恋文〜出さない手紙〜
私には好きな人がいます。
その人はsnsで出会った人です。
私はその人の名前を知りません。どこに住んでいるのかも、なんのお仕事をしているのかすら知りません。
時々、写真や動画をアップしてくれるので顔と声は知っています。
その人はみんなに明るくて元気いっぱいで、ちゃんと子供達の事も頑張っていて、凄く素敵な人です。
その人が前にnoteで過去にあった辛い話を書いてくれました。
私はその言葉達を読んで涙が止まらなかったです。あんなに明るくてみんなを笑顔にしてくれる人が、こんなにも悩んでいたなんて。
私は彼女の支えになりたい。夢でもまぼろしてもかまわないから、彼女が辛い時には側にいたい。心に誓いました。
現実に考えても気持ちが悪いのは分かっています。痛い事をしているのも叶うはずのない恋だということも。
それでも、私は彼女が大好きです。幸せにする事ができないのなら、辛い時、寂しい時に側にいたい。
いつか、夢から覚める時、魔法が解けた時、
必ず逢いにいきます。
その時は…
笑って抱きしめて欲しいです。
いつまでも、元気でいてください。
金城美衣子