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発表会を終えて
発表会が無事に終わりました。
たくさんの応援をいただきまして、ありがとうございました。
前日まで肌寒い日が続きましたが、当日は日差したっぷりで汗ばむほど。こういう日は指が動きやすくてありがたいです。
リハーサル
午前からのリハーサルでは、1回目で間違えたり止まってしまう人が続出。
「黒い鍵盤がすごく細く感じる」
「鍵盤が重く感じる」
「左手の小指がしっかり音が出ない」
「ペダルを踏む感触がしっくりこない」
いろいろな感想が出ます。
無理もありません。1年ぶりに触るピアノですもの。なんせピアノは大きくて重いのでマイピアノを持ち歩くわけにはいきません。
小さな楽器だったら慣れ親しんだマイ楽器で演奏できるのにね!!
そこがピアノの発表会の難しさでもあります。
自分のピアノでもなく教室の私のピアノでもない、会場のピアノだから弾きにくいのは当たり前です。
大丈夫、大丈夫。リハーサル時間はたっぷりとってあります。持ち時間を使い切るうちには慣れてきます。みなさん真剣に頑張ってました。
本番
平均年齢77歳、このような歳になって人前でこんなチャレンジや緊張する機会はなかなかない、とみなさんおっしゃいます。
ドキドキ💓するけど楽しい!
そう言い切れるのは、やっぱりメンバーそれぞれのお人柄が素敵だからだと思います。
人と比べない。ジャッジしない。間違えても落ち込まない。
いや、落ち込むけどみんなで励まし合うから最後は笑える。
いちばんありがたいのは、それぞれの素敵なところをお互いがちゃんと見ていること。
みなさん自分の大切な曲を、ていねいに、途中なにがあっても最後まで大切に弾ききりました。
連弾も楽しかったなぁ。
私は連弾がたまらなく好きです!
私がお相手をさせてもらった曲は
「テイクファイブ」
「椰子の実」
「いつも何度でも」
「モーツァルト 交響曲第40番 第一楽章より」
そして以前の記事に書いた高校の同級生デュオ、堂々のデビューでした!
ラ・クンパルシータ、最高にカッコよかったです😆
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花束
私の教室の発表会は、
“野の花コンサート”というタイトルを付けています。
生徒さんひとりひとりはいろんな野の花のような素敵な存在だと感じるから。
そのコンセプトを表した花束を、コンサート終了後にひとりひとりにお渡しします。
と言っても、実際に野の花で花束は難しいので、
バラなどのような立派なお花ではなく、ちょっと珍しい草花、見ていてホッとするようなもの、優しい雰囲気のものなどをお花屋さんにお任せして長年作っていただいています。
私の気持ちを良く知ってくださっているそのお花屋さんは、隣町の道の駅の中にあります。
今回の花束には10種類のお花が入っていましたよ。
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これは私🤭 朧月夜を弾きました
メッセージカード
そして昨年に引き続き、ひとりひとりに宛ててポストカードにメッセージを書きました。お花と一緒に最後に渡しました。
今年のポストカードはこちらです。
noteでお世話になっているkaruさんに今年もお願いしました。
karuさん、素敵なポストカードをありがとうございました!
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一目惚れでした
感想
最後にひとりずつ感想をお話ししてもらいました。
誰かが「なかなか上手くはならない」と言った時、「ピアノやってるというだけで素晴らしいことじゃんね」と横から言ってくれた人がいて、「そうだね、そうだね」とみんなで納得していました。
みなさんに共通していたのは、
ピアノをしていることの幸せ。
それぞれのやりたいことをその人なりに実現してこうという次への意欲。
健康に気をつけてずっとピアノに通いたいという気持ち。
私がお話ししたことは、
歳と共に出来ないことが増えるのは当たり前だから、それを上手に受け入れた者勝ちだということ。
上手く出来ない自分を許せるようになったら楽だということ。
許せた瞬間から楽しい工夫が生み出せること。
私も一日を通してこの仕事ができていることの幸せをかみしめていました。
若い頃はいろんな仕事を経験したけど、今の仕事がいちばん自分を生きている実感があります。
また来年のこの時期にみんなで発表会ができるように、今日からまた新たなスタートです^ ^
最後までお読みいただき、ありがとうございました💐
ここぴ
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