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胚盤胞移植後の経過②~判定日

*サムネは琵琶湖です。

前回の続きです。

BT6
朝方胸の張り強め。子宮に違和感。この日も下痢をする。
ワキ下体温は36.8℃
居ても立っても居られず、フライング検査開始。うっすら線が見える。
この日から日ごとに濃くなっていく。

BT7
おりものがやや多くなる。珍しく便秘気味で、便も普通に。時々ピキ痛

BT8
火照りが酷い。眠れないぐらい。
胸の張りなし。この日の便も普通(快便)
おりものが増え、膣の入り口付近でかゆみ発生…

BT9
胸の張りなし、軟便

BT10
眠気、だるさ強め
微熱あり

この日は出社だったが、以前の記事で紹介した「子供はいた方が良い」と言ってきた先輩により、またもや不快な思いをする。しかも2回も…

職場から帰る途中、歩くのが辛いほどの腹痛に襲われる
生理痛に似ているけど、微妙に違う、子宮の奥から来る痛み(チクチク痛もMAX、つったような痛み)
帰宅して暫く横になった程。
私は出社すると緊張からかトイレにあまり行かないため、ガス等が溜まって腰を曲げてしまう程お腹が痛くなることがある。もしかするとその痛みかもしれない。
仕事中座る時間が長くなると子宮が少し痛むので、立ち上がったり歩いたりする。

BT11 - 判定日(今日)
朝早くに自宅を出て、スタバで朝食をとってみる。
病院で血液検査。50分後に陽性との判定結果を得る。1年3カ月ぶりの陽性。

診察室に呼ばれてドアを開けると、先生が神妙な面持ちでした。
声も暗く、テーブルの上にはレシートのような小さい紙切れが裏返しにして置いてありました。

まさか…. と思い、目の前が真っ暗になりました(後から聞いたら夫も同じことを思ったらしい)

着席すると先生が「血液検査の結果、HCGの値はとても立派でした。おめでとう、良かったね」と。
はぁ…. と、腰が抜けそうになりました。
HCGの値は1612.5 mIU/ml。
この値等を基に先生が割り出した妊娠継続率は95%。(もちろん、これは不育症や染色体異常がない場合とみられる)

気になる症状の膣の入り口付近のかゆみはよくあることなのだそうで、塗り薬を処方してもらいました。

普通は妊娠したら便秘になるのに、毎日快便(軟便)であることも、
「そのうち便秘になるだろう。お腹がゆるくなることはよくある。
腸と子宮は別の臓器だから、お腹が痛くなっても子宮への影響はさほどなく心配しなくて良い」と言われました。先生、本当…?
やはり妊娠したら便秘になるのは普通みたいです。前回の妊娠時は便秘に悩まされたけど、今回は真逆で。
整腸剤が効かないのですが…

あと、帰宅して気付いたのですが、
E2の値が、胚移植時に比べて低下していました。
先生は触れなかったけど、しれっとエストラーナテープを処方されたのは
これが理由だったんだな、と。

陽性判定だけではまだ妊娠とはいえず、胎嚢が確認出来て初めて妊娠と呼べるみたいです。

という訳で、初めての移植で陽性判定だったのはとても嬉しいし、ありがたいことです。
でも、まだ超えるべき壁が沢山あります。胎嚢、心拍、9週、12週…
前回は心拍確認直後に流産しているので、全く安心できません。
まだ自分が不育症であるかどうかも、染色体異常であるかどうかも分からないので。

先生の前でも、「最後まで行くと良いのですが…」とネガティブ丸出しにしてしまいました。あの恐ろしくて、悲しい流産の経験がまだ忘れられないので。

でもその時に言われたのが
「元気な赤ちゃんであれば、お母さんが多少無理しても元気に産まれてくる。こればかりは赤ちゃん次第だから、お母さんが悩んだところでどうにもならない。赤ちゃんの生命力を信じるしかない」ということ。

妊娠初期の流産の原因で最も多いのが赤ちゃん自体の染色体等異常と言われます。
だから、私がどんなに気を遣っても、心配しても
なるようにしかならないんですよね…

それなら、日々不安を抱えて心配するよりも
何事もないかのように楽しく、普段通り生活する方が
かえって心身にとっては(そして赤ちゃんにとっても)良いんですよね。

前回の妊娠は流産でしたが、流産を心配するあまり
検診前は毎回、今からバンジージャンプをやるかのように
ドキドキして呼吸困難になるほどでした。
今思えば、かえってそれが良くなかったのかも…

なので私は、今日から何も考えないことにします。

採卵、投薬、移植… 心身や財布に大きな負担が掛かっているだけに
成功させたい(出産までいきたい)思いはとても強く、
何も考えないというのも難しいのですが

なるようにしかならないから。
運命に身をゆだねるしかありません。

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