京都大賞典回顧【競馬は道悪】

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そういうこと。


今年のGⅠ宝塚記念は多頭数良馬場ハイペースとかなり摩擦濃かったので、対応できず後方で流れに乗れなかったということが逆説的にL的セカンドクラスでの反発力を感じさせてくれる。
プラダリアも2走前が宝塚記念後方で6着なので間に新潟記念挟まってるだけでボッケリーニと同じようなものではある。青葉賞に続く重賞勝ちが京都大賞典と、GⅠの2400ではスピードが足りないけどセカンドクラスの2400なら量と体力でなんとかするという中途半端な馬。

一方でヴェラアズールも宝塚後方追走で流れに乗れなかったクチだけど、近3走全て6着以下でリズムの躍動感に乏しい。このリズム評価の呼吸は活性化評価と似ていて、近2走後方だけど3走前に先行してたら許容、みたいな。せめて3走以内に何かしら波がないと評価は落ちる。
機械的な評価へのプロセスとして。

ディープボンドは春天好走後の宝塚でも5着には来るぐらいタフなレース向きなのでL的レースはあまり良くない。宝塚でも好位追走してるようにどんな時もそこそこ対応するけど加齢もあって均衡っぽくなってきた。


9月以降、セカンドクラスでの逆ショッカー好走を待ち構えてたんだけど、L的条件っぽい広いコースの少頭数だったりしても高速馬場だとペースが上がりすぎて摩擦が入り混じったり逆に上がりが速すぎて差し馬の餌食になったり、案外これといったレースはなかった。
が、紫苑Sと京都大賞典は道悪だったので如何にもな好走が見られた。道悪ならテンの入りはほぼ緩むので摩擦薄を活かして好位より前を取りにいく逆ショッカー系の好走パターンが嵌まりやすい。やっぱ道悪の影響力すげーわ。

毎日王冠は差し馬場やしこんなんジャスティンカフェやろと思ってたけど馬体重アカンかったからスルーした。