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ドイツ生活260日目 2023/11/28 本場のクリスマスマーケット

今日は前回閉店で行けなかったクリスマスマーケットに行ってみることに!!
ルームメイト2人と一緒に外に出たが、とても寒い。

広場と市街地、そして駅に続く道でクリスマスマーケットが行われていた。
ザールブリュッケンは大きな都市ではないが、なんだかこじんまりとしていてそれも可愛らしい。

奥にはおそらくクリスマスマーケットのために設置された観覧車もあった!

楽しみ

いろんなお店があるが、中でも一番賑わっているのがこの木でできた小屋だった。

あとで入ってみることにした

クリスマスツリーも飾られていてとてもいい雰囲気だ。

アクセサリー屋さんも

ルームメイト2人はクレープを買ったが、私はしょっぱいものが食べたかったのでソーセージを買うことにした。

お腹すいた

ソーセージだけかと思ったら、それを挟むパンもついてきた。
このパン自体にはほとんど味はないが、ソーセージがしょっぱいのでそれを緩和してくれてちょうどいい感じだ。

美味しかったよ

クリスマスツリーの下には明らかに偽物のミッキーとミニーの着ぐるみを着た人がいた。偽物のディズニーキャラクターがいるのは中国だけかと思っていたが、ドイツにもいるらしい。
これでお金をもらえると思っているのがすごいが、足元には箱が置いてあってそこにコインを入れてもらおうとしていた。

ミニーはスカートを諦めてガッツリ防寒具だ

子供用の小さい観覧車もあって可愛い!
と思ったら、結構体の大きい中年の男性が1人で乗っていた。

楽しそう

そして午後7時にクリスマスマーケットの上空をサンタクロースのそりが走るパフォーマンスがあるらしく、それを見るために3人で空を見上げながら待機した。
この日の気温は1度で、ほっぺたがヒリヒリするほど寒い。
録画のためにスマホを手で持ちながら待機していたが、その指先の感覚が無くなってくるほど冷たい。
サンタクロースを待っている人がたくさんいて、みんな寒い寒いと震えながら上空を見上げていた。

だがさすがドイツ。
19時5分になって「皆さんお待たせしました!サンタクロースはあと5分で登場します!」とアナウンスが流れた。

そしてそれからまた10分ほどして、「今からサンタクロースが皆さんの上を通ります!提供はザーランドのエネルギー会社OOです!」とアナウンスが流れた。

この時にはもう手の感覚を失っており限界状態だった。

サンタクロースの乗ったそりはそこまで華やかなものではなく、ライトの装飾はそりのスケート部分のみだった。
サンタクロースがこちらに手を振っているのが見えたが真っ暗だったのでよく見えなかった。

真下から見た図

3人とも「なんか寒い中待った割には地味だったね」
「なんかもっとライトつけないと見えないよね」と言いながら、ホットワインを飲みに行くことにした!

そしてついに本場ドイツのクリスマスマーケットで名物のホットワインを注文!
ドイツ語ではGlühwein(グリューワイン)と言う。
ただワインをあっためたものではなく、スパイスを加えて火を通したものらしい。

グリューワインは合計7€で、カップを返却すると3€帰ってくる。
カップを持っておかわりをしに行くと4€で飲める。
カップはとても可愛い毎回限定のデザインらしいので、持ち帰ることもできる。

可愛い
乾杯!

本場のグリューワインを飲んでみた感想は、「スパイスが強い!」だ。
サンタクロースを極寒の中待ち続けたせいで体が冷え切っていたので、ワインを受け取ってすぐ湯気を顔に近づけて息を大きく吸い込んだ。

そしたらワインよりもスパイス(シナモン?とか、もっと香りの強い何か)の香りがグン!と鼻と喉に入ってきて、とても刺激的だった。
香りが思ったよりも強くてツンとして少しウッとなったが(擬音語が多め笑)飲んでみると美味しかった。

香りも味も結構強烈なので、あんまりグイッと飲むことはできない。
赤ワインはそもそもそんなにグイッと飲むものではないか。
寒いからちょっとずつ暖を取るようにちびちび飲むのがいいみたいだ。

ソーセージを事前に食べておいたので良かったが、それでも昼ごはんから時間が空いていて若干空腹だったので少し酔ってしまいそうだった。

これからクリスマスマーケットに行く人は、たくさん人がいて賑わっていて非日常感があってとても楽しいのだがついついグリューワインを飲み過ぎてしまわないように注意だ。
まずソーセージやクレープなどなんでもいいので何か食べた上でグリューワインを飲もう!

そのあとはみんなでお店を見て回ったりして帰ってきた。

オリーブの木を掘って作った置物

ドイツの冬は思ったよりも寒くて厳しそうだが、クリスマスマーケットがあれば楽しく乗り越えられそうだ!

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