【ほぼ日更新/ネタバレ御免】JOJO3部5巻読んだ

 ほぼ日更新8日目。漫画を30分で読む時間を含め、なるべく1hに収まるよう、それに関する絵と記事を書く日課。

※作品に関するネタバレ注意です。

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 ジョジョの奇妙な冒険第三部5巻です。この密度の絵と話が週刊連載していた事実、異常すぎでは…


 5巻はジャッジメントのスタンドの話が面白かった。
「人間は心の底から願うことに最大の弱点全てが現れる」
「死んだ人間が生き返るのが不自然なこととはこれっぽっちも考えない」
「愛する者がいつまでもこの世のどこかに生きていると思い込んでいる
 明日にでもひょっこりおはようとあいさつしてくれると待ち望んでいるのさ」
 スタンド使いに殺されたポルナレフの妹をアンデッド状態で蘇らせてからのこの発言、人でなしすぎる。お前が邪悪だよ。俺がこんなこと言われたら泣いてしまうわ。
 ポルナレフがポロっと呟いた「自分の願いに襲われる」ていうフレーズもすごく含みがあってキャッチーでよかった。なんかつい自分に置き換えて想像してしまう話だったな。

 推測を含む感想だけど、ポルナレフが死んだと誤解していたアブドゥルが復活したことから、ジャッジメントのスタンドは「死者をよみがえらせる」ではなく「相手の心の中にあるものを土を糧として復活させる」が正。
 ポルナレフの妹はとても美しい姿で、本人さえ見紛うほど流暢に話していたし、アブドゥルも同様に精巧に再現されていたけれど、それはつまりポルナレフが妹やアブドゥルのことを、ジャッジメントが再現できるほど強く偲んでイメージできていたことの証左じゃないかと思う。いつもせっかちですぐピンチに陥る憎めないキャラクターだけど、人情深いところがこういうところに出てるよなとか考えた。

 今回ポルナレフの妹のシェリーを見た瞬間にこれ描こうと思ったほど強烈なカットだったので、ポルナレフが妹に強い感情を持っていることについてかなりこじつけて考えてしまった次第。


画像1

 ポルナレフの妹のシェリー、模写、1h30min。一瞬しか出なかったのに「あのポルナレフの妹がこんなに凛々しい人なんですか!?」とか思ってしまった。ポルナレフ自身の思い出補正とか視界フィルターかかってるかもしれん…



昼夜逆転しつつある投稿時間、延々と伸び続ける絵の時間