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輪廻の鴉って何?

輪廻の鴉って何????

なんですか藪から棒に……という感じではありますが、これは輪廻の鴉がめちゃくちゃ好きという話をするだけの記事です。
輪廻の鴉って一体なんなんだ。なんもわからん。でもめちゃくちゃ好き。

◆輪廻の鴉とは

「輪廻の鴉」はbeatmania ⅡDXとpop'n musicに収録されている楽曲だ。アーティストは「BEMANI Sound Team “dj TAKA”」。2022/11/01~2023/01/11開催の多機種連動楽曲解禁イベント「いちかのごちゃまぜMix UP!」で初登場した。

「いちかのごちゃまぜMix UP!」のキャッチコピーは「人気の楽曲をマリアージュ!2曲をMixさせて新曲を創り上げよう!」
その通り解禁を進めていくと各機種の既存の楽曲2曲をごちゃ混ぜにした曲が新曲として登場する。詳しいことはサイトとか見てください。

初出から10年以上経ってもその人気とカリスマ性は衰えることを知らないbeatmania ⅡDXの名曲「perditus†paradisus/iconoclasm」と、The 7th KAC決勝で華々しく登場したSOUND VOLTEXの名曲「I/黒魔」を混ぜた「[]DENTITY/BEMANI Sound Team "HuΣeR"」をはじめ、数々の新たな名曲が誕生したイベントだ。
その中で、pop'n music ラピストリアの楽曲「RINИE/GeMiNioИ」とbeatmaniaⅡDX 24 SINOBUZの楽曲「鴉/L.E.D.-G」を混ぜて生まれたのが輪廻の鴉である!!かわいいね。

なお、「いちかのごちゃまぜMix UP!」はすでに終了しているイベントで、現状このイベントで登場した曲たちを解禁する方法はない。そのうち救済が来ると思うが、それまでは解禁済みのプレイヤーに頼んでローカルマッチなどでやらせてもらうのが良いかもしれません。私はスケジュール管理ガバガバすぎて結局ファイナルミックスサブマリンボルケーノミュージック楽曲が解禁できませんでした……。

◆輪廻の鴉のここが好き!

この輪廻の鴉という楽曲、正直賛否両論がめちゃくちゃはっきりする曲という印象だ。「ここが好き!」という見出しで始めておきながらいきなりすみません。私は輪廻の鴉に毎日欠かさず1日最低5回チューしたいぐらいには大好きです。
イベント開始当初、輪廻の鴉に対する賛否両論の「ぴ」の意見をそこそこ見掛けた。私自身はずっと「賛」の立場ではあるが、「ぴ」が発生してしまうのもわかってしまう……。
でもだからこそ、ここにこの曲が大好きな人がいます!と言いたくてこの記事を書いた。もちろん「ぴ」を「賛」にしろ!というわけではありません。なんかオタクが暴れとんな……ぐらいの軽い気持ちで読んでいただけると幸いです。

輪廻の鴉の賛否両論ポイントとして、「他の解禁曲に比べてそのまますぎる」という意見がある。
確かに輪廻の鴉はRINИEのボーカルをほぼそのまま使っており、曲の展開もRINИEとほぼ同じだ。既存の2曲をごちゃ混ぜにしながらも新しい曲という印象が強い他の解禁曲に比べると、「そのまま」と感じるのも無理はないかもしれない。ある意味ではイベントのコンセプトに最も近い曲とも言える。

今回のイベントで、pop'n music20 fantasiaの「REcorrection/猫叉Master feat.常盤ゆう」とノスタルジアOp.3の「蒼氷のフラグメント/BEMANI Sound Team "JYUNN"」をごちゃ混ぜにした「Indigo Nocturne/BEMANI Sound Team "Power Of Nature"」という楽曲が登場している。
この曲は輪廻の鴉と同じく、ボーカル曲とインスト曲を混ぜた楽曲だ。しかしREcorrectionのボーカルは使われていない。冒頭でワンフレーズだけアクセントのように使われているだけで、基本はピアノを主体としたインスト曲となっている。この曲もめっちゃいいです。最高~。

Indigo Nocturneのように、ボーカルなしのインスト曲にするという手段もあったはずだ。
しかし、RINИEという曲を使うにあたって、ボーカルがないのは違うと思う。RINИEという曲に「歌」は欠かせないものだから。

RINИEが初登場したpop'n music ラピストリアのサウンドのコンセプトは「キャラクターソング」だ。つまりRINИEという楽曲は担当キャラクター「イオ・ロア」のキャラクターソングとも言える。

そこでサウンドのコンセプトは、キャラクターのバックボーンや性格に重きを置き、いってしまえば「キャラクターソング」とも言えるような濃い楽曲を多数収録致しました。

pop'n music ラピストリア サウンドのひとこと
https://p.eagate.573.jp/game/popn/lapistoria/p/musicchar/index.html#sec_sound

イオ・ロアには「歌の力で星の運命を左右する二人の天使」という設定が付けられている。歌を歌ったり、二人でマイクを取り合ったりするアニメも印象的だ。なんでマイク一本しかないんや?
サビの「銀河に抱かれた天使たちよ」というブチアゲワードをはじめ、イオ・ロアをモチーフにしているであろう歌詞も見逃せない。銀河に抱かれた天使たちって何?
また、RINИEを手掛けたGeMiNioИは「シンガーソングライターであるPONとAkhutaが組んだらどんなことになるのか?」というアイデアが形になったユニットらしい。

二人のシンガーソングライターが生み出した、「歌う天使」という設定を持つキャラクターの楽曲から歌を抜くというのは、シャリのない寿司みたいなもんかもしれない。すみません、うまい例えが見つかりませんでした。確かに刺身だけでもおいしいんですけど、シャリがあればもっとおいしいしうれしいというか寿司なんだからシャリがないとだめだろ。
つまり何が言いたいかというと、GeMiNioИとイオ・ロア、そして何よりRINИEという曲を愛している人間からすれば、ボーカルを残してくれたことが何よりもうれしい。
RINИEという楽曲の思いもしなかった新たな一面を見せてくれてありがとうございます。

さて、そんな輪廻の鴉。パッと聴きの印象だと、RINИEがいる中お構いなしに暴れ回る鴉という感じがあるかもしれない。しかし、ちゃんと聴くとしっかりL.E.D.-GサウンドナイズされたRINИEなのでわりとびっくりする。ゲームセンターでは聞き取りづらい音も、アルティメットモバイルでじっくり聴いてほしい。
そしてよくよく聴くと鴉がRINИEをいい感じに盛り上げつつちゃんと自分も暴れます!という感じがある。良い……。以前の記事ではイオ・ロア VS Ⅸ籠ってコト!?みたいなことを書いたが、共闘かもしれない。

そんなこんなでこの曲が最も本領を発揮するのは、やはり鴉の実家であるbeatmania ⅡDXだと思う。
輪廻の鴉、デケェ音で聴くとめっちゃノれる!音がデカいと攻撃力が上がる。足元に重く響きまくるベースがたまらん。健康になっちまう~~~~。
さすがはbeatmaniaⅡDXを代表するコンポーザー二人が関わっている曲だけある。ビートマニアツーディーエックスの輪廻の鴉、あまりにもよすぎる……!!!!
ポップンミュージックの輪廻の鴉は少々声が小さいが、譜面がたまらなくおもしろい。全レベル、なんならバトルの譜面もおもしろい。好きすぎる。譜面のおもしろさに関しては個人差があると思うが、私は結婚を前提に付き合いたいぐらいには好きです。ぜひやってみてください。そしてリザルトください。人が輪廻の鴉をやっているところを見るだけで、うれしいため。

◆結局輪廻の鴉って何?

わかりません。

なんでRINИEと鴉を混ぜましょう!という話になったのか、一体何がどうなって誕生したのか、オタクには何もわからない。想像すらできない。たぶん一生わからないので、将来「結局輪廻の鴉ってなんだったんですか!?」と言いながら死ぬ可能性がある。
本当に輪廻の鴉の存在がわからない。何……??
ただ、輪廻の鴉が何なのかはわからなくても、私にとって愛すべき一曲であることは間違いない。もともと人生の最推しと言って差し支えないレベルでイオ・ロアのことを追いかけまわしているという前提があるにせよ、輪廻の鴉のことも聴けば聴くほど・遊べば遊ぶほど・考えれば考えるほど味が出てきて、いいところがたくさん見つかって、どんどん好きになっていった。
そして輪廻の鴉がきっかけでものの見事に永久少年にハマりました。有識者にいろいろ教えてもらったところ、Ⅸ籠めっちゃ好きなタイプの子でした。Ⅸ籠のこと「かわいい~~」って言ったのでもうダメです。かっこいい系の男キャラに「かわいい」って言い出したら終わり。

◆まとめ

終始何のまとまりもないオタク大暴れ記事ではありましたが、少しでも輪廻の鴉の魅力が伝わりましたら幸いです。
ぜひビートマニアツーディーエックスで、ポップンミュージックで、輪廻の鴉とRINИEと鴉を遊んでください。よろしくお願いいたします。