5月レギュG-S18雑記1

ランクマ潜る熱が続いていたが一旦瞬間3位とかになって上が攻めとスカーレットなので落ち着いたのもあって、ここで雑記をひとつ。主に5月のレギュGシーズンの取り組みの過程を書くことにする。いくぞっ!

まず最初の方に漠然と炎ドラゴンの役割集中が強いんじゃね?って言ってレシラム+ウガツホムラからスタートした。しかし流石に逆張りも過ぎた。どこまで環境進めたらここに来るのか分からん発想とPTで。
使っててレシラムに積み技があれば強いなと思った。ないので弱い。ホワイトキュレム構築はこれベースになるかもなと思ったが、今シーズンはよっぽどなパワーがなければ積み技が入る環境なのかなと最初期で悟った。

その他、ザシアンや黒バド、ミライドン、コライドンを触った。よく分からなかったのでコライドンはメタに引っかからないぼうごパットで使っていたが、普通にパワーがあって強いなと思った。

禁伝が活躍するとポケモン対戦がめちゃくちゃ楽しい。
ただ、レートは全く上がらないどころか、勝率50%を切って5桁を彷徨い続けるという、なかなかしんどい経験をした。
なるほどポケモン対戦って括りだと僕はこんくらい弱いんだな〜ってのを実感できるいい機会だった。
結論として「今期はしっかりPTを組まないといけないな」と思った。
メタ張りに特化しているからと言って、最初からメタ張り一辺倒では話にならない。
ポケモンプレイヤーとして強くなるシーズンにしなければ、この先の数ヶ月は無いなという、とても受け入れがたい結論に至ったが、逆に言えばとても嬉しく面白い要素のある月にできるなと思った。

真面目にPTを組もう。
剣盾をやっていないので、とりあえずいまの自分にできるアプローチからが分かりやすいと思った。〇〇対面××はこれしなければならないからそこを破壊する(例えばハッサムに向かってパオで炎テラバ)←これをPTに入れてゲームスタートすることにした。

事前の禁伝評価は、ルギアがとにかくSランクだろうと思ってはいた。テラス変化を一旦無視できるマルスケがあるから。でも瞑想積むルギアは評価してなかった。環境が瞬間火力芸になると思っていたから。試合結果と選出とうまく運用できたかが一致しやすい分かりやすいメガネルギアからゲームスタート。ミライドンにテラス大地を撃つことにした。今だから言うが、まあ弱かった。

テラス合戦が起こるゲームで、簡単に受けられてしまうポケモンの先制テラスは、無効タイプ、無効要素がなければ弱いと思っていた。ゆえにコライドンの炎テラスは弱いと思っていた。

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シーズン序盤はコライドンがパオカミに有効テラス(炎)を切りまくるモンだから、相手のパオカミカイリューがパオカミで殆ど倒せるというのが選出画面で分かる人たちばかりだった。
みんながコライドンの運用に目を光らせている中で、当然水ウーラオスは素のコライドンのタイプと特性に不利を取るというのでみんなが手を引いていた。
コライドンから考察をみんなが始めているから、みんながパオジアンをいじっぱりでばかり使っていた。
僕はパオカミから考察を始めているので、陽気パオ以外あり得ないと思っていた。

→パオカミを丁寧に運用したらしっかり勝てそうだなと思うような相手が多かった。コライドンにテラスを切らせてノマテラ鉢巻カイリューの神速連打+カミにハッサム投げでゲームつくったりなど。
そんなこんなでできたパオカミカイリューハッサム+禁伝+1みたいなPTをずっとコロコロしていたが、めちゃくちゃポケモン対戦をやっている感じがして面白かった。だんだんメガネルギアの弱さも分かってきた。こいつ、2確にしかしないから、こっちが相手に2確にされてると4ぬほど弱い……。

ハッサムが強いと思った。パオカミに対しての受け出し性能が良いことと、チョッキと叩きを持つことで黒バドに、叩きとインファを持つことでテラパゴスに強くなれるのがとても偉いと思った。
割り切って初手に投げて蜻蛉打って〜みたいなのも結構やった。

tier表は置いといて、上の禁伝枠に入れるやつから今期のPTにしようと思い、ミライドン、黒バド、カイオーガ、ザシアンを試した。

スカーフカイオーガだけしっかりゲームが続いて、他は選出が満足に組めない試合が続いた。これはカイオーガにテラスを切らずともゲームが作れるからで、この柔軟な感じがいつもの自分のテラスタルのスタイルだなと思いながら触っていた。

しかし蜻蛉ハッサム+カイオーガは、スタンダード構成にしているが故、相手のスタンダードパに対して重要な局面にいけばいくほど2分の1の択ゲーの連続にしかならなくて、その択を合わせるよりは麻雀打ったほうがいいなとずっと思っていた。あとレート2100持ってる状態で相手のハバカミの炎技を切って運用しなければならないと考えると、最終日には持っていけない子なんだろうなと思っていた。
このカイオーガを使っての百何戦がなければ、最終盤使用の構築の完成にも、最終日の選出やプレイにも至らなかっただろう。そう言って差し支えないほどには、ポケモン対戦がそこそこできるPTだった。ある程度勝てて楽しかった。


で、5月コロナにかかった。終焉。色々とリアルで自分を見つめる機会になった。詳しくはアレだが、不健康な身体で過ごす時間が、健康体の自分の持っていた価値を思い出させてくれた。とてもいい経験になった。と同時に、自分のアイデンティティを見つめる時間にもなった。

コロナになったからか、だいぶ柔らかく構えられた。今期は全力を出すんじゃなくて、ポケモン対戦強くなる1ヶ月にするんだという気持ちが、いっそう高まった。

月末。
5/27頃。カイオーガ構築が前述の択ゲーにしかならないところを踏まえ、1ターン1ターンが択ゲーになったときの客観のプレイ精査が最終日に冷静になって出来る気が一切しなかったので、最終日に使う構築のためのピースを探しに出かけた。
(実際前期1位はその客観のプレイ精査を突き詰めたような構築であると思っている。)

(並行して、レートは上げなければならないためカイオーガも当然使い続けた。いい感じの1900、3桁に登ったくらいで、カイオーガに別れを告げた。)

ここで手を出したのが、ホウオウとルギアだった。ホウオウはブーツとチョッキ、ルギアは残飯のみを試した。ホウオウはテラス変化によってミライドン構築さえ貫通できるようになるが、取り巻きがとにかく遅い。上から殴られる。そしてそんなにホウオウが安定する場面がなく、突っ張る時も引っ込む時も、普通に相手が選べる嫌な択がある。焼けないとまずいところで焼けなかったら割と負ける。そんな感想ばかりだった。ホウオウ使うくらいなら麻雀打ったほうがマシだなと思い、本当に弱そうな毒菱ルギアを真面目に使うことにした。ただハッサムを構築から抜くと決めた以上、テラパゴス軸には強く出たかったので、瞑想残飯ルギアというのは発想としてかなりいい線行ってそうだなと我ながら思ったりもした。


つづく

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