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"さらし"のすすめ


使い道いろいろ、刺し子布巾も楽しい

昔ながらの日本の布、さらし。おばあちゃんが使う布というイメージがあり、使ったことがなかったのですが…
一度使ったらもう手放せない!

薄いので洗いやすい、そして非常に乾きやすい。洗ったり拭いたり乾かしたり…台所で酷使する道具として本当に優れています。

わたしの使い方は、主に、食器を拭く布巾として、手を拭くタオルとして。トップ画像の左は食器拭きとして、右はタオルとして使ってるもの。

右の「刺し子」がまたかわいくて気に入っている。知的障害のある方が一刺し一刺し縫われたもの。デザインも縫い目も大胆で素敵なのです。買うときに迷ってしまうくらいいろいろなデザインがある。

こんなのもあります(↓)。

左の古典柄もいいけど、右の自由さが好き

これ(↓)はわたしの刺し子。もったいなくて使えなくて、カゴに入れた食器のカバーに使ってます。

われながら力作

あと、コーヒーもさらしの布を切って使っています。ネルドリップ風。

真っ白なさらしが完全にコーヒー色に

淹れた後はコーヒー豆はコンポストへ。布は洗います。よってゴミはゼロ(うちはキッチンのいわゆる生ゴミはすべてコンポスト行きなので、ゴミを出す量がとても少ない)。

コンロ周りを拭く専用布巾として

最近、ガスコンロを拭くのにもさらしを使い始めました。
テーブルを拭く用にはクリンネルを愛用していて、これは優れものなのだけど、コンロを拭くのにまで使うとまぁ汚れること。洗うのも大変で。

ウェス(不要になったTシャツなどを小さく切った布)もいいけど、ふと思いついて、ガスコンロ拭き専用に新たにさらしを用意してみました(さらしは一反(10メートル)とかで売られていて、好きなように切って使える)。

汚れることなど気にせずガンガン拭いて(だってそれ専用だから)、適当に洗って使い倒し、それこそあとはウェスにしちゃえばいい。

コンロ周りはいつもきれい。あぁ気持ちいい。


テーブル拭くのとコンロ拭くのは使い分けるべきだったのよね。こんな簡単なことも意外と気づけないんだよなぁ。。

布巾、ペーパータオル、ラップを使う場面で

その他、蒸し布としても使えるし、豆腐やヨーグルトの水切りにもいい。

あと先日、寿司飯の乾燥防止に、水に濡らして軽く絞ったさらしをのせて野菜室で保存してみたら、翌日もしっとり。いつもそのまま冷蔵庫に入れてパラパラになっちゃって残念だったから、これはいい!

いい方法を見つけた!

まだあります。
湿らせたさらしは、お茶碗にかけてレンジでチンとか、野菜を包むのにも使えて、ラップ代わりになる。というか、ラップの登場以前はこんなふうだったってことですよね。

その他、洗った野菜を包んで軽く振って水切りするもよし、使えば使うほど使い道を発見し、こんなに使える布だったんだと気づかされています。

つまりさらしは「布巾」兼「ペーパータオル」兼「ラップ」の万能布だってこと。
ペーパータオルとかラップを使う場面で、さらしを使う。ゴミは出ないし、切れちゃったから買いに行かなきゃ、もないし、簡素に暮らしたいわたしにぴったり。

料理や掃除にはそのままで、手拭きやホコリ除けには刺し子を施したものを。
かわいい刺し子は台所仕事の気分を上げてくれるし、布が強くなるという効用も。うまくできてますね~

というわけで、さらし礼讃記事でした。ほんとにおすすめです。 


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