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自由律俳句

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記事一覧

自由律俳句 ほか #8

画面の向こうの君だけは いつも私の誕生日を覚えている ぜんぶそれでいいんだよ さいていな…

みさか よう
4か月前
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自由律俳句 ほか #7

今の私が好きな音楽 あの頃夜、泣きながら聞いた曲に似ていて 何も無駄じゃなかったんだって…

みさか よう
8か月前
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自由律俳句 ほか #6

どこかで音楽をやっているかもしれない貴方を探しながら、音楽なんてやめちまえ、とずっと思っ…

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自由律俳句 ほか #5

冬の中 肌を刺すつめたさがひとつひとつ 私が生きていることを知っていた どこに行ってもど…

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自由律俳句 ほか #4

この世は何より綺麗で美しい地獄 ここに私が好きな人はいない 脱線に脱線を重ねて結局脱線し…

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自由律俳句 ほか #3

揚げ足を取るためにテレビショッピングを見ている 来世飼うならシベリアンハスキー 死のうか…

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自由律俳句 ほか #2

午前五時 15%に私が忘れた君の温度を 僕のこの残りかすみたいな呼吸でも君が救えたなら あと5000回死ねば君の事許せると思う その背掴んで引っ張って、それで君を引き留めるから、どうか来世では君の感触を教えてね あの日君に人生を変えられたから、どうしたって君が好きだよ 君に才能がないのなら、私にだって才能はないのに 私の最悪な人生で、君が唯一の肯定だった 来世とか言わず普通に今世で幸せになりたい 誰かを雷に例えることは、きっと愛していると告げることによく似てい

自由律俳句 ほか

多分運命だ、と思ったのだ。 ねぇ、それで、それで、それで。 それで、何になりたいの? ポ…

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