見出し画像

DELL XPS 13 2-in-1を使ってみた

「デル アンバサダープログラム」により、約1ヶ月間XPS 13 2-in-1をお借りできたので、その使用感をまとめて行こうと思います。
いつもは、ラップトップはRazer Blade Stealthを使っています。

DELLのPCの利用歴

過去、DELLのPCは2台使ったことがあります。
1台目は10年ほど前に在籍してたウェブ制作会社で支給されたInspironシリーズ(だったと思います)。
2台目は3年前までAlienwareのデスクトップゲーミングPCを使ってました。(今は自作PCです)

当時使っていたInspironはキーボードが本当にひどくて、全体的にペコペコしていて、Enterキーに至っては押す場所によって反応しないことがあり、イライラしかありませんでした。ディスプレイの発色も良くなかった記憶です。

Alienwareは快適そのものだったので、中身に関しては信頼していましたが、正直なところラップトップには何の期待もしてませんでした。

XPS 13 2-in-1の使用感

画像1

こちらが今回お借りしたXPS13 2in1です。
CPUは第10世代ですので、つい先日発売されたXPSの1世代前ですね。

■キーボード

キーボードは私が最もタイプミスが少ないUS配列キーボードです。
下のBlade Stealthと比べてもらうと分かりやすいと思いますが、ボディ幅いっぱいまでキーボードが入っていますので、キーピッチは広め(約19mm)でかなりタイピングしやすかったです。
キーストロークは浅めで、Macbookのバタフライキーボードとよくあるラップトップのパンタグラフの中間のような感触です。音もそんな感じで、軽いペチペチ感があります。
寿司打で個人最高得点を叩き出したのは、ここだけの秘密です。

DELL製ラップトップで一番の懸念点であるキーボードがめちゃくちゃ良かったので、この時点で最高やん!って思ってしまいました。

画像2

※これはRazer Blade Stealthのキーボードです。

■トラックパッド

次に好感触だったのはトラックパッドの質感です。
WindowsラップトップがMacbookと比較してダメ出しされる点の一つに、トラックパッドの質感が挙げられる(と思ってる)のですが、XPSはかなりいい線いっていると思います。後述するRazer Blade Stealthを使ってる理由の一つに、このトラックパッドのタッチ感が優れているから、というのがあります。
XPSもBlade Stealthに並ぶタッチ感でした。恐らくMacbookやBlade Stealthと同じガラス素材なんでしょうか。いい感じで、何ら不満点はありませんでした。マウスは使わないぜ!っていう人にとっては、とても評価できるポイントでしょう。
私はそもそもマウス派なので、使うかと言われると多様はしませんが、数少ない使用時にイライラしないのは重要かな、と思います。

■ディスプレイ

予備知識なしで使ってみて、何か広くて見やすいな、と思って調べてみると、16:10でした。ラップトップはそもそも画面サイズが小さいので、縦方向に少し広いだけでこんなに快適になるのか、とびっくりしました。
Microsoft Surfaceも16:9ではありませんし、今後は縦方向のアスペクト比が高めのラップトップが流行るのではないかと思います。少しの差ですが、かなりのインパクトのある違いです。
そして解像度も高いので、文字のにじみなどは皆無です。

キーボードに続き、ディスプレイの発色の良さというか、鮮やかさに驚きました。(以前使ったものとはスペックが全然違いますが)
Dolby Vision対応のコンテンツを見てみると、黒の表現が際立ちます。
いやぁ~DELLさん、進化してますねぇ。

2-in1なのでディスプレイをクルッと開くとタブレットとしても使えます。ただし、手持ちで使うには重すぎます(1.32kg)ので、テント型にして外付けでキーボードとか接続すると、手前のスペースが広くなるので割と使いやすかったです。
付属でスタイラスペンもお借りできたので、使ってみました。
これはまぁ普通に使えますね、という感じで、可もなく不可もなしでした。
仕事柄、デザインに赤ペンを入れることがあるのですが、手書きだとすごい便利に感じました。

■気になった点

2つだけありました。

1つは重さ。箱を開けた時の「お!コンパクトやん」から、取り出すときの「重っ」というギャップがすごいです笑
アルミの削り出しなので剛性はすごいしっかりしてるのですが、Razer Blade Stealthと比べても更に重く感じました。できたらあと200gほど軽くなると最高ですね。

もう一つは背面の熱です。
背面のヒンジ近くあたりが、ものすごく熱くなります。起動して1~2分ですごい発熱です。ヒートシンクからアルミボディを伝って排熱をしっかり行ってるのでしょうが、膝の上に置いて作業するのは冬場の寒い時期以外は厳しいでしょう…。
机の上に置いて使うときも、ディスプレイ側を少し底上げしてあげると、さらに排熱しやすくなって、CPUに優しいのではないかと思います。(このモデルでそこまで気を使うような使い方はしないでしょうが)

■スペック

最後に、スペックのまとめです。

プロセッサー:第10世代 Core i7-1065G7
OS:Windows 10 Home 64ビット
メモリー:16GB 3733MHzLPDDR4x オンボード
ハードドラブ:512MB PCIe NVMe x4 SSD
ビデオカード:インテル Iris Plus グラフィックス
ディスプレイ:13.4インチ 16:10 UHD+ WLED タッチディスプレイ(3840*2400)
重量:1.32kg

画像3

美しいですね。

実売20万円前後ですので、コスト重視の方にはちょっと高い気はしますが、使っていてイライラするところはありませんでしたので、かなり完成度は高いです。
PC作業でイライラしない、というのはとても重要ですので、買い替え候補に入れていいと感じました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?