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語らせて下さい!

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漫画やアニメなど、いわゆる推し語りです
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#好き

「好き」の向こう側にあるもの(Free!)

みなさんはお気に入りのキャラクターというものを決める時に何を重視するだろうか。見た目や声、キャラクター性。まとっている雰囲気に背負っている過去など、いろんな要素が思い浮かぶと思う。私もいろんなキャラクターを好きになるが、その中にはなんとなくの傾向性というものが見て取れたりもする。 けど作品を見てからの時間の経過でその感情は薄れていくこともあるのではないだろうか。飽きるとかそういったことでなくても、新しい作品に触れる度に消えていくような。もちろん、思い返す度に「やっぱり好きだ

人間のキャラクターでなくても伝わる人間らしさ(贄姫と獣の王)

贄姫と獣の王というアニメが現在放映中だ。元々は花とゆめで連載していた少女漫画だが、異世界を舞台にしたいわゆる人間の女の子と魔族の王のただのラブストーリー…ではない。少なくともいちゃいちゃ要素はそこまで感じない。それよりも感じるのは信頼関係だ。結婚を前提として異種の存在である人間と魔族との関係性をどうするか、というテーマのある物語のようにも思う。 基本的に主人公サリフィは魔族にどうやったら認められるかと奔走する。獅子の姿をしている魔族の王ことおーさま(サリフィはこう呼ぶ)の心

私が「アイドル」から感じた切なさの正体

時々ふと耳にした言葉が脳内にこびりついたかのように、ぐるぐると回り続けてしまうことがある。メロディーに乗っているからこそどんどん巡っていく。しばらくすれば口ずさんでいる。つい最近私はYOASOBIというアーティストを初めて聴いた。小説を元に歌を作っているということくらいは知っていたものの、流行のアーティストに興味が持てなかったせいだ。 ★ここから「アイドル」の話でなくて私自身の話になります。 私がこの曲を知ったきっかけとは推しの子という元々好きだった漫画がアニメ化したとい