【ほぼ日更新/ネタバレ御免】JOJO3部7巻読んだ

 ほぼ日更新10日目。漫画を30分で読む時間を含め、なるべく1hに収まるよう、それに関する絵と記事を書く日課。

※作品に関するネタバレ注意

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 ジョジョの奇妙な冒険第三部7巻。


 アレッシーの「影」+「幼児退行」とかいう聞いたこともない組み合わせの能力がすごく面白かったが、個人的に収穫があったのはオシリス神のダービーの話。

 スタンド使いである以前に博打を生業としている彼だが、現実で言えば「博徒」が彼の生き方を表す言葉として近い。
 博徒とは博打を生業とするヤクザ者のことで、任侠ものでも登場するような無頼漢でもある。ただ、自分の中では違法性や綱渡りのイメージこそあれ暴力や恐喝、搾取のイメージがあまりなかった。
 博打って運ゲーでは?駆け引きと言っても限度があるのでは?それが確実に生業として成り立つような方法って何?
 単純に博打という勝負に強いことが、他のヤクザ者とどういう共通点を持っている?なぜ博徒はヤクザと同等に括られる?
 博徒という言葉は調べて知っていたものの、彼ら博徒がどういう手口をもってヤクザ者たるのか、何が他のヤクザ者と博徒を結び付けるのか、という点がいまいちピンときていなかった。今回、ダービーの話を見てそれがかなり腑に落ちた。

・イカサマの許容により「運ゲー」よりも「駆け引き」という確実性のより高い方法で勝率を上げている。イカサマを積極的に仕掛ける。見抜けなかった方が悪い、イカサマも含め博打であるという考え方をしている。
・博打に誇りを持っており、博打に負けたなら、賭けたものは必ず支払う。汚い手段に手を染めても、その手段で負けることを絶対に許容せず、負けたなら己の全てを支払うという任侠の精神に通じる。

 なるほど、単なる悪党でなく任侠の精神の持ち主が博徒なのか、だから現実でも博徒はヤクザ者や無頼漢と通じるのか。と納得した。


 とか考えながら、逃げ足の速いホル・ホースの兄貴を描いてたんですけど。

画像1

 エンペラーのホル・ホース模写。1h20min。ハードボイルドな洋画に出てきそうな顔だな…


また明日