笑顔を減らす。ということ

「あとちょっとしたら、ひまわりのイヤリングを買おう。」

気がつけば、家の近くの河川敷には真っ赤な彼岸花が咲いていた。
”あとちょっと”は、ひと夏をいとも簡単に通り越してしまう。

去年買ってもらった黄色のワンピースと今年出会った花柄のワンピースの出番は終了したみたいだ。今年の夏の活躍賞があれば表彰したい。

花柄のワンピースが似合う女の子になりたいと思っていた私は、その想いをいつの間にか叶えていて。今思うとなんだか気恥ずかしくなる。でも、嬉しい。

先日、半年ぶりにmaximizeの空間に入った。
以前とはガラリと形式を変えたものの、根本の届けたいものは変わっていなくて、感動してきたところだ。
この価値を私は静かにつくり続けていきたい。

その中で、私の感じていることや気づいたことを描いてみた。
楽しかった。
私の頭の中は、常に感情に対しての思考が働いているらしい。感情や思考が画用紙の上でどんどん象られていく。

多分、1つのnoteの記事に対して1つの絵が描ける感覚だと思う。

目の前に置かれた１２色のクレヨンの中で、ひときわキラキラしていたやさしい緑色。誰にも取られないように咄嗟に手を出す。

🌱
数年前にタネを撒いている感覚はなかったものの、最近芽が出てきた感覚があった。惹かれた緑のクレヨンと可愛い黄色のクレヨンで芽を描いた。今は分からないけれど、芽にもいろんな色があると思った。
と言いつつ、ただ私が手に取ったやさしい緑のクレヨンと相性が良さそうだっただけ。案の定可愛くなった。

🖤
人の黒い部分や暗い部分を見ることをとことん避けてきた。無意識のうちに。
きっとココロの黒い部分を見るとその人と離れたくなってしまうから、そしてそう感じる自分を嫌いになってしまうから、だと思う。
でも、最近は見られるようになってきた。そこの部分も含めて人間なんだと、あなたなんだと。
今まで純白な色のハートしか見てきてなかったなんて、わたしのハートの目はとことん都合が良かったみたいだ。そりゃあ脳内お花畑で生きられるよなあ。

はっぴーに生きられるけど本質みたいなものは完了していなかった。まあべつに完了させる必要はないけど。

相手を相手として受け止める、認める。みたいな部分ができてきた。赤色のぴかぴかは愛みたいなもの。黒のハートは黒のままだけど、そのものとして受け入れて赤のぴかぴかをつけてあげられるようになった。愛のふりかけだー。

🙂
"笑顔じゃないわたし"でもちゃんとわたしでいたい。
笑顔が最高のメイクだよって女の子の本によく書かれてあるんだけど、笑顔のメイクに頼りすぎな感じがしたの〜。「笑顔が素敵だね。」って言葉も嬉しいけど、笑顔でしかない自分に少し悲しくもなっちゃって。
良いも悪いも、わたしはこの言葉をもらいすぎちゃったのかな？
笑顔じゃない自分は、自分が思っているより魅力的で素晴らしいエネルギーを秘めてる感じがして。というか、そう思いたいなって、そうありたいなって。まだ分からないし出せてる気はしないけどね。
だから今は笑顔でいる回数を減らしてる。
こういうと「へ？」って顔されるんだけどね。それがまた、楽しいね。

まあ簡単にいうと、”笑顔でいないとしんどい”だったんだろうなって。だから、今は笑顔じゃなくてもしんどくないトコロを感じとってる。だいぶ見えてくるようになったよ。気持ちがいいね。

🐳
大切なものを大切にしたい。
そんな大切なものは幸せや豊かさを感じさせてくれる空に預けておく。そんなイメージ。いろんな色のぐるぐるが大切なもの。白で描くと空に溶け込んじゃって見えなくなったけど、本当に大切なものは目に見えにくいもんね。白のクレヨンが上手い具合に仕事してくれたなあ。

私にとっての空の認識についてはこの記事に書いてあるからぜひ見てね。​

最近はいろんな人格を持ちたいなあと思う。

笑顔の回数を減らす。ということ

もも