㉒応用論点『社会保険』

㉒応用論点『社会保険』

https://youtu.be/RGf8MreKdTE?si=RgATHcIRXUeCmf3X


演習問題


Q1:
×1年5月27日、本日給料日につき、給料(総額30万円)を当座預金から支払った。
なおこの給料に関する源泉所得税は2万円であり、広義の社会保険料総額は6万円である(これを労使折半で負担する)。仕訳は?




A1:
給料300,000 / 所得税預り金 20,000
       社会保険料預り金30,000
当座預金 250,000
労使折半とは、労(労働者)と使(使用者つまり経営者、もっというと会社)とで半額ずつ負担する、という意味です。
本動画ではこの言葉は使いませんでしたが、社会保険の入門書を読めば必ず出てくる言葉ですので覚えておいてください。




Q2:
×2年3月29日、3月の給料日につき給料を当座預金から支払った。なお3月の給与計算期間は2月21日~3月20日で、総額は100万円である。また3月21日~3月31日分の給料総額は30万円である。
なお給料から控除した事項は以下のとおりである;
源泉所得税5万円、健康保険料6万円、厚生年金保険料4万円、労働保険料2万円。
なお3月給料分の社会保険料会社負担額は13万円であり、4月30日に従業員負担額とともに納付予定である。
また当社では、期中仕訳として、各種社会保険料会社負担額については実際に支払ったときに費用処理しており、
労働保険料従業員負担額については納付したときに不足額を「従業員立替金」で処理している(従業員負担額年間24万円、毎月2万円ずつ給料から控除)。
仕訳は?




A2:
給料 1,000,000 / 所得税預り金 50,000
社会保険料預り金100,000
         従業員立替金 20,000
         当座預金 830,000




Q3:
(Q2の続き)決算につき、必要な決算整理仕訳を行う。仕訳は?




A3:
給料 300,000 / 未払給料 300,000
法定福利費130,000 / 未払法定福利費130,000
(貸方の勘定科目は、試験本番では指定された勘定科目を用いてください。たとえば「未払費用」が指定される可能性もあります)


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