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楽曲紹介 - 潜水艦

この曲はこれにまつわる出来事が印象的なので、とってもよく覚えています。恐らく。

制作経緯

2009年発売のアルバムに収録されておりました。楽曲を作ったのはそれより1年前くらいだと思います。(追記3.12 = 2008年にアルバム発売、2009年から流通開始でございました。)
当時組んでいたおもちゃバンドのリハーサルの為にスタジオに入ったところ、30分経っても誰も来ない…なんと、私以外のメンバー全員遅刻!
ひとりぼっちのスタジオで暇だったので、エレピで遊んでいたら出来ました。笑
この頃は勢いのみで曲を作っていたのでとても自由で、曲作りは楽しかったです。私は歌詞を後からつけるのですが、ずっと潜水艦をテーマに書きたいなと思っていたので、エレピで弾いた雰囲気が合うと思い完成させました。

過去音源 2009年ver.

それでは過去音源です。前回記事よりも金額を上げましたが、レア度で決めていこうかなと思います。
(追記3.12 = 2008年ver.が正解です)

レコーディング

少ない予算の中でのアルバム制作でしたので、スタジオの深夜パックで夜通しレコという、今思えば若くないと出来ないスケジュールでしたね。
この時はメンバー4人でしたが、普通のリハスタに機材を持ち込んでのレコだったので、それぞれのブースがある訳でもなく。
まず全員で演奏して仮歌を録って、その仮歌に合わせてリズムから1人ずつ順番に録音し音を重ねていく、この方法は寧ろ今時!
これが時間もかかるし深夜でとても大変でした。この大変さがあったから「ライブみたいに全員せーので録ればいいじゃん」という今のレコーディングスタイルに繋がったのかもしれません。

2019年ver.

レコーディング

2009年のアルバム発売の2年後くらいにバンド解散してしまい、またソロ活動のみに戻りました。楽曲だけは残っているのでピアノ弾き語りアレンジをして、その後もライブで歌い続けました。
エレピで作ったベースがあるので難しいリアレンジではありませんでしたが、主にブレイク部分でチェロが鳴っていたところや、前奏と後奏でどうやってピアノだけで世界観を作るか?を考えました。
とは言え、奇を衒うことをしても仕方ないので、シンプル且つ深海に潜りたゆたう雰囲気が出せればと思いました。

それにしても、深海って怖いよね。

過去音源と今の比較

これはもう言わずもがな一度聴き比べて頂ければ!ですね。
過去音源の使用楽器は、前奏でラジオの音(因みにライブもラジオ持ち込んでリアルタイムで流してました。)から始まり、水の入った瓶をストローでぶくぶく、マンドリン、タブラ&バヤ、チェロ、エレピ。
他にも小物楽器を入れたかもしれませんので、じっくり聴いてみてくださいまし。歌声はちょっと可愛い。笑

そして今回のピアノ弾き語り、3曲連続レコーディングの2曲目なので、この辺りからちょっとゾーンに入る感覚になりライブをしているような気分に。自分自身が楽曲の中に没入したくて数曲連続で録っています。疲れるけどね、とても良い疲れです。

そしてそして!
現在バンドプロジェクト三日天下でもライブでご披露しておりますので、三日天下ver.がまたお届け出来る日を楽しみにしていてくださいませ♪


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