⑨決算整理仕訳1/3

youtubeの「ふくしままさゆき」さんの動画の概要欄にある演習問題です。
勉強するために、毎回youtubeを開くのが大変なので、こちらに書き出してます。

⑨決算整理仕訳1/3

演習問題
Q1:決算になった。期末日3月31日終了時点の現金有り高を数えたら、30,500円あった。一方、帳簿上の「現金」残高は30,000円であった。差額原因は不明である。必要な仕訳は?



A1:
現金500 / 雑益500



Q2:3月29日に電気代1万円を支払うために小切手を振り出した(適正に仕訳済み)。この時点で当座預金残高は1,000円であったが、銀行と限度額1億円の当座借越契約を締結している。このまま決算になった。決算での必要な仕訳は?



A2:
当座預金9,000 / 当座借越9,000
(もし「当座借越」勘定を用いることができないのであれば、「借入金」です)



Q3:期末日終了時点で、80円切手が100枚と200円の収入印紙が100枚未使用で残っている(なお、切手は2年前に現金で購入したものであり、収入印紙は当期に現金で購入したものである)。決算整理仕訳は?



A3:
貯蔵品28,000 / 通信費 8,000
       租税公課20,000
いつ購入したのかは関係ありません。なぜかわかりますか?
この「貯蔵品振替」の決算整理仕訳は、翌期首に再振替仕訳で元に戻すからです。ですので常に「決算時点で残っている分を貯蔵品に振り替える」でいいわけです。
って、まだ難しいですかね、、、




Q4:2月1日に、2月~4月分の3ヶ月分の家賃を当座預金から支払った(1ヶ月分の家賃は10万円)。決算での決算整理仕訳は?(テナント側)



A4:
前払家賃100,000 / 支払家賃100,000
決算日時点では、1カ月分が前払いです。なお前払家賃は資産です。



Q5:2月1日に、2月~4月分の3ヶ月分の家賃が当座預金に入金された(1ヶ月分の家賃は10万円)。決算での決算整理仕訳は?(大家さん側)



A5:
受取家賃100,000 / 前受家賃100,000
決算日時点では、1カ月分が前受けです。なお前受家賃は負債です。



Q6:決算になった。なお、家賃(1ヶ月分の家賃は10万円)は常に翌月払いという契約になっているため、常に翌月に当座預金から支払っている。決算での決算整理仕訳は?(テナント側)



A6:
支払家賃100,000 / 未払家賃100,000
決算日時点では、1カ月分が未払いです。なお未払家賃は負債です。



Q7:決算になった。なお、家賃(1ヶ月分の家賃は10万円)は常に翌月払いという契約になっているため、常に翌月に当座預金に入金される。決算での決算整理仕訳は?(大家さん側)



A7:
未収家賃100,000 / 受取家賃100,000
決算日時点では、1カ月分が未払いです。なお未収家賃は資産です。



Q8:×1年1月1日に、A社はB社に現金100万円を貸し付けた(貸付期限は2年間。元本返済と同時に利息も一括支払という契約。利率は年利1.2%)。そのまま決算になった。×1年3月31日での必要な決算整理仕訳は?(A社側)




A8:
未収利息3,000 / 受取利息3,000
年間の利息は12,000円です。貸付時から決算までは3ヶ月ですので、未収計上するのは3,000円です。




Q9:×1年1月1日に、A社はB社に現金100万円を貸し付けた(貸付期限は2年間。元本返済と同時に利息も一括支払という契約。利率は年利1.2%)。そのまま決算になった。×1年3月31日での必要な決算整理仕訳は?(B社側)




A9:
支払利息3,000 / 未払利息3,000



Q10:×1年1月分の電気代は3万円であった。×1年2月分の電気代は2万円であった。×1年3月分の電気代は4万円であった。なお当社では電気代の支払いは必ず翌月に現金で支払っている。決算になった(決算日は×1年3月31日)。必要な決算整理仕訳は?




A10:
水道光熱費40,000 / 未払費用40,000
(試験本番では、貸方の勘定科目は、問題文の指示等に従って「未払費用」関連の勘定科目を選択して下さい、)



Q11;×1年1月1日、この先3年分の保険料(36万円)を現金で支払った。このまま決算になった(決算日は×1年3月31日)。必要な決算整理仕訳は?



A11:
前払保険料330,000 / 支払保険料330,000


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