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詩集

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2024年2月の記事一覧

自由の扉【詩】

深く閉ざされた 扉をノックする 開けてみると 自由が出てきて 孤独が残った 自由への扉は パンドラの扉だった

春隣り【詩】

びゅうびゅう 窓をノックする 風の来客に起こされ うずうずと 冬眠から 目覚めるような朝 暖かい風が吹く 春隣り

夜の鳥だったら【#青ブラ文学部】

ひとりこっそりと ただ泣きたくなる そんな夜には希望の歌を歌う 泣き声じゃない 歌声として 声を出す 夜の小鳥となり 静かな夜に 悲しい声が鳴く 山根あきらさんの企画に参加させて頂きます。😄 素敵なお題をありがとうございました。🙏✨

桜の木の下の野水仙【詩】

桜の木の下のふもとに ひとつ寄りそいながら うつむいて咲いている野水仙 ひっそりと咲くその姿は か弱くもたくましい 可愛く朗らかに 桜の木の下で 日向ぼっこの野水仙 いじらしく愛おしく そして可笑しい

梅の紅白春合戦【詩】

まだ寒さが残るなか 紅梅白梅が 我が我がといち早く 競うように咲く 春の香りを連れて来る もう春はすぐそこだ