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【ほぼ日更新】ヴァイオレットエヴァーガーデン 6話みた【ネタバレ注意】

 ほぼ日更新30日目。漫画やアニメを30分で視聴する時間を含め、なるべく1hに収まるよう、それに関する絵と記事を書く日課。

※作品に関するネタバレ含みます
 作品に関する記述は以降にありますが、絵だけ見る場合はページ最下部までどうぞ。

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 ヴァイオレットエヴァーガーデンのアニメ6話。


 今回、一話から気付いててもいいことに初めて気づいた。ヴァイオレットは「愛してるを知らない」のだけど、「愛してるを持っている」。
 表情のない彼女が、ギルベルトのことになると最初期の頃から表情を歪ませる場面が多々あった。毅然と、無痛のように振舞う中で、痛々しいほど、過剰なほどギルベルトの消息を尋ねる彼女はどこか異常じみていたが、これはまさしく愛情の為せる形だったと今更ながら思う。

 ここ数話の間、ヴァイオレットは人間として大きく成長した。代筆という、相手の意図を汲まなければ、行間や裏腹を見込み、相手と向き合ってこそ出せる言葉でなければ成り立たない仕事を、彼女は数々こなしていた。「知りたい」という原理的欲求に率直であるからこそ、人の言葉を見つめる真剣な眼差しが出会ってきた人物の本心を映し出すようだった。
 だけど6話でリオンが聞き出したヴァイオレットの言葉は、普段と同じ率直でありながらも、あまりに鋭利で異常とも呼べるものだったと思う。
「私にとってあの方の存在は世界そのもので、それがなくなるくらいなら、私は死んだ方がいいのです」

 彼女は1話から6話を通して人の言葉を知り、人の本心のかたちを少しずつ知り、変わってきたけれど、何のことはない、ギルベルトを思う途方もない気持ちはひとつも変わっていない。むしろ最初から見ているこちらからすれば、人らしい振る舞いを覚えれば覚えるほど、人形のような立ち振る舞いのベールが剥がれるように、その想いの相貌が牙を剥くように現れるようで、やはり彼女は、ただ、ギルベルトのことを一心不乱に想っている人なのだということを知る。

 穏やかな話の中に張り詰めるような台詞で、いよいよ愛してるを知り行くのだなあ、と思った6話でした。アニメの尺的にはそろそろ中間地点か…。


■絵の話

 リオンくん描きました。泣いてるシーン、アニメーションのきめ細かさもあってか、もう女の子みたいな顔してた…。


画像2

 リオン模写 3h30min


画像3

 ココに行くのに1時間かかったもんだから……いやあアニメーターさんは凄いなと普通に思ってしまった。


画像1

  くっそお……全然表情違う。かわいいなあ元絵。顎の面積はまず致命的。鼻はもうちょい↓、目は瞳を広げる、口は↓に下げて角度も顎に合わせて調節。マジで合わん…。まだ自分は福笑いをしている気がする。パーツだけに注視しすぎている気がする。模写むずい。頑張ります。


それではまた明日