見出し画像

母乳過多の昼間断乳、それ即ち地獄

※母乳過多の私が仕事復帰に伴い昼間断乳した話です。話の中心は概ね乳腺炎のことです。母乳が出過ぎていて困るという話を基に母乳育児について綴っていますので、母乳についてセンシティブになっている方はそっと閉じていただくのも良いかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。







私がやったこと


・母乳マッサージに定期的に通うことで、乳房内に古い母乳を貯めておかないようにする(乳腺炎予防)
・乳房緊満を感じたら、手で乳輪からの搾乳を行う
・授乳前に乳輪部のマッサージをし、しこりを摘める硬さまでほぐしておく(引っ張り飲みさせないようにして白斑予防)
・カロリーを取りすぎないようにする(母乳量調整)
・水分摂取を心がける(1.5L/日)
・ハーブティーを飲んでみる(藁にもすがる思い)


記録として、ここに至るまでの経緯を以下に綴ります。長いので読み飛ばしていただいても大丈夫です。




子ども4人は育てられるおっぱいですね!

上記は私の母乳マッサージをいつも請け負ってくださっている全幅の信頼を寄せる助産師さんが、私の胸の状態を見て開口一番におっしゃられたことです。
何が違うのか正直素人目にはさっぱりですが、そりゃーもうビャービャー出る方なのでまぁ納得だなというところでした。
何が言いたいかといいますと。助産師さんお墨付きの母乳過多というわけです。


1人目の時は生後2週間、2ヶ月、4ヶ月頃にと3回乳腺炎と白斑を経験しています。
そのしんどさはよくよく理解していたので、次男も最初から完全母乳の予定でした。結果生後1週目から完全母乳に。生後3ヶ月までは母乳過多改善のため片側授乳を行っていました。が、3ヶ月頃から母乳不足のためか授乳間隔がより短くなりほぼ泣いてる状態になったので、不足分を埋めるべく両胸を交互授乳するように。

そうしたら両胸ともに詰まりました。その後、両胸ともに白斑が出来ました。

一気に母乳量が増えたからでしょうけども。身体の恒常性ってすごいですよね。

ここからが地獄の始まりでした。保育園入園に向けた準備として、2月下旬から授乳を一回ミルクに置き換えて1週間すると、また両胸ともに詰まり、果てはどちらも乳腺炎に。
発熱と悪寒、ひどい倦怠感で倒れつつある中、本当に4月の復職に合わせて昼間断乳なんて出来る気がしなくて、ひたすら不安を感じながら悩んでました。
この時ばかりは母乳育児が辛すぎて、今すぐ辞めたくて仕方なかったです。それはそれで辛いので結局続けることになるんですけどね。

これまでの経緯から、このままだと乳腺炎を繰り返すだけだと判断。次男出産後にはまだ通っていなかった母乳マッサージに再びお世話になることにしました。
4月に復職することを助産師さんと相談し、結果として頻回に母乳マッサージに通うこととなりました。

助産師さんと振り返りをする中で、今回のおっぱいトラブルの原因は、
・片側授乳による飲み残しが積み重なり慢性化していたこと
・一回置き換えしたときその分の搾乳をせずそのままにしていたこと
・低月齢で母乳分泌が良い状態であった
この辺りが大きな要因だったのかなぁと思っています。

今は最初に挙げたことを意識して行いつつ、月に一回の母乳マッサージに通っています。努力の甲斐あってか、今は職場で搾乳しなくとも過ごしていくことが出来るようになりました。
また、たまに詰まりかかっても乳腺炎まで移行せず何とかなってます。


世の中の母乳過多のママさんたちに声を大にしてお伝えしたいことは、自己メンテナンスとても大事ですよ、ということ。
私の場合は、自己メンテナンスをはじめてから母乳トラブルの頻度がかなり減りました。

中々母乳過多の悩みって理解して貰えません。
でもここに一人、悩みに悩みながらもがいてる人間が居るんだということ。悩んでいるのはお一人ではないのだということを知っていただけたら、それだけで嬉しいですし、私の経験も昇華できるというものです。
母乳過多で悩んでいるママさんが少しでも母乳育児を楽しめますように。そんな想いを込めて。

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?