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歌ってたら友達が増えた(ライブレポ/20220128)

 まず初めに、"241-watteu"ご来場の皆様、サポートしてくれた友達たち、対バンの皆様、町田クラシックス、そしてなによりメンバー!
心からありがとうございました。
大成功で幕を閉じました。
Carpenter'sBlueのomaです。こんばんミ

 "シンガー"とか"ボーカル"の呼称があんまり自分にしっくり来なくて、カーペンターズブルーの者です という感じだ
カーペンターズブルー って大工の青って意味なのだけど、うっとりするほどいいバンド名だなと自画自賛してしまう


うっとり話で言うとメンバーのライブ中の横顔は本当にむねぎゅってなる
透明なもちもちしたやつに包まれてる感じ 無双モード
みーちゃんはキレてる 臨戦体制のまるい動物 
威嚇してる。ベースで。
それが良い


ほかほかのうちに、ライブレポしたくてこの記事を書き始めました
スタートから自然に涙ぽろりしてて、駆け抜けられるかな今日を という不安があったんですけど
時はちゃんと流れるのー

Larks Lou

 絶対トッパーをお願いしたかった
昨日の雰囲気の土壌を完全に完璧に敷いて帰ってった。颯爽と。あとテキーラをしこたま飲んでた
なんだか不思議なオーラというか、摩訶不思議な覇気をいつも発してるバンド
頼り甲斐と体幹がありすぎるベースラインと歌メロ、上物の切れ味が綺麗にまとめ上げられててほんとうに凄い
Larks Lou。地面から宇宙の入り際くらいまでの糸で1人ずつ繋がれてて、自由に飛んだり歩いたり踊ったりしているみたい
切ないのに明るいし、控えめな凶暴さが顔を出したりして楽しい
 あとマジでこれ言いたい。やぎちやんのギターが炸裂しすぎてる。イケ過ぎ。めちゃくちゃドキドキして恋かなと思った、あぶないあぶない
メンバーステージ降りたら全員温厚でめちゃくちゃ仲が良くて微笑まC
あなたたちは、ずっと一緒にいてくれよ…と思う

 Larks Louを知らない人に説明するならば
なんだかレトロで爽やかで、

"シャリシャリのカルピスをゴキュりながら河川敷で2ケツ。半袖のセーラー服と彼の背中は湿っていて、布と肌、引っ付いてる。重い鞄を枕にして夕方までは一緒にいようね。このままふたりきりで飛んでしまいたいな、時間を捨てて時間に溶けよう"
の時に聞きたいバンドです。

Otherside

 マジで音デカ過ぎ。クラシックス史上一番でかい。ハウリングに微動だにしない感じがめちゃくちゃ良かった。
Larks Louもそうだけど、うわあ、友達、めちゃくちゃかっこいいんじゃん、、、を痛感する
ボーカルのがくは一昨年の夏、初めましての日、
友達好き過ぎて、幸せで、泣きながらベロベロだったこと忘れられない。一生友達でいたいと思った マスタバイヴス
胸いっぱいになると溢れて泣いちゃう人、本当に大好きだな。

 いかんせん音がクソデカいので、シューゲイザーの、風に溶けた部分は透明で体をすり抜けるんだけど、
音がデカいので、奥の深くて強いベースの輪郭と一番ハイの部分はダイレクトに来る。ぶっ倒れるかと思いました。
照明は色がなくて、一定の遅いスピードで光る"バチっ"っていう白が雷みたいで凄かった。(それを伝えたらそのイメージらしくて、嬉しかった。)
一番自然とか海とか、人間に生まれてきたこととかをリアルに表現しているのはOthersideだなと思いました。生きることのエナジーみたいのが凄かった。なんか苦しくなる その"なんか"が、本当にいい。。。Showみが最も強かったです

Othersideを知らない人に説明するならば狂気と優しさが混在していて、

"午前2時の知らない外国の海の嵐に、自然の脅威に身を晒して自傷みたいに、苦しみや汚れを雨と風に拭わせる。息ができない暴風と雨、潮の香りで感覚はキャパオーバーなのに、それでも生きてゆくしかない。神か何かにじっと見つめられて、実は一番強くて凶暴な、中身に住む猛獣を隠してきれいな目で生きる"
の時に聞きたいバンドです。

downt

 絶対良いのわかってたから若干ライブ見るの怖いまであった。だってあんなに、肌が白くて綺麗な女の子が細い指でギター弾いて歌っているの緊張する、背筋伸ばして礼儀正しく見ようと思わされるバンドでした。
そんなめちゃくちゃ魅力的な女の子だから楽屋で会ってもめちゃ緊張してうまく喋れなかった。

 なんか"そのまま"って単語が、私の中でのdowntの印象だった。目に見えるものをdowntのフィルターを通して、濁らせず、強がらず、綺麗に鳴ってる
聡明で繊細。ある意味Carpenter'sBlueと真逆な感じでとても魅力的でした。
あとドラムのロバートさんの、ゴーストノートが大好きだった。セクシー。
ロバートさん、ハンサム過ぎてワロテモウタな。Larks Louベース、ALTAくんとの謎の深すぎるバイヴスを交わしてるのもツボだった。友が生まれる現場を目撃した。

downtを知らない人に説明するならば聡明で繊細な美しさを音に変えていて、

"一人で知らない都会を歩く冬、いつもより早い活動時間に知らない色の太陽を感じる。朝なのに、今日が始まったばかりなのになんだか泣きそうで、あの頃見たことのない高さのビルや地上にない高速道路に酔いしれる。一定じゃない情緒をなんとか真ん中に保たせて、"東京も全然寒いじゃない。どこも冬は寒いじゃない"
飛んで行けるかな、どこまでも私は行けるのかな"
の時に聞きたいバンドです。


Lingua Franca

 めちゃくちゃお世話になっていてホンマ頭上がらない先輩で、友達
町田にLingua Francaがいることがとても嬉しい
いつもお酒を飲んでるけど、いつからかドラムのニキタニキの泥酔状態をあまり見なくなった。
その代わり彼のTwitterのサブ垢の更新が始まってとても楽しみにしている。
 カーペンターズブルーの青木と、Lingua Francaのアヲちゃんのダブルアオキの組み合わせ、小動物がわちゃわちゃしているみたいでめちゃくちゃ可愛くて大好き。

 Lingua Francaのライブは時間がとても短く感じる。なんでだろーと考えていたら、無駄の間を絶対に許さず、イケるところにはイケるとこまでイカした音を散りばめているからか〜と結論が出た。マジ収納上手な大人みたいな感じで、手数も音色も、もちろんの技術も"技"の引き出しが多すぎる。バラエティパック。エンターテイナー。
ベースのけーごさんのソロのときの音色、なんていうんだろあの音
ザラついたローファイみたいな感じの音。はちきれそうなかんじのやつ。
エロベース過ぎて毎回めちゃくちゃぶち上がってしまうしあのときの主人公感は本当に半端なくて見惚れる。Lingua Francaってどこを見てもウキウキしちゃうの本当にやばい。どこ食べても満足感たっぷり美味しい、もんじゃとかお好み焼きとかピザとか、そっちの類。

紅一点のアヲちゃんのあざとくない女性性を保ちつつ力強く咲いててほんとにかっこよくてドキドキする。

文章書きながらライブが脳内再生されて興奮してきた。一生書いてしまうからまた対バンさせてほしいしレポさせてほCです。。大好きです。

Lingua Francaを知らない人に説明するならばもんじゃ、お好み焼き、ピザなかんじ

"健全の昼間のドライブ、800円超えのハンバーガーとデッケードクターペッパーを買ってあげるから海まで連れて行って。着く頃には夕方でもいいよ。とにかく走って欲しいの。予想させないキメの場所、揺らせてくれないいじらしさをBluetoothから君の脳みそへ。簡単に掴ませてやるものかとアクセル踏ませてやったわ"
の時に聞きたいバンドです。


Carpenter'sBlue

 すな今回もサポートありがとう。彼のドラムは限界の音量まで出してくるから本当に最高なのです、、、

セットリスト
1. hi-lite
2. chualright
3. BonusStage
4. Gianna
5. stone/flower
en. lefty

 Giannaは新曲です。元々結成初期にあった、作りかけのGiannaを編曲しました。素朴な女の子だったのに綺麗に飾ってもらったみたいで私の中の架空のジアンナがとても喜んでいます。てっぺーさんありがとう。

 chualright、明るくて眩し過ぎるのであんまりやりませんがレコ発なので歌いましたけどこの曲みーちゃん(ベース)が私に送ってくれたLINE一文そのままいれてあるのもあって、あの時心からみーちゃんにありがとうと思った感情がそのまま蘇ってくる。
私の人生を肯定してくれるのも、傷に絆創膏を過保護に何十枚も貼ってくれるのも、道を示してくれるのもいつもみーちゃんです。

 目の前にOthersideのボーカルのがく、the Deltafishでギターを弾いてるこーよーめん(今回はOthersideのサポートをしてた)二人が見てくれててめちゃくちゃ嬉しかった。
leftyのBメロ前に、私とてちゃーん(ギター)で、"3,4"っていう場所があるんだけど、こーよーめんでっかーい口ででっかーい声で3,4してくれてたのオモロくて普通に笑っちゃいました。笑い歌いしちゃった
stone/flowerで号泣してるがくがマジで愛しくて最高でした。良い友達を持てて嬉しい。人生最高だ
 ライブ後、号泣した報告が数件あったのがめちゃくちゃ嬉しかったです。本当に
泣かせたいわけでもないんだけど笑ってばかりいて欲しいわけでもないので、
泣けなかった分の涙はここで出していってくれとは思ってます
体から出る水分の中で唯一綺麗で見たいものだしね

 長くなりましたがレポこれにて完結です。
ライブ初めて一年。一年なのに色々あったんでこれからも色々あるでしょうがウチらかわEしかっこEので大丈夫です。どこまでも行きたいです。これからも一緒に生きてくれると嬉しいです。
バンドマンを選んでよかった。
こんな者と友達になってくれてありがとうだし、なによりCarpenter'sBlueを聴いてくれてありがとうございます。
またの〜

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