【未定事件簿】Episode.2 耐えかねる愛 ※ネタバレ※
※以下、本編ストーリー結末を含むネタバレを記載しています。未プレイの方はぜひ初見で進めてください。
森月黎・和泉景との出会い
森月黎宛の書類を届けるよう左京から頼まれた主人公は、彼の邸宅を訪れる。森月に面会した主人公は、彼が完成させたトランプタワーを壊さないでカードを抜き取るよう指示されるが、結果はあえなく失敗。
森月邸には皇帝の第二楽章、ハイドンのハ長調弦楽四重奏が流れており、曲にはハイドンの「どれだけ世界が変わろうと偉大な祖国は永久であれ」という願いが託されている。
一方、「世界は変化し続けるものだから人の選択で未来は変えられる」と答える主人公。そんな彼女の返答を気に入った森月から画展の誘いを受け、日曜日に同行することに。
日曜日、画展が開催されるステラ大学キャンパス内の展示館に向かう道中、主人公は学生の和泉景とぶつかってしまう。
和泉に展示館まで案内してもらい森月と合流すると、彼らは知り合いだった。
3人で画展に向かおうとするが、ステラ市警察巡査長の岩崎が和泉を訪ねてくる。和泉には殺人容疑がかかっていることが発覚し、岩崎刑事に同行することに。
主人公はその場で和泉から弁護人として依頼を受け、森月と協力しながら事件の捜査を行う。
ヴィーナスCEO桜川瑠璃毒殺事件（NXX-New002）
ホテルマニングの1818号室にて、昨晩21時～2時頃にファッションブランド経営者である桜川瑠璃が死亡。死因は彼女が食べたチョコレートに含まれるフグ毒による中毒死とされたが、そのチョコレートを贈った人物が和泉だったため、彼には殺人容疑がかけられていた。
桜川が死亡した1818号室の隣の1817号室には、アイドルの氷室昴が同日に宿泊しており、両部屋はコネクティングドアによって通じていた。氷室はコネクティングドアの鍵を入手することで、防犯カメラに映らず桜川の部屋を訪れることができた。
氷室は当初、Abyssというバーで秘密裏に入手したフグ毒をワインに注射器で注入し、桜川を毒殺するつもりだった。しかし部屋を訪ねた桜川の秘書・江口が、氷室の体調を考慮して飲酒しないようにとワインを廃棄したため、氷室は急遽チョコレートを使っての毒殺に切り替えた。
氷室と桜川は2年前に海外で極秘結婚しており、桜川は関係の公表をずっと望んでいたが、氷室はアイドルという職業柄人気低迷を恐れ、世間への公表をずっと拒んでいた。
氷室は精神状態も良くなかったが、そんな中で桜川がパパラッチを手配し、半ば強制的に関係を暴露しようと企てたことで、氷室は我慢の限界となり殺人を計画したのだった。
振り返りと整理
＊フグ毒の偽装工作を行ったのは誰？
和泉がチョコレートを贈ったことも、氷室がそのチョコレートを凶器に使ったことも当日の突発的な事象である。にもかかわらず、和泉の運転していた車のトランクから、フグ毒の入った薬瓶と注射器が見つかったことで、和泉の容疑が濃厚になっていた。
つまり和泉の車の場所を特定し、防犯カメラを壊し、トランクをこじ開け、一連の偽装工作を完了させた人物がいるが、相当な時間と準備が必要であり、氷室が桜川を毒殺した後に単独でそれを行ったことは考えにくい。
本編では今のところ、氷室がフグ毒を入手したAbyssバーとの取引以外、彼の協力者がいたかどうかは明らかになっていない。
＊森月の捜査手法
フグ毒の出所であるAbyssバーが簡単にその事実を明かすわけもなく、森月はトランプ占いで証拠の在り処を言い当てることで、それを店主に認めさせる。森月によると占いではなくテクニックだそうだが、結局トリックは明かされていない。
＊ハウゼン健診センターの不審な健診結果
捜査中、ハウゼン健診センターから発行された匿名の健康診断結果を入手する。検診結果ではうつ病と診断されているが、データやテストの結果から双極性障害が正しい診断である。
2022年7月時点では本編が7章(上)まで公開され、かなり話が込み入ってきています。なるべく簡潔に概要をまとめ、気になる点をピックアップし、振り返りやすいようにしたいと思います。
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