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鳥籠_2005

小林未郁
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※試聴版。オリジナル版(04:31)は購入後に視聴可能。

19歳の時に書き下ろされたお付き合いの長い曲。
2005年発売のミニアルバム「月夜のかけおち」に収録され、最新アルバム'Mika Type は' ではピアノ弾き語りで収録。

楽曲紹介記事
https://note.com/miccabose/n/n3c86cab7c9ff

「鳥籠」詞曲:小林未郁
狭く薄暗く湿ってる地下の部屋
光が差す窓は切り刻まれ
白い足首は鎖が巻かれて
歩くのも簡単じゃない

ここにいる訳は知らないけど
これが私の世界なの

夕日に晒され堕ちてゆく鳥のように
空に何にも描けなくなった
ああ 一つずつ遠い記憶を辿って思い出しかけたのに

扉 蹴飛ばす乱暴な音
影絵に埋もれて途切れる息
それが誰だか知らない
懐かしい人ね それは分かる

錆びた車輪が鼓膜に刺さって
あなたの左手 右手で探す

指を絡めて空気の底に沈んで
溶ける意識で赤い花を見た
あなたの声が歪んでゆく
どこにも行かないで
手を離さないで

籠の中なら明日も生きていられる
何故?大空を鳥は飛びたがる
記憶の糸はもう辿らない
扉を開けないで
私を忘れて

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