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ゆったりと心の記録

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正統派?なエッセイを集めました
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#今こんな気分

日々の喧騒、それは生活のにおいのひとつだ

もはや定番となったお向かいのおうちの夫婦喧嘩。風向きによっては熟年夫婦の怒鳴り声が聞こえてくる。大体は奥さんが優勢でけっこう辛辣な言葉も使っている。言い返していると思われる旦那さんの方の声はやや小さく、ある程度配慮している印象だ。 これが一日三回以上、毎日ある。 今日も元気ということでいいのだろうか。 あんなに大声で捲し立てることができたら、果たして気持ちはすっきりするんだろうかと考えてみる。私の場合は相手に対しての罪悪感や自己嫌悪が出て来てしまう気がした。 「お母さん

風流な人って憧れる

風の音が大きすぎて飛行機でも墜落してくる音なのではないかと怖くなって目覚めた朝。おはようございます。 ものすごい音が鳴っている。そういえば風の音や雨の音を聴いていると心が落ち着くという人もいるらしい。自然音というものだ。試しに風の音をBGMとして流してみているが、思っていた音と違う。そりゃあ風でさわさわと揺れている音と、天気が悪くて暴風状態になっている音は全然違うか。 鳥の声と草むらがなびいているような音と、絶妙に噛み合っていて実際に自然の中にいるかのように心地がいい。も

なんだったんだろうあの幸福感は

とても幸せな気持ちで目が覚めた。どういう流れかはわからないけど、夢の中で誰かに恋でもしていたかのような幸福感だった。実際の恋を長らくしていないのでどんな気持ちだったのか明確には思い出せなかったが、確かこんな感じだったと思う。 この場合何か脳内ホルモンでも放出されているんだろうか。そんなことを考えてみたりした。快楽物質のドーパミンか、幸せホルモンとされるオキシトシンか。多分後者だろう。誰かが好きでたまらなくて幸せっていいな、と好きな人がいるわけでもない枯れ果てた私が思う。