【ほぼ日更新】東京喰種:re 16巻読んだ【ネタバレ注意】

ほぼ日更新24日目。漫画を30分で読む時間を含め、なるべく1hに収まるよう、それに関する絵と記事を書く日課。

※作品に関するネタバレ注意。
 作品に関する記述は以降にありますが、絵だけ見る場合はページ最下部までどうぞ。

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 東京喰種:re 16巻。とうとう最終巻。


 言いたいことが綺麗にまとまらない。読んでる最中楽しんでいたし、気になることはメモしたし、一回記事用の文章を書いたけど、それでも何か違うと思った。やっぱり漫画全体通して見直してからじゃないと書けないだろうなー…。とか思った。

 個人的に思うのは、この作品のグールが強くなる時、大抵自棄になったり自傷的に叫んだり笑ったりしていて、強さの引き金が自身を飲み込むほどの負の感情であるところが面白くて、そこに惹かれたんだと思う。
 金木は初期から考えると果てしなく強くなったのに、そこで得たものは結局「誰かに認められたい」という結論で、結局この作品にいたのは、人間とかグールとかの境目のない、何なら狂人ですらないただ平凡な、ただ一人一人の人間だったんだなということを思う。
 誰でもドナート・ポルポラになる素養があるし、誰だって旧多になる素養があると思う。誰だって、システム的に忌み嫌われるマイノリティとなる可能性があるし、そんな彼らの原動力は、他の人間と何も変わらない、承認を得たい、居場所がほしいという願いでしかない。色んな要素が転がって人は何かに落ち着くものだけれど、なんだかこの作品の誰もが、結局は他人ではなく身近な人物になってしまった。同じ境遇だったならそうなっていたかもな、彼らでさえ負の感情や、邪と捉えられがちな情動で動いているのだから。なんて妙に距離を詰めて考えてしまう。

 とかまあ、そういう風に一読者として世界観に飲み込まれたのだと思います。一言で言うなら、優しい話だった。良い漫画でした。


■絵の話

 幸せそうなヨモさんを描きました。最終巻でチョイスするのがそれですか!?と自分で思うけど、だって幸せそうだったんだもん……

画像1

 ヨモさんとchild…… 模写3h


画像2

 「元絵より全体的にパーツが下になっちゃう原因が分かった!これで勝つる!」と言っていた昨日だった気がする。気のせいでした。
 せめてchildの顔がもうちょっと横にもちっと描きたかったなあと思ったけど、流石に時間かけすぎたので切り上げます!悔しいな!
 今後とも精進いたします。


 それではまた明日