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ひまわり

こんにちは。

今日は心があたたかくなったお花屋さんでのお話でもしようかな。

私は滅多に切り花を自分のために買わない人です。
が、花好きの友人の勧めもあり、たまには自分ためにお花を飾ってみようかしらと思いたって自宅からほど近いお花屋さんに行ってみました。

ベッドタウンの駅前にあるショッピングセンターのザ・地域密着型!といった風貌のお花屋さん。

「あら!いらっしゃい!よく来たね!」

初めましてにも関わらずまるで常連さん、いや、もはや親戚の子をむかえてくれるように出迎えてくださった。

ニコニコ笑顔が素敵な店員さん。

(誰かと勘違いしてる…?)

と思わず不安になるような初対面でした。

「こんにちは☺︎元気になるようなお花ないですかね?」

「それならひまわりとかどーう?この子とか可愛いよ」

そう言って見せてくださった子はしっかり上を向いて、ひたむきに一生懸命に生きているような子でした。

「この子にします。」

即お持ち帰り確定。

「んー、でもこの子も可愛い〜。」

名前は忘れちゃったのですが、スターチスに似た、小さなお花が集合しているピンク色のお花。
ドライにしたら綺麗かもなあ〜なんて思ってると、

「じゃあサービスでつけてあげるね〜!」

なんでもこの度の緊急事態宣言の影響で週末はお店を閉めているそうで、

「うちにあっても枯れちゃうだけだからね。」

とサービスしてくださいました。
嬉しいような、切ないような。

お会計を済ませ、ひまわりたちを手渡しながら

「ありがとう〜またいつでもおいでね!」

「また来ます。」

普段は一人暮らし。
家の事情もあり、あまり親に甘えたくない。
でも帰る場所がほしい。

そんな人は私のほかにもたくさんいらっしゃると思います。

いつでも帰っておいで。
そういってくれるような場所の有り難さ、あたたかさを感じました。

わたしもいつか、誰かの帰る場所になれたらいいな。
大きな心で、心の壁を感じさせないような人になりたいな。
それまで修行だな〜。


家に飾ったひまわりたちは家の中で今日もポカポカ私の心を照らしてくれています☺︎

また次にお店に行く日が楽しみだな☺︎

ここまで読んでくださりありがとうございました。


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