見出し画像

おっさんの戯れ言#7

ライブレポとか、そんな気の利いたことではなく現場雑感として7/9(金)に富士急ハイランド、コニファーフォレストで行われたW-KEYAKI FES. 2021 初日(櫻坂46単独)を。

現場雑感ということは、何を隠そう現地でライブを観てきたのだ。自然の猛威と驚異を、ただぐうたらと、のんべんだらりと生きているこの身を以て喰らってきたのだ。

但し現場でライブを観たからと言って、私が詳細な情報を貴殿に与えられると思ったらそれは非常に、甚だ大きな、決して見過ごすことのできない誤りである。なぜなら私の席はアリーナブロックの最後方であり、チケット発券日にまさかのTwitterトレンド入りを果たしたEブロックかつ、最下手のE1ブロックから数えて5つ目のE5ブロックであった(Eブロックは下手からE1~26上手まである)。以降の私の弁は推して図るべし。

つまり下手の花道に誂えたステージでのパフォーマンス以外は全くと言っていいほど見えない位置であったのだ。なのでライブレポなど書けようはずがない。ちゃんと観ることができたのは3曲目の半信半疑だけだった。

あとは頑張って背伸びしてみたり、前方にいる、私がメインステージ、センターステージを観ようとする丁度その線上にいる背の高い方、おそらく180cm以上、の揺らぎを相殺するかの如く逆に揺れながらなんとかその間隙を縫うように垣間見たりした。そのため、メイン・センター・上手ステージで起こっていることなど私には殆どと言っていい程分からない。同時に配信で観てやろうかと思ったが、私のスマートフォンには電波が届かない。アンテナは4本立っている。だが通信の一切がまるでBANされたかのように不可であった。「スマート」フォンとは?その存在価値とは?

など、ライブ中にパフォーマンスが全然観えないと、音楽が流れてモニターに人物が映っていても何が起こっているのかわからないと、上記のような考えに耽ってしまう。または、周りの観客を見渡すという、後ろの座席の方からしたら非常に危険を孕んだ行動をしてしまう。当然だろう、ステージ上での一挙手一投足を逃すまいと集中しているまさにその瞬間、突然目の前にいる正体不明の男が振り返り始めたら。それはホラー以外の何物でもない。

ともあれ、ライブハウスには何度も足を運んだことがあるが、1万人以上の大規模なライブ会場はそれだけでこちらを、尊大な自尊心と矮小な度胸の小物を威圧するかのように佇んでいる。泰然と、人流を受け入れ、受け止め、一種の宗教的一体感へと導いてくれることを期待せずにはいられない陣容を誇っている。スポーツ観戦で得られる一体感や高揚とはまた違う。そして勝負の相手はフィールド内にいる敵ではなく、コンサートにおいてはパフォーマー対観客であり、時に挑みかかってくるようであり、時にこちらを甘美な陶酔へと誘うかのようであり、果ては不安を与え、期待を煽り、観客の心の動きを、さもそれが自発的であるかの如くコントロールしていくことで、パフォーマーが更なる高みへと昇る様を見せつける。一体。一心。そうやって伝説が生まれ、そうやって物議が醸される。さらに新たなライブでその雑音を吹き飛ばし、ねじ伏せ、黙らせるのである。伝説は生まれ続ける。彼女たちによって作られ続ける。はずである。

と、ここまで読んでいただいた方はうんざりしながらこう思っているだろう。

「現場雑感とは何か?」
「現場の事を全然書いてないじゃないか」
「コイツはふざけているのか?」
                    等々…

仰る通りです。心よりお詫び申し上げます。申し訳もございません。


【注意:以下、口語でかなり低レベルな雑感が繰り広げられます】
※地方の深夜ラジオでも聞いてる感覚で読んでください。
※お名前は敬称略です。普段はさん付け(またはちゃん付け)で呼んでます。
※あくまで個人の感想です。記憶を頼りに再構成してるので、事実と違うことがあっても気にしないでください。気になったらそっと指摘してください。過激に指摘されると萎えます。配信観たあなたに勝てるわけないんだから。


入場後、開演後暫くは雨が凄かったのよ。ホント。みんな雨合羽で、下向いちゃって。これから楽しいライブだっていうのに、そういうテンションじゃないよね。後ろのヤング達は合羽着ないで、なんか「俺の方が寝てないから」的な自慢合戦しててほっこり(イラっと)してたよね。うん。
とにかく始まる前からビッショビショ。合羽(レインポンチョ)必携、サンダル必携、カバン包むごみ袋必携。メガネの人はつばの広い帽子もね。視界奪われないので是非。合羽のフード被ると音が籠るから嫌いです。見えねぇんだもん。音はしっかり聴きたいよ。

影アナウンスは元気があってよかったねぇ。松田・大園・守屋(麗)だったかな?大園は訛らないように気を付けてたね、でも確か1か所明らかにそっちのイントネーションだったよね。うん。ということでovertureです。一度でいいから生で欅坂のを聴いてみたかった。櫻のovertureもいいけど、欅を聴いたことが無いとその良さが100%わからない気がする。気がするだけです。バックスメンバーの紹介順ってなにか法則あった?わかったら教えてください(どうやって?)

はいオープニング。何にも見えない。モニター頼み。なーんかメインステージに人が出てきたなー踊ってるなー、あ、人入れ替わってるなーわっかんねーなー。
と、モニターには車に乗ったエイトメンバーが。どこ?ねぇ、マジでどこ?どこにいるの?なんかバンバン音鳴った!ウォーターショットきた!けど雨が凄いからこれの何が凄いのかさっぱりわからない!
あ、もうステージ上がってる…踊りだした止まった曲始まった。

ということでノーバディーズフォルト。no no noでファイヤーしてたね。森田ジャンプは何とか間隙縫って見たよねはい満足。
microscope、センターステージで踊ってらぁ。夏鈴ちゃんだけはとても良く見えた。凄いなぁ。
半信半疑、下手に天ちゃん以外のメンバーが来てたのかな?みんなよく見えました天ちゃんは全く見えなかったけどモニターで世界に誇るアイソレーションみれました満足。そのほかのメンバーのダンス、夏鈴ちゃんやっぱり目立つ。齋藤、遠藤キレキレ、齋藤は髪まで踊るっていうか髪まで自在に動かしてた。彼女のダンスの凄さをちゃんと理解できてなかったけど、今回下手でやってくれたおかげで理解できた。キレがあるし大きい動きなのにスンッってしてる(結果理解できてない)。つまり素人にはわからないけど凄いってことで。遠藤もばっちり目立ってたカッコイイ佇まいが素晴らしくシャープ。

あ、ここでなんですけど顔なんて誰一人ちゃんと見えてないですよ髪型と何となくぼんやりと輪郭パーツ身長体型その他で判断してます齋藤、遠藤違ってたら違ってた人もゴメンナサイ。

全体MC、天ちゃんバックスMC、大沼は富士急が行きつけらしい。誰か彼女に行きつけの使い方をレクチャーしてあげて。スシロー感覚で富士急行ってたとしたらあのとっぽい父ちゃんどんだけ稼いでんだよ。はい。そのほかの新二期生は初めてだったかな?確か。
増本やまびこタイム。だからこっち声出せねぇんだよ。って。17共和国のリーダーがやってたネタの使いまわし感と未達成感でちょっとなぁって。そのあともはや恒例の無茶振り。軍曹。マイクオフでやってスティックバルーンでレスポンスでも良かったんじゃない?ってかやまびこの定義よ。

増本「富士ー!」やまびこ「カンカンカン!」

オカシイだろうよ。だからそれも突っ込んだり笑ったりのリアクション出来ないんだってば。そこは観客側のストレスになっちゃうから考えた方がいいと思うよ。できないこと、やっちゃダメなことが今は多いんだから、何か別策を。そして苦しい案を却下して別の提案が行える関係性を。希う。
※希う→こいねがうって初めて知りましたどうでもいいです

洗濯物干してたね。ぱんぱんぱんぱんってしわ伸ばしてさ、4か所洗濯ばさみで止めてたよ。うん。それはモニターで見れたよ。だからわかんないよメインステージの出来事はさ。あとクレーンが下手側にあったからがっつり被るのよ。これで濃霧だったからって円盤にしなかったらホントさあ、覚悟しとけよ(何を?)。

って、誰か降りてきたって

おぜきーーーーーーーーーーーーーーーーー!

ってみんな叫びたかったでしょうね。画面の向こうの皆さんの勝利です。完勝です。みんなそのタイミングで白×黄色やるんかと思ったらそうでもない。私はバルーンスティック反対派です。ペンライトと一緒だと持ちにくい。濡れるとスゲー滑る(アクシデントで何度か前の席に放り投げました)。うるさい。耳が痛くなる高音でMCの音が飛ぶ。マジで聞こえなくなる。視覚奪ってるんだから聴覚は確保してくれよ!マジで。

いやー復帰できてよかったねホント。無理せずね。ゆっくり職場復帰してください。本人が焦って速度上げようとするのを周りが止めるようにしてください。大丈夫だよって。みんないるからねって。焦らなくてもだいじょうぶだよって。声出せるなら嗚咽してたけど、ウルっとしただけだった。声を出せない(能力として出せるのに)ことは感情の昂ぶりまで抑制しやがるんだよ。画面をご覧の方は声出して泣けたでしょ?

偶然の答えはセンターでやってた?なんもわからん。モニター見てたけどようわからん。相変わらず夏鈴ちゃんはわかりました。

最終だから発車ベル相当長かったね。井の頭線吉祥寺駅の渋谷行き最終みたいね。中央線の接続が遅れてるときとか特にね。地下鉄じゃねぇけどそれは言いっこなしよ。
この曲も下手側でやってくれた。けど曲全体の印象は薄いかなぁ。記憶障害?でもこの時間帯はちょっと集中力が無かったかも。

でも、小林、理佐のオーラは凄かった。
小林→オーディン
理佐→リヴァイアサン
みたいな?は?

気になったら【FF 召喚 オーディン/リヴァイアサン】で調べて

いや、やっぱりアンタ達2人はスゲーよ。エースだよ。大エースだよ。
間に挟まれた森田はちょっとなぁ。小さすぎる。だからこそ三角形の頂点で活きるのかなぁ。逆に他だと消えるのかなぁ。だって両サイド和田杉内だよ?和田杉内って!状態。

※ただいま明けて7/10午前3:45なのでご容赦ください。

他のメンバーだって凄いんですよ。だからこそエースが輝くって、それは欅の頃に理解できてると思うんです。

でもさ、やっぱ場数がちげぇっていうか、期待のかかり具合がちげぇっていうか、求められるものの大きさがちげぇっていうか、なんていうか、背負ってきたものがまだあのセンター3人じゃ到底敵わないんだろうなって。だから両脇にあの2人がいつまでいてくれるか分からないけど、2人がいれば3人センターは天井知らずで成長するんじゃねぇかな。急にべらんめぇ口調になっておりますが本日は一切アルコールを入れておりません。

と、長くなりましたが次はMC集中力切れてました全然覚えてませんゴメンナサイ。ちゅけもんが下手で一人で無視されるキャラ発動してたっけ?上村が尾関と毎日連絡取り合ってたってね。それが許される病だったっていうことに安心したのよ。ホントは駄目でも2人の関係がそれを超越してたってことなのかなぁ。それにしても上村…ホント効いてるよなぁ。彼女の包容力というか、気の配り方って凄く素直で、多分相手が警戒心を持つ必要がないってすぐに理解できるんだろうな。僕は17共和国の初日エンディングのフラッグのフリがトんじゃって激泣きしてた齋藤を慰めてあげてさ、後日そのことでお礼を言ったら「いつもふーちゃんが皆にしてくれてることだよ」ってさ。そのエピソードが大好きです。2人共。ありがとう。
※タイプしながら泣きましたので少々お待ちを


OKです再開します。4:00になりました。

ここから3人センターのソロダンスパート→それぞれの曲って流れ

始めは夏鈴ちゃん、まさかの上手側…えぇそっち側の人たちと画面の向こうのあなたは満足したんでしょうね。からのPlastic regret。
このころから会場全体がモヤモヤし出す。霧が濃くなってきたのよ。
始めのうちは割と幻想的でさ、ライト乱反射しちゃってさ。天候操れんのかよ!ってお父様もビックリ(おそらくご観覧されてます)よ。たぶん。

「ストーム(X-MEN)かよっ!」

と言ったとか言わなかったとか。
絶対言ってないよね。

小林由依です♪


次は天ちゃん。ダンス→思ったより寂しくない
この曲、パフォーマンする毎に想いがノッって真に迫ってくるようになったと思うんだ。バックスライブの軍曹もめっちゃよかったし。あれは泣いた。泣けた。マジで。
センターステージだったのが悔やまれるし、霧どんどん濃くなるし。
皆の多幸感はエアーで伝わってきましたよごちそうさま。

〆は森田ソロ、センターステージからメインステージへ向かう中でのピンスポ演出。18共和国のアンコール、ガラ割れ前の平手友梨奈のパフォーマンスとオーバーラップ。でも道順は逆。平手は孤独の道のり、森田は仲間の元へ。僕にはそう見えたな。ピンで踊ってる森田は決して小さくなんてない。むしろ大きく踊ってたし、しなやかで綺麗な動きだったように見えましたよ。遠かったけど。だから地下鉄の時のあれは仕方ないよ。だって両サイドモデルやってんだよ?はい。

この辺りで集中力回復。もう後半なんだけどね。
曲前には結構な数の人がペンライトブルーに変えてたね。そうよね。わかるよね。ブルームーンキス。この曲人気あるよね。
って言い方なので僕にとってお察しください。
メインステージは遠くて見えないのよ。何度も言うけど。ノッポとクレーン相手じゃ無理なのよ。霧もどんどん濃くなってさ、もはやライトも届いてないし。この辺りから配信側も顕著だったみたいね。

ということでMC、土生先生が何かチャラい発言してたけど、あれってクローズドの環境でやるからジゴロ感がでるけどさ、マスでやったらほぼ藤森慎吾じゃん。多用はあんまりよくないと思うよ。他にもキャラあるんだから。考え抜いた一言は滑っちゃうんだから、自然にふるまうその姿が皆を惹きつけるのであって、そっちで勝負してもいいんじゃないの?

さて、こっから怒涛のラッシュ。
ダンサブルというか、ノリやすいというか、まぁそういう曲を畳みかけてきたのよ。

割愛!だって霧が凄すぎて何にもわからなかったのよ。ゴメンナサイ。
もう私の頭の中は霧の凄さと、濃霧でライトが見えなくなるのって乱反射が原因だよね?そうだよね?っていう多分中学生レベルの疑問と、後ろの人たち余計見えねぇよなーっていうのと、足が、腰がいてぇっていうのとか、通路挟んで隣の人のスティックがマン振り過ぎてずーっとうるせぇな、とかの雑念エンタテイメントしてました。

私は敗北したのです。

これ以上は皆様にお伝えできるほどの内容はございません。
この辺りから私の懸念は、

「これ円盤にできる?事故ってない?」

でした。でも円盤にしてくれないと私困ります。

あ、あと雨がやんでから霧が濃くなる前のウォータショットは凄かったですよ。時間差でザーって来ます。霧が濃くなってからは音が鳴る→数秒後濡れるで視覚情報は極僅かでした。

と、いうことでいろいろとライブ中に思ったことをつらつらと、ダラダラと、駄文に次ぐ駄文でまくしたてました。もう4:30です。寝ようと思います。ここまでご覧いただいた方がいらっしゃるとしたら、心から感謝申し上げます。本当に。心から。ありがとうございます。

※文章構成、校正はナシで書きなぐっておりますので、誤字脱字の類はご容赦ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?