言葉の裏を妄想する人だった話

    世の中には二種類の人間がいる
 言葉をそのまま受け取る人間と、裏を読む人間だ…なんちゃって

 私は裏を読む人間でした
 それが人間関係を円滑にすることもあれば、自分のメンタルが落ちている時は被害妄想がはかどり、「思ってもいないくせに」とか「そんな事言ってて裏ではさ」等と【世の中全てが敵!!】みたいな沼にはまって身動き取れなくなることに。

 さらに、私が裏を読んだ結果、さっしてちゃんの察して度合がますます強くなることが辛くなり、ある時「こんなのはもうヤメヤメ~!」と裏を読んで動く事をやめることにしました。
裏を読まないと言うのは、気を使わないって言うのとはまた違っていて、あくまでも言われたことがすべてと言う事。

 たとえば家族に「お茶入れるけど飲む?」と聞いた時、「いらない」と返ってきたらそこでストップ
 『いらないって言ってたけど、ついでだし、一応入れておこうかな』は無し、余計なお世話。

 だれかに「その服良いね」と言われた時もただ「ありがとう」の気持ちだけ。
 その時に『いや~、でもこれ安物だし。 ちょっと派手(地味)だよね、どうせお世辞でしょ』と思ったら、ただ自分がそう思ってるだけ。 周りの目を気にしちゃっているのか、実はその服好きじゃなかったのか。 相手じゃなくて、自分が思ってるんだよ。

 やめると決めても、そういう気持ちが出てくることはある。
 そういう時は『妄想、妄想。 モー娘、モー娘』と心の中で唱える。
 
 ただの一人相撲だった。
 重要なことは、本当の望みや思いが裏にあって、表に出てるのが建前だからって、私は裏を読んで相手の良いようにしなくて良いって事。

 これ大事、テストに出ます。