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ゆったりと心の記録

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正統派?なエッセイを集めました
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2024年3月の記事一覧

〆はラーメン!をやってみたい

さっきから深夜ラーメンをする妄想をしている。一度でいいから飲み会の後に「〆はラーメン!」というのをやってみたい人生だった。気の合う何人かの職場の同僚と共に屋台の椅子に座ってラーメンを頼み、味玉も追加。メンマは多めだといいな。みんなで「やっぱり酒の後のラーメンは最高だ」と何度も頷きながら味わうのだ。 そして次の日は二日酔いというところまでがセット。私はそういった飲み会に行けるような職業に就いたことがないので余計に憧れがあるのだと思う。よくドラマで見かけるそんなシーンがたまらな

風流な人って憧れる

風の音が大きすぎて飛行機でも墜落してくる音なのではないかと怖くなって目覚めた朝。おはようございます。 ものすごい音が鳴っている。そういえば風の音や雨の音を聴いていると心が落ち着くという人もいるらしい。自然音というものだ。試しに風の音をBGMとして流してみているが、思っていた音と違う。そりゃあ風でさわさわと揺れている音と、天気が悪くて暴風状態になっている音は全然違うか。 鳥の声と草むらがなびいているような音と、絶妙に噛み合っていて実際に自然の中にいるかのように心地がいい。も

その花は「今」を教えてくれた

花の命は短い。今、目の前で綺麗に咲いていたとしてもすぐに枯れてしまう。私にはこれまでそんな印象しかなく、花を買ったりすることは何だか少し贅沢な気がしていた。一方、花を好きだという人に対して「素敵だな」と憧れるような気持ちがある。枯れてしまうまでの短い命という名の「今」を楽しむものが花なら、その何倍もの時間を過ごすのが人間と言える。 「今」の積み重ねを続けていくことこそが人生となるのだろう。 少し前から部屋に飾っていた生花が気付くと茶色く変色していた。スプレーバラという種類