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目を喜ばせる。

北海道の冬が終わろうとしている。

太陽の熱で道路の雪が溶け出したので、庭の雪を強制的に排除する。そこから出てくるのは、半年近く見ることが適わなかった植物のくすんだ色だ。

春のパステルカラーは無彩色ばかり見ていた目には優しいが、どこか物足りない気がする。それでも桜が花束として組み上がっていくのを見ると、その透明感に生まれたての何かを感じてしまうわけですが。


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くすみカラーは悪くない。こなれてて抜けてて透明ちっくでおしゃれだ。だか、それらを身に付けると顔色がどんよりしてしまう。夕方になると店じまいを始める両目には、それらは関知しにくい色域に突入する。


シャビーシックを取り入れることのできる人は、アンシャビーな人なのだ。アンシャビーという言葉があるのかどうかは定かではないが。


先日、フライヤーのための写真を撮ってきた。

使用するフライヤーのデザインはすでに作成していて、あとは写真を当てはめるだけの状態。フライヤーは「母の日」のギフトなので、優しくて華やかになるように作っていたものの、実際撮ったものはこってりしている。

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※この写真は関係ありません。


ワタシの目が喜ぶのは、濃度が高くはっきりとしたものなのかもしれない。年上のおねいさまたちの色選びは、自分に似合わない事とともに認識のしやすさが原因だったのか。

とりあえず、ネイルの色を春っぽさとは無縁のピンクにしていく。機嫌が良ければシャネルの赤に替えよう。指先がキレイに見える&上品さを醸し出すグレージュたちは暫く使うことはないだろう。あんなに気に入っていたのに。


まずは自分の目を喜ばせる。フライヤーのデザイン変更はそれからだ。



フライヤーのために撮った写真を使ったサイトはこちら。


母の日のためのギフトセットを、パリで修業したフローリストと、ビストロのパティシェとでつくりました。まだ3月なのに早いよ!というアナタのために、note限定の早割りクーポンを準備中。BASEにて販売予定ですので、良かったらフォローしてくだい。

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