たなぼただからこその
タイトルの字面がちょっと早口言葉っぽくみえる。
たなぼただからこその「罪悪感」を私は感じていました。
2時間ドラマみたいに、
裏で手を回したり、
卑怯なことをして自分に有利になるようにした。
わけではないのですが、罪悪感がありました。
お金に頓着のない母と、
お金に執着のない兄と、
お金が欲しい私。
父の遺産相続の手続きは全て私がやったのですが、
もちろん、母と兄に意志を確認しつつ進めて、
その結果、家賃収入の8割くらいを私が相続することにしました。
正直「本当に助かった。」です。
会社辞めて整体師として起業する!
と息巻いてたけど、実際はコロナだし営業や宣伝やらないし
SNSで発信もしない。
そりゃ、お客さん来るわけないよね!
もし、まだ父が元気に生きてたらさすがにお金に困って、
表家業の整体の仕事を頑張った。かもしれない。
しかし、現実は表家業やらなくても大丈夫。
そうなると「やばい!稼がなきゃ!」という焦りもないので
「あ~。。整体頑張らないとなぁ。。集客しないとなぁ。。」のまま
3年が経ちました。
なんだか微妙な3年間でした。
権利として得た相続金なんだけど、なんか申し訳ないの。
世間のFIREした方々は、自分で資産を作ってFIREしてるでしょ。
でも自分は親のお金でFIREしてる。
苦労せずにFIREしてる。
なんかごめんなさい。
そういう罪悪感がつきまとってました。
それと、
親がひたすら働いて仕事して頑張って稼いだお金を、
私が使っていいのかな。。という思いも、罪悪感に拍車をかけました。
相続を機にFIREした人の中には、
同じような思いをしてる人いるんじゃないかなぁ。。。
そして今、私はようやく罪悪感が薄れてきました。
どうやって薄くなったのかは、次回、お伝えしますね。