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ドイツ生活236日目 2023/11/4 韓国コーンドッグ

今日も図書館へ!
新居に引っ越しするまでは毎日彼の家に泊まっているのだが、ずっとコロナで苦しんでいる彼の隣にいるのは申し訳ないのでせめて日中は家から出て図書館に行くようにしている。

図書館の自習コーナーにはいつも一生懸命勉強している学生や、暇を持て余したおじいちゃんたちが新聞を隅から隅まで読んでいたりして、みんながそれぞれ集中しているので私も集中しやすいのだ。

土曜日は図書館が15時に閉館する。
そのあとは、この前たまたまインスタグラムのケルン観光特集アカウントで見つけた、韓国コーンドッグのお店に行ってみることにした。

地図を見てみると、なんと9月まで住んでいたアパートの近くだった!
駅からちょっと遠かったが、その道のりにもたくさんお店があったので長くは感じなかった。

手作りの石鹸やアクセサリーを取り扱っているお店があったので入ってみた。

可愛くていい匂い

ケーキのような石鹸だ

いいなあ

これまでの人生で、こういう可愛い石鹸を買ったことが一度もないことに気がついた。いつか可愛い石鹸トレーを買ってその上に可愛い石鹸を乗せて、毎日使いたいなあ〜なんて思うが、またこれから住む家も3人の共有アパートなので石鹸だと置く場所に困ったり、シャワールームがヌルヌルしたりしてよくないかも、と思っている。

新居での仕事が落ち着いたら1人で住めるアパートを探して引っ越そうと思っている。そうしたらこういう可愛い石鹸を買ってみるのもいいかもしれない。

そしてお目当てのコーンドッグ屋さんに到着した!
私が到着した時は外まで列が続いていた。

楽しみ

お客さんのほとんどが10代から20代くらいの若者だった。
ドイツの若者には韓国の食べ物がウケるんだなと思うと少し嬉しい。タピオカもドイツではある程度の市民権を得ているようだし。

日本食はSUSHIRAMENなど圧倒的な地位を確立しているが、韓国グルメもかなり若者に人気のありそうなものが多い。

トッポッキ、コーンドッグ、ホットク、チーズタッカルビ、ヤンニョムチキンなどなど、サッと思いつくだけでもかなり若者ウケしそうな食べ物が多い。
しかも最近は韓国ドラマやK-POPの影響で韓国・アジア文化に興味のあるドイツ人が増えていると聞いたので、美味しい韓国料理のお店を出店したら結構流行りそうな気がする。

内装も可愛い感じ

おそらくオープンして間もないお店だと思うが、店員さんはみんな親切だった。韓国人らしき人は1人もいなかったが、韓国コーンドッグ屋さんだ。

注文の列は短くてすぐにレジを済ませたが、受け取りの列がとても長い。
キッチンを覗いてみると、想像以上に極太のコーンドッグを揚げている。
500mlペットボトルくらいの太さだ。

新大久保か原宿でもコーンドッグを食べたことがあるが、せいぜい片手で持ち上げて食べれるくらいの割と細めのものだった。
だがここはドイツ。身長180cm以上の大柄な若者でもお腹を満たせるよう、サイズも改良されているのだろう。


受け取るまでの間、近くの本屋さんに寄ってみた。
とても静かな空間だった。

文字だけのデザイン
アルファベットに無限の可能性

本屋さんの後またお店を覗いてみたが、私の前に注文した人たちがまだ列に並んでいるのが見えた。

まだまだ時間がかかりそうなので、今度は近くの古着屋さんに寄ってみた。

可愛いトートバッグ

冬用のセーターが10€、ジャケット類も30€くらいでかなり安く売っていた。
中にはおばあちゃんのセーターのようなものもあったが、おしゃれな若者たちが一着ずつ吟味しながら選んでいた。
私はファッションセンスがないので自信がないが、本当におしゃれな人たちはこういう古着屋さんの中から自分に合う一着を見つけ出すことができるのだろう。


そしてお店に戻ってから10分ほどして、やっと受け取ることができた!
片手で持っていては腱鞘炎になってしまうくらい重いコーンドッグが揚がったら、ソースを2種類選んでかけてもらう。
カレーソースとケチャップにした。

おおおお

確かにこれだけの大きさのコーンドッグの中にまで火を通すには相当な時間揚げないといけないだろう。

私が写真を撮っていたら、店員さんが通りがかりに
「ドイツのコーンドッグ、あなたのお口に合うといいのですが…召し上がれ!」と声をかけてくれた。

韓国人がわざわざドイツの韓国コーンドッグを食べにきたと思われたのかもしれない。

私は韓国人ではないが、新大久保と原宿でコーンドッグを食べた経験がある。K-POPにもかなり詳しいし、韓国ドラマもかなり観ているし、超初級だが韓国語も少し話すことができる。
ドイツ人に比べたら、私の方が圧倒的に韓国人に近いと言えるだろう。

真ん中に太めの串が刺さっていて、右手で持ち上げてみたがすごく重い。
日本で食べたコーンドッグは口でパクッと先端から食べることができたが、これは500mlのペットボトルくらいの太さなので口には当然収まらない。

外側のパン粉からガリガリかじると、内側にはふわふわに火の通った生地があって、その中にはちょうどよく溶けたもちもちトロトロのモッツァレラチーズスティックが包まれていた!

パクッとかじって顔から引き離すと、絵に描くみたいにチーズが伸び〜る。
手を伸ばし切ってもチーズが切れないので指で切った。

私はハーフ&ハーフにしたので、コーンドッグの前半はモッツァレラチーズ、後半はソーセージだ。

ソーセージはドイツの本場の塩味の効いたソーセージではなく、おそらく世界のどこにでもあるような、あのピンク色のちょっと甘くて安っぽいようなソーセージだ。
でもコーンドッグにはこれが合う。

お腹ぺこぺこだったので最初はどんどん食べたが、やはり30歳。途中でいきなり食べられなくなった。カリカリの衣も捨てがたいが、ソーセージも美味しい。迷った挙句、中身のソーセージだけ完食して、外側は少し残してしまった。

おそらく平均的な空腹のドイツ人なら問題なく食べ切れるだろう。
けどあまりにも大きいので、間食というよりはこれだけで十分1食分の食事になると思う。
美味しかった!
他にもニンニクソースやオーロラソースなどがあって、他のソースで食べたら美味しそうだ。


新居の街にはケルンのようにこういうトレンドを反映したようなお店がないことが予想されるので、ケルンで面白いお店を見つけたら今のうちに行っておきたい。


帰り道に日本でいうならしまむらサンキみたいなお店を見つけた。
一見ちょっと安っぽいのだが、実はトレンドを押さえていて使いやすい服、みたいなイメージだ。

気になる

帰りはシェアサイクルに乗るには寒すぎたので、地下鉄に乗って帰ってきた。

可愛い書体

そして夜はエビと白菜、キャベツ、きのこ、玉ねぎなどを使ってクリームスープを作った。
昨日喉が痛いという彼にコチュジャンのスープを飲ませてしまったので、今日はその喉を労るためにクリームにした。

これで喉は修復されただろう

冬はスープが美味しい。

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