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2021年 ご縁に感謝

2021年はたくさんのご縁からたくさんの気づきがあり、たくさんの学び、そして、自分らしさに気付く1年となりました。ご縁に感謝しながら振り返ります。

観自在

般若心経の一番初めのフレーズです。
禅メソッドアカデミーでの学び直しを通して、外野に振り回されるのではなく、自分自身が決めることの大切さを実感しました。

できることを率先してやればいいと取り組むことで苦痛を感じることが重なりました。できることが必ずしもやりたいこととは異なり、実現したいことから離れている感覚、排他的なイメージを持ちました。モチベーションは上がらず、パフォーマンスが落ち、よくわからなくなりました。

2021年はそれまでの経歴とは全く違う業務を担当しました。ブランディング、ECサイト、デザイン、ライティング、現場運用。どれも社内にプロも専任もいなくて、パートナー会社とのコミュニケーションで知識を習得しながら進めていました。でもやればやるほど空しさを感じていました。理想と現実のギャップを感じていたようです。新しいことができるようになって成長を感じた反面、周囲の理解や協力を得られず、必要性も感じられなくなり、人生をかけてやりたいことなのかわからなくなりました。

そんなとき、できることとやりたいことのバランスが崩れると、自分のバランスが崩れることを知りました。自分が気づけた頃にはもう手遅れの状況だったのです。眠れない、イライラが続く、お腹が空かない、逆に食べても食べても満腹感がない、こんな症状が出ていました。それでも私は疲れが溜まってるだけだと勘違いしていました。パフォーマンスは上がらないし、モチベーションも上がらない、余計に焦るというネガティブなスパイラルにはまっていました。友人や恩師に「無理してる」と言われたとき、「そんなことない」と余計に意地を張っていました。どんどんネガティブスパイラルにはまっていきました。

自灯明

不信感まみれで何をしてもうまくいかない状況が続いて、自信を無くしていました。そんなとき禅メソッドアカデミーでの学びを通して、休むことの大切さ、私らしく生きることの素晴らしさ、その芯にある私らしさのイメージを作ることができました。自然な笑顔で過ごす時間を増やすことで、余裕ができて、不要なものは手放せて本当に必要なものが手に入ると考えるようになりました。

坐禅は怖さが上回って自分をさらに追い詰めていたのでしばらくお休みして、そのかわりに禅語を扱う本を読む時間を増やしました。集中して読むことで、いろんなザワザワから遠ざかることができました。

禅リトリートでは自然の中で過ごすことで心に余裕を取り戻しました。自然の中で自然と一体となって、心に余裕ができたことで、焦りを手放せて、私だからできることを考える余裕ができました。

毎月の学びでは、禅語からの気づきに加えて、そのとき感じたことをグラレコにして同期に共有することで学びを深めることができました。グラレコを同期に見せることで同期からフィードバックを貰いました。背景にあった違和感もなぜ感じるのかを禅語を通して気づくことがありました。

私なりの気づきが他の方の新たな気づきになると知ってからは、禅とお日様を書き始めたり、禅メソッドアカデミーでブログを書いてみたり、地域のセミナーでグラレコをしてみたりしていました。気づきのシェアを通して気づきのプレゼントを繰り返し、気づきの楽しさを楽しみながら伝えることができました。自らを拠り所として生きていく、まさに「自灯明」を実践していきます。

本当にいろんなことがありました。
できることだけで生き抜けると信じきっていた私は、できることだけでの限界を知りました。できることのタイヤだけが回り続け、他のタイヤは回らずに進めなくなり、そこでグルグル回っていたのです。このタイヤの大きさも自分に見合う大きさであること、そして進む道とタイヤの相性も自分らしく生きることに影響することに気付きました。進む道にあったタイヤを備えているか、その道を進むのはこのタイヤでいいのか、タイヤを装備し直す余裕があるのか、いろいろ気になりました。無理して進んでもタイヤが摩耗していくことに気づけたことで、道を見ることの大切さにも気付きました。

この1年の学びから、これからは自分の進もうとしている道は自分のタイヤで進めるか、タイヤのアップデートで進めるのか、ちゃんと見極めて進んでいきます。タイヤのダウングレードが求められたら、そこは進む道じゃないのかもと、焦らずに冷静に見極めていきます。これからの私は自分の価値も高めながら、温かみのある社会、笑顔あふれる社会の実現につなげていきます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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