娘からのリクエスト
離婚をしたのは
娘たちが小1と小4の時でした。
娘たちが新学年になり
生活が落ち着いてきたかなという時期に
小2になった次女は
神社に行くと必ず
「ママに素敵な夫さんができますように」と
言っていました。
私は「ありがとね」と言い
もしかしてパパが欲しいのかな?と
思ったりしたのですが
「パパができますように」ではなく
「ママに素敵な夫さんを」という願いだったので
どうなんだろう?と思っていました。
次女が小学校高学年になってから
この話をしたところ
「パパが欲しいんじゃなくて
ママに夫がいないのを可哀そうだと思って
祈っていたんだよ」とのこと。
「そうなの?
じゃあ今も声には出さずに
お願いしているの?」と聞くと
「今はお願いしていないよ。
だってママは可哀そうじゃないって
わかったから。
別に祈らなくてもいいじゃん?」
なぜ可哀そうだと思ったのか
なぜ可哀そうじゃないとわかったのかは
謎ですが
今度は次女からこんなリクエストがきました。
「私たち(長女と次女)が大人になるまで
結婚はしない?」
「結婚する予定はないけど
してほしくないの?」と聞くと
「う~ん、やっぱりさ
他人と暮らすのって気を使うじゃん。
だからちょっとイヤかもって思う」
確かに次女の気持ちもわかるので
「わかった。
二人が大人になるまで結婚はしない。
万が一、したとしても
一緒に暮らさなければいいんだよね?」
と聞くと
「ん~、自分の名前と合わない名字なら
名字が変わるのもイヤだけど」
「じゃあ名字を変えず
一緒に暮らさないってことね。
ていうか、多分しないと思うよ」と言って
この話はそれで終わったのですが
最近、また気持ちが変化したようで
「ママってさ、再婚しないの?」と
聞いてきました。
「する予定はないけど 何で?」
と聞くと
「家に男の人がいないって妙だよね。
この世界には男と女がいるのに」
とのこと。
「あれ?他人と暮らすのは
気を使うからイヤだったんじゃないの?」
「うん。気を使うのは疲れる。
別に再婚して欲しいってわけじゃないんだけど
ただそう思ったの。
変かなぁって。」
「そうかぁ。じゃあ、ほの(次女の名前)は
家に男の人がいた方がいいのね」
「う~ん、実際にいたら うっとうしいかも。
でもさ、女だけっていうのも変な感じがする」
「まぁウチには女しかいないけど
ほのが結婚したら男の人と一緒に住むじゃん。
しかも好きな人と。」と言うと
「自分が子どもの立場の時に
男の人が家にいるのと
結婚して男の人と一緒に暮らすのは違うでしょ」と
わかってないなぁという顔。
結局、家に他人がいたら うっとうしいし
男の人が家にいないのは変な気がするし
パパが欲しいというわけでもなく
私に再婚して欲しいというわけでもなく
いろいろ面倒くさいのですが
これも思春期だから?
また年月が経ったら
違うことを言いだすのか
この問題には興味がなくなるのか謎です。
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