中の時間を全部無駄にしたような気持ちになってしまう。
だけど、もし時刻通り深夜にバスが運行していたら、夜の高速道路で事故が起こったかもしれない。
Flixbusがホテル代を負担してくれないかもと思ってボロい宿に泊まっていたら、部屋の鍵をこじ開けられて襲われたりしていたかもしれない。
けど幸運なことに何事もなく無事に家に帰ってくることができた。
それができたのだから、今回はこの旅程で一番良かったのだと思うことにした。
皆さんも深夜のFlixbusには注意!
注意しようがないけど、、
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